幸せ。

2019-12-28 11:00:00 | 物語2。
年の瀬が近づいておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
お忙しいことと思います。

私は、日々を過ごしています。
この間、ある男性の歌手のCDを
家族2人と1匹で聴いて過ごしました。
師走の忙しい中、つかの間の
ホッとした時間を持てた次第です。
良い時間だったなぁ。。。








誕生日の牧野が幸せであるように。
そう想って書いた物語です。













それでは、いつものようにいつもの言葉を。












相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。















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幸せ。











日々、色々とあるけれど
幸せはいつもそばにある。
大切なあの人の言葉が
感じられる。
そんな日があること。

思いがけないメール。
忙しいあなたからの言葉は
嬉しい知らせ。
半ばあきらめてたから、
幸せな気持ちが一杯に。

愛しい人の笑顔が、
待ち合わせ場所に現れる。
笑顔を一心に受けて、
あたしの心には幸せが満ちてくる。

あなたの隣に居れる幸せ。
こうして出会えたこと。
嬉しくて微笑んでしまうあたし。
エスコートされて歩き出す。

どこへ行くのと尋ねると、
ニッコリ笑って秘密と。

歩いて向かった先は、
なんと不動産屋。
その途中でカフェに入って、
封筒を渡された。

「実はもう、3つに候補は絞ってる。
あとは、牧野が気に入った所に。」

あたしは、びっくりしつつも
話についていく。

「なんで、マンション?」
「あれ?一軒家が良かった?」
「そうじゃなくて。」
「セキュリティの事考えて、
マンション。」
「誰が住むのよ。」
「俺と牧野だよ。」
「結婚もしてないのに!」
「もちろん、結婚してから。」
「へ?」

美作さんは、まあ落ち着けと
あたしの頭をポンポンとした。

「それから、言っとくけど。」
「けど?」
「住むのは、イギリスだから。」
「どういうこと。」

美作さんは話す。

「1月から、イギリスに赴任すること。
俺的に、遠距離は無理。
牧野に付いてきて欲しい。
もちろん、美作のイギリス支社でも
働いてもいい。

で、これって、プロポーズなんだけど。
牧野どうする?」

「どうするって、あたしがついていって
邪魔にならない?」
「絶対にならない。俺は、牧野がいるから
頑張れるんだよ。」

そう言って、笑って左手の薬指に、
宝石店の前で、綺麗ねぇと独り言を言った
その指輪がはめられた。

「これ!」
「婚約指輪。受け取ってくれる?」

「はい。。。」
「良かった。受け取ってくれて。」

はっとして、美作さんの顔をみると、
そこには、心底ホッとしたというような
表情で座ってた。

プロポーズは、良いレストランでと
思ってたんだけど、引き継ぎに時間がかかって、
どうしようもならなかったと苦笑する美作さん。

そうなんだと言いながら、あたしは
必死にマンションの情報を読んでいた。
で、一枚の紙を差し出す。

「俺も、ここが良いと思ってた。」

忙しくなるぞと言いながらも、
笑顔の彼にホッとするあたし。

「幸せかも。。。」

つぶやくあたしの言葉に、

「俺もだよ。」

と、微笑って言った。




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ハッピーバースディ、牧野つくしさん☆




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