
遅い時間がなさそうなので行くなら休日。でも土日はなでがあるし、見るならGWかなと。
やっぱり3Dメガネはメガネ使用者には辛いって。鼻が痛いって。
そして作品、ホッタラケレベルは期待してたんだけど…。
これは…これは完全に子供向けだぁ。
小学校低学年以下向け。
遅い時間がないのも納得。
大人目線で見ちゃうと…。
ストーリー、完全に教科書通り。教科書で学べば誰にでも書ける!
変哲なさすぎだよー。
説得力にも欠ける。
自然の怖さを人間が認識して妖怪が復活したなら、たぬきを倒す妖怪のモチベーションはなんだったのよっ。
たぬきが勝って、人間に取り付き現在の金欲社会になったのか、金欲社会になったからたぬきが取り付き、そして妖怪がいなくなったのか、ニワトリとタマゴ状態でよくわからんし。
てか、豆富が呼んだから出て来たのはたまたま!?
豆富と達磨がにらめっこしてるうちに200年経ってたのは妖怪の時間感覚が描かれてる感じで面白かったけど、それだけだなー。
豆富も二回だまされただけだし、あいちゃん(だっけ?)の身に何が起こる訳でもないし。
大人も見られるようにするには、否、子供向けだとしても、もっと冒険物語としてエンターテインメント性を持たせるとか、ストーリーをもう二ひねりくらいするとかして欲しいよなー。
これホントに京極夏彦が書いたの? 原作読んでないから原作にどれだけ忠実なのか、キャラだけ使ったのか知らないけど、京極夏彦だから大丈夫だろうと思って原作知らずに見る人にはかなり厳しいね。
そして数々の挿入歌、主題歌、ただのアーティストプロモーションの場にしか思えなかったんだよね。これら使用曲をもっと子供の喜びそうな楽曲にすべきだった。
作品が子供向けなのに、歌は若者向けという、最悪のアンバランス。
3Dも、おーっと思ったのは煙と死神だけで、3Dである必然性も感じなかったなー。
うーん、深田恭子の声がかわいい!! それだけだったかな。この作品は。お馴染みの「手前、豆富小僧。怖いだろ~べろべろべろ~」は一徹のちゃぶ台返しと一緒で一回きりだし。
痛い2400円だった。