葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

病院へのお迎え

2004年07月02日 | つれづれ日記
夜中に電話がなる

不安そうな声で

なくなりました・・・・

ぼくは、病院の場所を聞いて
「こらから準備して、すぐ向かいますから」と
何千回も口にした言葉を言う

車を運転して向かっている時は
どーにもならないのは分かっているが
どうしてもいつも、気ばかり早くなる

信号で止まるのがもどかしくて

困っていないか、心配なのである

「こんな遅くにスイマセン」と謝ることも無いのに
お客さんは良くそういう

「私の仕事は葬儀屋なので、夜中でも必要だったらとんできますよ」
「人が一人亡くなってるんですから、夜中もへちまもありませんて」

そういうときなのか、僕のつまらない駄洒落にもお客さんは
安心して笑顔をこぼしてくれる。

亡くなった方の顔を見させてもらって
亡くなった方にご挨拶をする

眠たいのだけれど、仕事の時だけはきちんと目が覚めるから
不思議なものだ。


夜中に仕事をすることもおおいので、
よくよくお酒も飲めないのがこの仕事の少しつらいところだw

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葬儀屋は24時間体制で仕事しています
大手のようにローテーションを組んで休みでも取れるのなら
少しは楽なのですが、ウチみたいな小さな葬儀屋は
そういうわけにもいきません(笑)

でも、だからこそ一人一人のお客さんとつながった
お葬式ができるのかな?とさいきん思います





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