密かに応援しているゆっちゃんの初舞台を観るため確実に行ける日曜のチケットを取った。

最寄りは入谷駅。

サイクリングに出るとほぼ毎回訪れるおせんべい屋さん近辺が、地元七夕祭りで賑わってた。

近くの路地に劇場はあった。長年に渡り近辺はよく通ったが劇場があったのは知らなかった。

地下に降りると小規模だが立派な劇場が。案内され、受付を済ませ物販ロビーを通りすぎ場内へ。
物販にいてファン数人と話してたのさあやだったか。ちゃんと確認しなかった。
場内はまだどの席も選べる状態。最終的にはほぼ埋まった。
前三列がフラットで、四列目から段差がつく。自分は六列目かな、最下手に陣取った。
B班の細身の子が舞台際下手に立ち案内していた。声案内の合間、ぶつぶつ小声でセリフ練習? したり体でリズム取ったりしてるのが印象的だった。
上演間際にはこの子と同じB班の男子が舞台に上がり、前説。注意事項や拍手の練習などをして、14:00ちょい過ぎ、いよいよ舞台開演へ。
現在の上野の立ち呑み屋から物語は始まる。
同郷の若者と意気投合した主人公が、東京に出るまでの物語を語り始める。
暗転し、舞台は70年の大阪の立ち呑み屋へ。
このセットチェンジを行うのはB班か、暗い中でありながら、セットチェンジの度にBGに合わせてステップ踏みながらだったり、優雅にだったりチェンジする様は凝っているなと思った。
幼馴染み4人組を中心に立ち呑み屋常連の女性保険外交員の先輩後輩、女性劇団員の二人組、テレビ販売員(?)の男女コンビ、4人組の元先生、4人組の家族である商店街の親父たちや妹、恋する建設作業員とその後輩、常連の謎の教授らが入れ替わり立ち替わり物語りを展開してゆき、まったく飽きさせない。あっという間の休憩なし2時間だった。
それぞれの物語が起承転結していく様が心地よかったし、どの展開も興味深く、引き込まれた。特に先生の言動が意味深で、最後にはぶはっとなったし、納得いった。
やっぱり生の芝居は熱くていい。どの役者さんからも存分に熱い魂が感じられた。
きっかけないとなかなか観に行く機会ないけど、やっぱり生の芝居はいいな~と思った。
大本命、ゆっちゃんのお芝居。すごくよかったと思う。
数年に渡りオスカーの演技レッスンでしっかり下地を作った上で、今回の作品に参加したことがうかがえた。
3人の幼馴染み男子の中で主人公テツに恋心を寄せていることが、最初の方からしっかり伝わってきた。
セリフのない場面での所作や表情もしっかり出来てたし、初舞台、充分合格点だったと思う。
全員集合してのダンスシーンなどはもっと弾けてもよかった気もするが、そこは経験だろう。
ルックス的にはそれはそれは美しかった。マドンナ役に申し分なし。
最後の現代シーンでマドンナを表して色白で笑うとエクボが出来る子とまさにゆっちゃんを現す表現してたけど、B班のさあやの時はどんな表現なのか、気になった。
衣装も昭和な感じのロングスカート、ジーンズの履きこなし、オレンジの派手なワンピースなどなどどれも似合ってた。何よりそんないっぱい衣装チェンジあると思ってなかったのでファンとしては嬉しかった。
また、建築現場チームに団扇で煽られちやほやされるシーンも、立ち呑み屋なので座り飲み禁止なのに、特別に店主に許されビール箱に座って三ツ矢サイダーを飲むシーンも、ペーロン祭の練習にテツがバクれてものすごく怒ってたシーンも、テツに抱きつくシーンも、すべてが下手で行われたので下手陣取って大正解だった。まぁその分、横顔だったり、肩越しだったりしたんだけど、近い方が嬉しい。
やっぱり誰かのファンになると、その分自分の経験値も増えていいものだな~と思った。
立ち呑みパラダイス、ホント面白かったです。ありがとうございました。