レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

エスカレーター改改「横取りガキと強欲ババアと頑固なチンケおじさん」

2010-09-15 00:41:59 | 小説
エスカレーター改改「横取りガキと強欲ババアと頑固なチンケおじさん」

第一話は下記から始まります。

 エスカレーター改「上り」


 「なんで、そうなるの?」
 強欲ババアが!
 「にいちゃーん、間違ってるよ!」
 なんだと!
 横取りガキのクセに!
 「俺はもうすってんてんだ!
 金の分け前なら、
 うせてからゆっくりとやってくれ。
 俺は一円もいらねえからな」
 おじさんも頑固者だな。
 すってんてんって、
 今日の飯どうすんだよ!
 「じゃあ、全部、僕がいただきます」
 こうなったら、
 とりあえず独り占めだ!
 それから返しに来よう!
 「君は泥棒!」
 「にいちゃーん、
 僕のお金返してよ!」
 クソババアも横取りババアも
 うるさい!
 「金はもう払った!
 うせるって約束だろう!」
 そうだ!この手だ!
 「はい。約束しました。
 でも、破りますよ!」
 「なんだと!」
 「ここで貰ったんだから、
 ここで分け前を決めます」
 これだ!
 頑固者には屁理屈だ!
 「おめえな!
 約束を破って、
 ただで済むと思ってのか?」
 いいぞ!
 元気が出てきたじゃないか?
 「君、このジイちゃん、ほっといて、
 下で話し合いしましょう!」
 「にいちゃーん、そうしようよ!」
 クソババアも横取りガキも、
 勘づいたな!
 「僕はここで決めます!」
 「おめえな!」
 「君ねえ!
 下にまず行くのよ!
 約束は約束!」
 「にいちゃーん!
 約束を破ったら罰金だよ!」
 横取りガキのクセに、
 生意気なこと言うな!
 何が罰金だ!
 「僕はここで分け前をもらいます」
 「てめえな!
 話しが違うだろ!」
 いいぞ、頑固なチンケおじさん!
 俺を責めるんだ!
にほんブログ村 小説ブログ コメディー小説へにほんブログ村

サクラナ外伝「夢?涙石はどこに?」

2010-09-15 00:31:56 | 小説
サクラナ外伝「夢?涙石はどこに?」

 「おー!そうだす!
 あららー」
 あおむは起き上がろうとしたが、
左腕に点滴の針が刺さっていた。
 そこへ、
 「あら、あおくん、何やったんの!
 再検査まで寝てないとダメでしょう」

 ちょうどあおむの病室にやってきたサクラナが
あおむを叱りつけるように言う。
 「あのだすなあ?
 涙石をだすなあ」
 「涙石?
 あー、まだ、揃ってなかったのよね」
 「違うんだすよ。 
 残りを女の子か貰ってだすなあ。
 ウメナのパパがだすなあ。
 だば、ウメナも気がついてだすなあ。
 先生を呼びに行って、あらあ?」
 「もう、夢の話しはいいから、
検査が終わるまで寝てなさい」
 あおむのとんちんかんな話しを聞いた
サクラナは起き上がろう
するあおむを寝かしつけたのだった。
(続く)

第??弾「サルーラの蒼き仮面」第二章110

2010-09-15 00:27:41 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」第二章110

 すると、
 アニーは、
 「そうか!
 サルーラという学者に会うか、
 残りの本さえ読めれば、
 瞬間移動の方法がわかるわけなんだな」
とつぶやいたのだったが、
 「はい、そうです」

 タコハチは自分に問いかけられたのだ
と思ってそう答えたのだった。
 「アニー、
 だったらさあ、
 この学者さんに、
 読めたところだけを、
 僕たちにもわかるように
まとめて書いてもらって、
 残りの本を持って、
 読める人間に読んでもらうのが、
 そのサルーラとかいう人を探すよりも
早いんじゃないかな」
 ウトーも
アニーの意図に気づいてそう言うと、
 アニーはタコハチに、
 「おい、えーと」
 「タコハチです」
 「あー、悪いが、
今まで読んだ部分のまとめを
俺たちにも読めるように簡単にまとめてくれ」    

 指示したのだった。
 「おい、学者、早くな」
 横からカマキリ鳥が何故か口を出したのだった。
(続く)

カミサン伝説20「ハッピー編」194

2010-09-15 00:11:48 | 小説
カミサン伝説20「ハッピー編」194

 最初は以下隠し部屋から始まります。

 カミサン伝説20「ハッピー編」改1

 そして、
 冬子の頼みで、
 冬子を含めて冬子の姉を除く、
松波家側の従兄弟7人が協力してくれて
血液の検査をしたが、
HLA型はやはり一致しなかった。
 しかし、
 検査の結果、
冬子の型がハルカの型とはかなり近いことが判明した。
 そのため、
 冬子は
兄夏夫に検査の依頼のお願いをしよう
としたところ、
 兄夏夫の方が、
 「最近、
 うちの奴の話だと、
 ばあちゃんの昔の知り合いだとか言って、
よく親子らしい女と男が
よく来るらしいんだが、
おまえ知ってるか?」

 ハルカの母と春男の見舞いのことで
先に話しをしてきたのだった。
 さらに兄の夏男は、
 「うちのが言うには、
女の方がどこかばあちゃんに似ているとのことだが、
まさか例のババアじゃないだろうな」
と 
 ハルカの母親のことをババア呼ばわりし、
何か機嫌が悪い様子だったので、
 冬子は、
 思わず知らないと答え、
検査の話しもできなかったのだった。
(続く)