里山人雑記

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囀るオオヨシキリ - Acrocephalus orientalis

2020年05月30日 23時34分37秒 | Field Note<観察>
YouTube側の高画質処理はまだ終わっておりませんが…
新しい映像をつくりましたのでアップしました。一定時間たてば、高画質(1080p)でも再生できるようになるはずです。
ぜひ、画面右下の歯車マークをクリックし、画質を1080pに設定してからご覧ください。あ、でもデータ使用料にはご注意を。
画質が悪い場合は、少し時間を置いて再度お越しください。

オオヨシキリ Acrocephalus orientalis
映像は、ヨシ原でさえずるオオヨシキリです。
最初から最後まで、ほぼ囀っています。
バックグラウンドでは、ウグイスなども鳴いていますね。

オオヨシキリは、主に初夏の頃に日本に渡って来て繁殖する鳥で、一夫多妻で繁殖することも知られています。
一般的には、ヨシ原と呼ばれるヨシの仲間やオギなどを中心とする植生に依存して生活しています。
ギョギョシギョギョシ…とも聞こえる賑やかな声でさえずるので、見つけるのはけっこう簡単。
しかし、ヨシ原に依存しているが故に、ヨシ原がなくなると…と、一見たくさんいるように見える種でも、特定の環境に強く依存する種は意外と脆いとも言えます。
河川改修などに伴うヨシ原の消失があれば、もろに影響を受けるんじゃないかなぁ…
そういった種が繁殖できる環境は、どうにか残していきたいものです。

Great reed warblers ( Acrocephalus orientalis ) are singing from the beggining to the end of this video.
This species usually visits Japan to breed in summer.

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実は先日、平日のある日が休みだったので、真っ昼間に、散歩ついでに近所のヨシ原で撮ってきました。
マスクをつけたまま炎天下を歩くのは、けっこうきついものがありますね…笑