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パルパイヨ亭気分。

四銃士が周囲を気にせず語り合ったパルパイヨ亭で語る気分で。

夢の2勝!!

2019年01月26日 | テニス
全豪OPテニス2019女子シングルスファイナルは大坂なおみが7-6,5-7,6-4でクビドバを降し優勝した。

ヴィッキーズのネット中継見てたのでセカンドセットは見てなかったが、その間チャンピオンシップポイントを逃して精神的ダメージが懸念されたようで…でもファイナルセットはそれをまったく感じさせない力強いテニスだった。

現在女子テニス界においては絶対的女王がいないとはいえ、グランドスラムで連勝、世界ランキング1位はやはり信じ難い快挙だ。
グランドスラムの2週間を最終日まで戦い抜ける体力、精神力は本当に素晴らしい。

ここまで来たら、ウインブルドンン、ローランギャロスでの優勝にも期待したい。

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歓喜、大坂グランドスラムV!

2018年09月09日 | テニス
USオープンファイナルは大坂なおみが元女王セリーナ・ウィリアムズを6-2,6-4のストレートで降し優勝を果たした。
とんでもない偉業だ。偉業だが、感慨はいまいちない。
今でもベテランのセリーナが君臨し、若手に圧倒的女王がいない状況もあるけど、やっぱり…

長らく、日本女子の課題はサーブ力だった。欧米の選手と一般的に体格で劣る日本人の体からは物理的にビッグザーブが生まれない。だから杉山のスライスサーブのように、技で逃げるしかなく、そうだと上位戦はキープが簡単ではない。
しかし、縄文弥生型日本人にはない体躯を誇る大坂にはビッグサーブが打てる。そしてその体躯は従来の縄文弥生型日本人よりスタミナも蓄え易いだろう。
これに日本の経済力が加わればテニス界で上位進出は難しくないように思う。
実際、これまでに数々の元1位や上位プレーヤーを敗った実績があり、グランドスラム優勝はあり得ない話しではなかった。

大坂の優勝は偉業だ。しかし、体躯で劣る縄文弥生型日本人が欧米人にストローク戦で粘って粘って苦戦しながら優勝する様が本当は見たかったし、今でも見たい。

大坂は日本登録選手だが、縄文弥生型日本人とは違う。これをどう見たらいいのか…
「日本人」の概念は今となっては、否、昔からそうだろうが、国籍が日本にあるかどうかだろう。体躯は問題じゃない。
だから大坂の優勝は日本人初の偉業だし、歴史にも残る。
うん、それはそれでいい。
でもやっぱりいつかは縄文弥生型日本人が欧米体型選手を敗ってのグランドスラムVは見てみたい。

大坂より早く、日本人にグランドスラムVの夢を見せてくれた錦織は怪我と戦っているうちに年齢を重ねてしまった。
それでも男子のグランドスラムVもぜひ見たい。錦織が達成してくれないと、生きてるうちに見るのは難しいかな…

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土居、ベスト8逃す。

2016年07月04日 | テニス
今や日本女子テニス界のエース、土居のウインブルドンベスト8を賭けた戦いが地上波生中継されるのでリアルタイム観戦した。
相手はランキング4位にして第4シードのケルバーというサウスポー対決。
ケルバーは上位ランカーにしてはサーブに威力がなく、簡単にブレイク出来るように見える。
実際、土居も何度となくチャンスを掴んだ。
しかし解説の森上が100回くらい言ってたようにケルバーのフットワークの良さ、驚異的だ。
土居のショット、間違いなくウイナーだろう、もし返せたとしてもアウトだ。というショットを返し、一体ケルバーは何度ウイナーを奪ったのだろう。これでは精神力も削られる。
結局、終盤セットを跨いで7ゲームを連取され…でも、そのままは終らず、開き直りとも思えるゲーム展開でセカンドセット、マッチポイントをしのぎ1ゲームをキープしたのは立派だった。

結果は3-6.1-6のストレート負けでベスト8は逃したが、4大大会で二週目に進んだのは大きな経験となったはずだ。
今後、五輪、USオープンとさらなる活躍に期待したい。

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これは夢か? いや、現実だ!!!!

