レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新作ディープ(?改)「どの部屋から探す?2」

2010-09-15 23:27:11 | 小説
新作ディープ(?改)「どの部屋から探す?2」

グーさん以外に最初の方は保管済みです。
 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
  

 「ポーチとか持ってないわよね?」
 「ないみたいだけど?」
 アユメの質問に、
 ホウセイが
もとめの遺体の周りや部屋を見まわして答える。
 「じゃあ、
 鍵は207号室にあるんじゃないかしら?
 男子と違って、
 ポケットがない服多いし、
 あっても入れないわよねえ」
 「そう言えばそうね。
 それに、
 この服ポケットないわよ」
 「ああ、よかった」
 ホウセイがため息をつく。
 「じゃあ、207号室行くか?」
 おちたが言うと、
 「もとめ先生の部屋は1階だから、
 俺がマスターキー持ってるんだから、
直接行った方が早いだろう。
 もとめ先生の部屋に誰か隠れているなら、
 ここから、
 部屋の鍵を持ち出したか、
 207号室からとってきたワケにしろ、
 鍵は犯人が持ってるはずだからな!」
 くそたが他の生徒が考えてなかったことを言うと、
 「くそたくんって、頭いいのね」

 アユメがおだて、皆も頷く。
 くそたたちは、
 くそたを先頭に
もとめの部屋である106号室に向かった。
 
 
 木太郎は106号室の前に行くと、
 懲りずに、
 その部屋のドアの耳をあてた。
 「静かだな?いないんじゃないか?」
 「よし、代われ、開けるぞ!」
 くそたが106号室の鍵がかかっていることを
確認すると、
マスターキーを使って、
鍵を開けた。
(続く)


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