里山人雑記

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黄昏チョウゲンボウ

2019年12月08日 21時35分11秒 | Field Note<観察>
日没間際、双眼鏡を助手席に置きうろうろ。
目的は…まあ、運よく遭遇できればアップします。
そんな中出遭えたのが…

↑黄昏のチョウゲンボウ Falco tinnunculus
後ろの道路を、車が忙しく走っていました。この鳥も、ヒトのすぐ近くで生活を送る生物の1種なのです。

さて、チョウゲンボウという名前、聞きなれない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのチョウゲンボウという鳥は、ハヤブサの仲間の鳥。そのためか飛翔能力も高いようで、ホバリングと呼ばれる飛翔方法で空中の1点に停止し、捕食対象に向かって急降下して捕らえるような狩りをします。
ちなみに、主食は虫など。まあ、スズメなどを食べているところも何度か見たことがあるので、虫だけを食べて生きているわけではなさそうですが…
空中を自在に飛び回る姿は一見の価値ありです。このようなシルエットの鳥を身近な耕作地等でみかけたら、遠目に観察してみてください。
もしそれがチョウゲンボウで、静かにじっと見守ることができれば、そのうちきっと、巧みな狩りを見せてくれるのではないでしょうか。

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近所で観察したい…
新たなフィールドを開拓したい…
衛星写真で見当をつけ、あとは足で稼ぐ。そんな日々です。
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