戦場カメラマンの苦悩と孤独 ② 『ハゲワシと少女』写真の背景 (ハゲワシと少女)
1993年 撮影場所は 内戦の続くスーダン。
1994年撮影者のケビン・カーターはピュリッツァー賞を受賞
内戦の続くスーダンで起きた飢饉の中で、痩せ衰えてうずくまる子どもを撮影した写真。 |
この衝撃的な写真は世界に向けて発信され、
内戦が続き国家的困難の中で困窮する国民を連想させる。
飢饉が続き飢餓が続く状況で、犠牲になるのはいつも弱者である民衆、
なかでも抵抗力がなく大人の加護なしには生きられない子どもが、
猛禽のハゲワシに命を狙われている写真は人々の感情を煽り、
力尽きたように草原にうずくまる痩せた少女の姿に同情心をかきたてられた。
例えば、次のような写真では、
衝撃的ではあるけれどカーターの写真ほど話題にはならなかったでしょう。
写真には説明がないので類推するしかないが、目をそむけたい過酷な写真だ。
一般受けもしないし、報道規定があり一般紙に掲載されることもない。
カーターの写真は、人々の琴線に触れる部分があったのだろう。
『ハゲワシと少女』は何度見ても衝撃的な写真である。
血の匂いもしないし、暴力的な匂いもしない。
存在するのは無抵抗の少女に集まる同情心と、
少女のその後の安否はどうなったのだろうという物語性だ。
やがて、この写真は「報道か人道か」という問題を提起するようになる。
①のブログで「読者の反応」を予告したが、「写真の背景」に変更した。
(つれづれに……心もよう№125) (2020.02.05記)
でも日本の現状を見てどうでしょうか?
私は昨日。生活保護にまつわるコメントを集めて、
blog記事にしましたが・・・・・・・。
一番衝撃だったのは1000円しかなかった女性が
生活保護に頼ったら、なんと断られて売春をして
飢えを凌いだと言って居た事です。。。
国に於けるセーフティネットってなんですか?
報道カメラマンはこの場合。報道の側を選んだの
でしょう。しかし彼は自殺して居ます。
所詮、人の事は人の事なのでは無いでしょうか、、
私も6月か7月には生活保護の申請に行きます。
果たして通るでしょうか?断られたら死ぬしか
ありません。誰も救ってはくれませんからね。
安倍さんがアベノマスクをただで欲しい人に
上げるそうですが。
なんか聞く処に依ると送料が10億円?掛かるそうですね。その10億円を生活保護費に廻せたらどんなにいいか、、安倍さんは生活保護費を10万から7万に削った張本人です。
アベノマスクは破棄でいいのでは・・・・・・・。
なんか関係ない話になりましたが、一言言いた
かったです。済みません。また来ます。。。(๑>◡<๑)
返信メール遅れてすみません。
「生活保護にまつわるコメント集」拝読しました。
改めて、保護行政の対応の悪さに怒りさえ覚えます。
「最低限の生活を保障する」ための制度であるはずの
窓口の行政職員の不勉強と職務に対する理解が何とお粗末なことでしょう。
「所詮、人の事は人の事なのでは無いでしょうか」というkiyasumeさんの言葉に、おかれた環境の中て゛孤立している寂しさと、持って行き場のない憤りを感じています。
中途半端な返信ですみません。
母親が買物するときに少女を置いたわずかの間に撮ったものということでした。
ピュリツァー賞を受賞したケビンカーターは、わずか1カ月後に自殺してしまいました。
なんとも・・・。
全くその通りです。
これらのことも追々ブログアップしますので
お立ち寄りいただければ、幸いに存じます。