政務活動費(6) 醜態(しゅうたい)(1)
いささか古いニュースになってしまい申し訳ありませんが、
どうしてもこのことには触れておかなければならないことなのでご理解ください。
2014.8市民オンブズマンが調査対象とした兵庫県議は次の4人です(特定の個人の誹謗中傷を目的としないので、通常匿名扱いにするのですが、あまりにも内容がお粗末であり、メディアに上げられた県議なので、実名で述べます)。
梶谷忠修議長、 加茂忍、岩谷英雄、原吉三の自民党県議だ。
兵庫県議88人全部を調べて4人が調査対象になったわけではありません。
情報開示の求めに応じて提出した議員が9人。
そして、なんとそのうちの4人が収支報告書に不自然な支出があり、調査対象になったということです。
残り79人はどうしたのでしょう。
加茂忍議員の場合(当選5回議長経験あり)
2013、妻と3泊4日の旅行し、調査研究費と称し約58,000を計上。
報告書の添付がないので、「視察」の内容と成果は不明。個人的な旅行ではないか?という質問に、
「僕は狭心症の手術をやっていまして、個人的な仕事は全部家内について行ってもらっているんです。一応診断書の用意もあります」
個人的な仕事って何だろう。だとすれば、政務活動費に計上するのは変でしょう。公務活動費を利用していて、それはないでしょう。
そして、狭心症の手術をした人が、本人のサイトでは、自転車で何10㌔も走ったとか、健康をアピールしていたが、今回の騒動後、削除されたようです。
旅行の目的は?と言う問いにも、「埋もれていく観光資源というのか、文化遺産というのか、人が振り返らない文化遺産というのか、そういうのが目的」。答えになっていませんね。取って付けたような答え。これでは納得できません。
(前回までサブタイトルに連番をつけていましたが、今回から通し番号に改めました)
(つづく) (昨日の風 今日の風№22) 2015.3.3(記)