里山人雑記

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いつぞやのカエル

2020年05月21日 20時55分40秒 | Field Note<観察>
今日もちょろっと昔の写真を漁ってみました。

ニホンアカガエル Rana japonica
これは真冬のある日の水辺で撮影。
気づけばもう夏ですね。
この2個体はオスとメス。この個体は産卵前。おなかがぷくっと膨れていますよね。
カエルの卵、産卵されるまではこの小さな体に収まっていますが、産み落とされたあとにはみるみる水を吸収して、いわゆるゼリーの部分が大きく膨張します。
生物の進化ってすげーもんです。

ちなみに、ヘッドロックををかまされている方がメスです。
ヘッドロックではないですけどね。腕の位置的に。
え?そういう問題じゃない…?
すみません。

うん。生物の行動の擬人化には気を付けなきゃいけませんね。
擬人化とわかった上で見たり聞いたりする分には大して問題ないのですが、生物の行動の擬人化はたびたび因果関係を誤認させます。
行動を論ずるのであれば、行動生態学で言う最適化モデルとか適応度の概念くらいは知っていてほしいし…
…とこの辺も話せば話すほどややこしくなるもので。


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久しぶりにフォトコンテストをチェックしていたら、いくつか気になるものがありました。
そういえば、今年まったく応募してないな…笑
まあ今はまったく心の余裕がないのでたぶん応募しませんが。
鳥用のカメラなんてもうしばらく使っていません。精神的に参ってきますね…