七夕の夜。
あいにくの梅雨空は雲が厚く、一片の星も見えない。
むかし、少年だった頃
竹を切ってきて、七夕飾りを作り、短冊に「願い事」を書いて
軒先に飾った。
油性のペンなんてなかった時代だから
里芋の葉っぱに溜まった朝露をとってきて、それで墨をすり
筆で字を書くと字が上手になるといわれていた。
子どものいる家ではどの家でもそんな光景がみられる七夕の夜である。
さて、少年のころ短冊に書いた「願い事」は、何と書いたのか。
これが、いっこうに思いだせない
さやさやと風に揺れる笹の葉の葉ずれの音が
昨日のことのように、記憶の底から湧きあがってくる
と、同時に優しかった母の面影が浮かんでくる。
晴れていれば、夜空には夏の大三角形と呼ばれる三つの明るい星が見えるはず
です。いちばん高いところで輝く星がこと座のペガで、日本名を「織姫星」と
いい、七夕伝説の主役となる星です。
その下を流れる天の川を隔てて、三角形の右下に輝く星が、わし座のアルタイル
で、日本名を「彦星」といい、七夕伝説のもう一人の主役です。
この梅雨空の下では、おそらく星空を見るのは難しいでしょう。
新暦七月七日に織姫と彦星にあえなかったら、旧暦の七夕(八月十六日)
の夜空に期待するのもよい。
昔は、私が子どもの頃は七夕は夏休みの半ばごろ、つまり旧暦で行なわれた
行事なのでむしろ、旧暦の方がよく見えるかもしれない。
あいにくの梅雨空は雲が厚く、一片の星も見えない。
むかし、少年だった頃
竹を切ってきて、七夕飾りを作り、短冊に「願い事」を書いて
軒先に飾った。
油性のペンなんてなかった時代だから
里芋の葉っぱに溜まった朝露をとってきて、それで墨をすり
筆で字を書くと字が上手になるといわれていた。
子どものいる家ではどの家でもそんな光景がみられる七夕の夜である。
さて、少年のころ短冊に書いた「願い事」は、何と書いたのか。
これが、いっこうに思いだせない
さやさやと風に揺れる笹の葉の葉ずれの音が
昨日のことのように、記憶の底から湧きあがってくる
と、同時に優しかった母の面影が浮かんでくる。
晴れていれば、夜空には夏の大三角形と呼ばれる三つの明るい星が見えるはず
です。いちばん高いところで輝く星がこと座のペガで、日本名を「織姫星」と
いい、七夕伝説の主役となる星です。
その下を流れる天の川を隔てて、三角形の右下に輝く星が、わし座のアルタイル
で、日本名を「彦星」といい、七夕伝説のもう一人の主役です。
この梅雨空の下では、おそらく星空を見るのは難しいでしょう。
新暦七月七日に織姫と彦星にあえなかったら、旧暦の七夕(八月十六日)
の夜空に期待するのもよい。
昔は、私が子どもの頃は七夕は夏休みの半ばごろ、つまり旧暦で行なわれた
行事なのでむしろ、旧暦の方がよく見えるかもしれない。
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