5月23日(日) 毎年恒例の街頭募金が実施されました。
募金活動の場所は、JR王子駅・東十条駅・赤羽駅・十条駅の四ヶ所です。
この行事は昭和30年代中頃より始まりました。
当時、小田原の「ゆりかご園」という親権者がいない子どもたちを養育する施設がありました。
このゆりかご園に対する金銭的な支援と、もう一つは、「ハンセン病患者」を治療する施設に対して
金銭的援助を行うという目的で募金活動が発起されました。
地域のコトは地域の人・現場の人が一番よく知っているのは当たり前です。
そしてその関係者たちが、国や都市行政に陳情するなど何らかのアクションを起こして、行政が介入
するなど、問題が解決していったハズです。
常住寺の募金も、時代が必要とする、地域で困っている人々が必要とする援助をさせて頂こうと、
支援活動が始まったワケです。
身近な問題に、タイムリーな支援活動を行う。
ですから、当時の募金活動はもの凄く盛り上がっていた事と思われます。
募金活動が始まって40数年が経過しました。
現在では支援先が替わって、「北区社会福祉協議会」に対して全額納金させて頂いて
おります。
募金活動を行う団体は、募金で集まった金銭の中から必要経費をとってかまわないことに
なっていますが、ウチでは募金活動者への昼食代などの支給はしておらず、純然たる奉仕活動
として、現在も頑張っています。
『地域助けあい募金』
これが募金の名称です。社会福祉協議会がネーミングした募金名にならいました。
規模は『赤い羽根募金』『あしなが募金』などと比較にもなりませんが、
①高齢者が孤独な生活や孤独死などをしないように。
②障害を持つ人々が必要とする支援に役立つように。
③子供たちによい生活環境や学習環境を与えられるように支援する活動。
④親権者のいない子どもたちが、きちんと生活できるように援助していく活動の支援。
⑤人々が仲良く交流し、結果として地域の防犯が強化され、道徳的な生活感がある
地域作りに貢献する活動の支援。
地域も人も、良い方向へと進んで行けるようにと願って活動している 『北区社会福祉協議会』 の
活動を、私たち常住寺は支援してまいります。
ご信者方々には、ご奉公ありがとうございました。
また地域の参加者にも、活動ありがとうございました。
合掌。
それも歴史のある御奉公!
お子さんもなされているんですね、凄い経験ですね、将来が楽しみです。随喜いたします。
ありがとうございます。
募金は今後も、継続して活動できるように努めて参ります。
またそのほかに、地元の街を清掃する活動なども考えております。
いま新しい住民がドンドン増えてますので、地域との新しい絆をつくって行きたいと思います。