「パルサーカノンを弾き返すあの怪物体、いったい何だっ!!」
子供の頃から憧れ続け、いまだに大好きなのがキャプテンハーロックとアルカディア号。そのハーロックと初めて出会ったのが「宇宙海賊キャプテンハーロック」。衝撃的なかっこよさでした。あの時分、ハーロックのくねくね人形が流通していて、自分も持っていました。今思えばださい人形だったのかもしれませんが、当時は宝物でした。あの当時はコスモウイングもボレットも大好きで、おもちゃも欲しかったでのすが、僕が持っていたのは足にマグネットが付いていて、カプセルの中で浮くようになっていたミクロマンよりも小さな人形でした。しかもハーロックじゃなく台羽でした。
内容の方も、だらけきった地球、首相など強烈なインパクトでした。このまま行くと、現実世界もああなりそうで怖いです。
ヤッタラン副長が作成していたアルカディア号のプラモデル、欲しかったです。それ以来ずっとカッコいいアルカディア号のプラモデルを求めてましたが、当時はアルカディア号のかっこよさを表現出来たプラモデルはなかったですね。数年後に700円くらいのアルカディア号に巡り会いましたがこれもいまいち。さらに月日が経ち、無限軌道SSXの時にドクロのアルカディア号のプラモデルが出て、これはなかなかよかったですが、やっぱり自分にとってアルカディア号といえば青い方です。中学生になっても、高校生になっても、ずっとかっこいいアルカディア号のプラモデル登場を望み続けてました。そして数年前、超合金魂ブームに乗って新世紀合金アルカディア号が出ました。でもやっぱりドクロの方です。けどもちろん購入しました。重量感があってめちゃめちゃかっこよかったです。アルカディア号こそ男の船だとつくづく思いました。これで青いアルカディア号も出れば完璧なのに…と思いました。それからどのぐらいして青バージョンが発売されたのかわかりませんが、僕はつい先日、青が出ていることを知りました。迷わず購入です! あーカッコイイ!! これこそ僕が求めていたアルカディア号です! でも今こうしてドクロと青をまじまじと比較してみると青の方がテレビシリーズで動かさなければならない分、線がシンプルなんですね。あーでもいいんです。コスモウイングもラムも付いてる! エンジンもアニメバージョンの輝き! 本当にすばらしい出来です。
ハーロックは「宇宙海賊」の後、映画版スリーナインにも登場しました。これがまたカッコイイ。「おやじ、ミルク」はもうマネしまくりました。映画を見てからもう何年も経った中学時代、林間学校で毛布を頭からかぶり「人は俺を呼ぶ??」と歌いながら宿舎を徘徊し「おやじ、ミルク」と言って友人にグイグイ飲ませるマネをしたものです。「さよなら銀河鉄道999」でアルカディア号の外に出て、攻撃を受け血を一筋流しながらも不適な笑みを浮かべて舵を取るハーロックにはしびれました。
ハーロックとアルカディア号は永遠の憧れです。