雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

再び、「時流に流されず」

2017-01-10 11:05:19 | つれづれに……

再び、「時流に流されず」
 
回(1/8付)のブログで、新年の心がまえを次のように述べた。

時流に流されず、
言葉を噛みしめ
自分に正直に、
嫌なものは嫌だと言える様な道を歩みたい。
なかなか難しいけど……

 『なかなか難しいけど…』と書いたのは、実は私のブログ、2015.12.09付でも同様のことを書いていたことを踏まえていたのです。
その一文を紹介します。
 

目は嘘をつかない

 
 しっかりと目前のものを見つめ
 矢のように飛んでいく 視線

 決してたじろがず
 凛とした決意と揺るがない自信を持っている

  相手はこの視線に 
 胸のうちのまやかしや
 自信のなさをとらえられて
 後退してしまう

  だが

 孤高の目にも弱点がある
 心だ

  心が曇ってしまえば
 目はたちまち光を失い曇ってしまう 

  心は強い力で目を誘惑する

 目よ! 負けるな

 どんなに心が曇ろうと
 誘惑には負けるな

  嫌いなものは嫌いと
 駄目なものはだめだと言えるように

 嘘つき心には負けるな

   
ともすれば、易きに流れ怠惰に生きてしまう自分自身への戒めとして書いたものですが、
  こうした思いを私はずっと前から抱いて生きてきたように思います。
  高橋佳子(思想家 啓蒙家)さんは著書『新 祈りのみち 至高の対話のために』で
  次のようなことを述べています。

  怠惰に過ごしたことを後悔するよりは
  自分の願いを見出すこのできないことを恐れるべきです。
  失敗を恐れるよりは
  逡巡を恐れることです。

  怠惰に傾くのは 楽を求める人生の避けることのできない原則。
  けれども、自分の願いを発見すれば怠惰は自ずから逃げてゆきます。
  魂の底から
  一心(いっしん)に求めるものを見出すなら
  怠惰は恐れるには足りないものです。
  だから、怠惰は、真に求めるものに目覚めていない魂のしるしなのです。

 
 
  みなさん

  易きに流されず
  怠惰に溺れず
  自分自身の舟と櫂を持って
  生きずらい海の
  羅針盤のない小さな人生航路を
  渡って生きましょう
                (2017.01.10記)

 

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