里山人雑記

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今年も運よく…

2019年12月02日 22時18分56秒 | Field Note<観察>
とあるフィールドを徘徊中、耕作地の中心に巨体を発見。
「でかっ!!」
1人興奮気味に双眼鏡を覗くとそれは…

ヒシクイ Anser fabalis でした。
I was lucky to see them in my hometown. They are rare species here.
こっちで見られるなんて運が良い。基本的にこっちでは越冬しない種で、あまり通過もしないとされているので、見られる機会ってそんなにないのです。
ちなみに、この角度の写真では亜種オオヒシクイにも見えますが、嘴の付け根の段差や、嘴の形、全体のボテっとした雰囲気なども確認できましたので、おそらくヒシクイ。
必ず1個体が首を上げ、周りを確認、そして採餌…という行動を繰り返していました。
見つけた時間帯はもう日没間際で、あたりは暗かった。
しかしそのおかげか、リラックスして採餌を繰り返しており、ワクワクしながらじっくり観察できました。
ところでこの写真よく見てください。右奥に映っている2羽の嘴、ヒシクイとは違いますよね。
なんと…

マガン Anser albifrons でした。
重ねてラッキー。マガンも同じく、こっちではあまり見られない種。飛来しても数個体、いても数日?なイメージ。
マガンは昨年、とある地元の海辺で夕焼けバックに割と近くで観察できたのですが、こうやって採餌する様子を見れたのは嬉しいですね。
ヒシクイよりちょっと小さいですが、それでも他のカモ類と比べると格段に大きいです。
この2種が合計9個体で行動していたので、その存在感はなかなかのものでした。

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さっきとあるSNSを見たんです。そうすると見たような写真が。
どうやら、同じ集団を観察した人が他にもいたようです。
既出か…笑
コメント
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