里山人雑記

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2020年05月24日 22時53分38秒 | Field Note<観察>
鳥撮り用のカメラに挿しっ放しになっていたXQDカードを久々に取り出し、読み込んでみました。
ひと月以上前に撮った写真がいくつも出てきました。こんなに撮ってたんかい。あー…鳥撮り行きたいゼ!笑

気を取り直して、今日はその中の1枚を。

ハシボソガラス Corvus corone
カラスを見ると、ハシブト?ハシボソ?気になりますよね。
…え?なりません??笑

外見からハシブトガラスとハシボソガラスを見分けるのであれば、嘴の先からおでこにかけての輪郭線が滑らかかどうかなどで見分けます。うん、文が下手すぎてわかりませんね。なんのこっちゃ(笑)
まあ、参考程度にしかならないこともありますのでわかんなくてもOKです。というのが、2種の中間的な特徴を持つ個体もいたりするから…
鳴き方とか、その他行動とか含めて同定した方がいいんじゃないかー?と個人的には思います。

あ、そうそう、カラスは漢字で「烏」と書きます。
字は「鳥」によく似ていますね。違い、わかりますか??
そういえば、烏口骨(うこうこつ)にもこの字があてられています。
どうして「鳥」じゃなくて「烏」をあてたんでしょう。音ありきだったのかな…?
ご存知の方いらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。

ところで、烏口骨ってなに?と思われた方は調べてみてください。
鳥類を象徴する骨とも言えるものですが、実は、鳥の骨だから「烏口骨」という名前になったのではなく、形が鳥のくちばしに似ていたから「烏口骨」になったんだとか。
偶然とはいえおもしろいですね。

カラスってあらゆる面で興味深いですけど、やっぱり強調しておきたいのは行動なんです。行動!笑
捕食行動とか有名ですね。カレドニアガラスとかハワイガラスとか、論文読んでてとても楽しいですよ。例えばカレドニアガラス、「木の中に住んでる虫を引っ張り出して食べる」行動がよく取り上げられますが、実はその前段階もすごいんですよね。パンタナスって植物の一部を切り取って、先っぽを鉤状に曲げて、フックみたいな道具的な何かを作ってからその行動に入るんです。つくってるんですよ。落ちてたものを拾うならまだしも、ちぎって曲げて…実に興味深いですね。
えーっと、論文の名前なんだっけ。今度探して書き足しときます。出展は必要ですよね…笑

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ありがたいことに、どうやら最近はとても若い世代にも見てくれている人がいるようです。ありがたやー。いやまじでありがとうございますお楽しみに。
さて、そんなこんなで既出の話題もまたちょいちょい出てくるかもしれません。昔から見に来てくださっている常連のみなさまも、あたたかい目で見守っていただけると幸いです。常連のみなさまもありがたやーありがとうございます。今後ともよろしくです。