2014年09月07日 | テニス
USオープン、男子シングルスセミファイナルは錦織がセットカウント3-1でランキング1位ノバク・ジョコビッチを降した。
残念ながらニュース映像しか見てないけど、最後ジョコビッチのサービスゲームを破って、しかもストローク戦の末、相手のミスを誘って勝つなんて、う~む、強い。
まさか生きてるうちに本当にフラッシング・メドウ、ファイナルの舞台に日本人が立つ日が来ようとは…
だがしかし、経済格差?が高まった今、四大大会の中継はウインブルドン以外地上波では見られないんだよね…
本当に地上波でやらないのかな…
ともあれ、
今後も充分チャンスはあるだろうが、ぜひこの機会に日本人初のグランドスラム優勝を成し遂げて欲しい。


以下は自分の記事による錦織くんの話題まとめ(にわかじゃないアピール笑)

☆なんか、今日一日手のひらが痛い!! と思ってたら、昨日有明で拍手しまくってたからだ…拍手性打撲だ…。
ワールドグループ復帰は錦織がストレートで決めてくれた。たのもしい。
〈2011.9.18〉

☆錦織くんがついにシングルランキング30位まで来たね。ケガさえなければもっと速く…今後もケガさえなければトップ10も夢じゃないんだろうな…夢のトップ10選手の誕生、ぜひ見てみたいね。
〈2011.10.17〉

☆しかし、ランキング1位を破っての準優勝は充分快挙だし、ランキングもついに20位代に上がり、10位以内が現実味をおびてきた。
日本男子のトップ10プレーヤーは誕生するのか、その先に日本人男子の4大大会優勝者が現れるのか。こういう期待を持たせてくれるだけでもすごいことだし、近い将来実現してくれると信じたい。
〈2011.11.7〉

☆明日は錦織くん対アンディ・マレーの試合、NHKで生中継するんだね!
全豪の地上波生中継なんて10年以上?20年以上振り?
もはや錦織くんは4大大会ストレートインプレーヤー、しかも2週目が期待出来るランキングプレーヤーなんだから全仏も全米も地上波復活して欲しい。
〈2012.1.24〉

☆昨日の段階で、まさか日本男子選手がジャパンオープンの決勝に進出する日が来るなんて…と思ったけど、まさか日本男子が優勝する日が自分の生きてるうちに来ようとは! もちろん錦織くんのテニスは今までの日本男子とは格が違うから現実的ではあったけど。まぁしかし、ビッグサーバー相手によく粘ってセカンドサーブでポイント稼いだわ。
〈2012.10.7〉

☆ファイナルセット第4ゲームを決めた、修造さんも度肝を抜かれたリターンエース、すごかった~。ラオニッチのファーストサーブをついに攻略したね、感動的だった。
しかしホントにトップ10、4大大会優勝が現実的になって来るなー。
こんな夢のある選手が男子テニス界に現れるなんて…生きててよかったーと思う瞬間だね。
〈2012.10.8〉

☆かつて「ケイはいつかトップ10に入る選手だ」と対戦したトッププレーヤーがよく言っていたが、これがリップサービスでなかったことは錦織のテニスを見ればすぐわかった。
だからいずれフェデラーを倒し、いずれトップ10に入るとは思っていたが、現実に勝つ姿が見られるとはねー。
トップ10、そして4大大会優勝の夢もホントに見せてくれそうだなー、楽しみ。
〈2013.5.10〉

トップ5と互角に戦った上で勝てるテニス。日本人男子のトップ5入りがホントに現実に近づいてるんだなぁ。
〈2014.3.28〉

錦織君のレッドクレーでの優勝もびっくりした。日本人がクレーで優勝する日が来るとは。
〈2014.4.28〉

錦織君、ついにTOP10入りの9位かー。
生きてる間に日本男子選手がトップ10入りする日が来ようとは…。
〈2014.5.12〉
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ロジャー、ピート越えならず。

2014年07月07日 | テニス
ウインブルドン2014大会男子シングルス決勝は、第1シード、ノバク・ジョコビッチが第4シード、ロジャー・フェデラーを3-2で降し3年ぶり2度目の優勝。

抜かれても抜かれても果敢にネットを取り、チャンピオンシップポイントをしのいでセットカウント2-2のタイに持ち込んだ時はフェデラーかなと思ったけどな~。ジョコビッチはメディカルタイムアウトも取ったし。
最後ミスで自滅していったのはジョコビッチの方が体力気力充実していたということなのだろうか。

しかしずっとファミリーシートでフェデラーの彼女と紹介され続けてたミルカさんがいつしか結婚して、いつの間にか双子のお嬢さんがあんな大きくなってるんだものなぁ。不思議な気分。

W杯も面白いけど、やっぱりテニスも面白いね。

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これは夢か? いや、現実だ!!!

2013年05月10日 | テニス
錦織が一昨年完敗した王者フェデラーをついに倒した!!

まさか日本人があのフェデラーに勝つ日が来るとは…
夢のようだ。

かつて「ケイはいつかトップ10に入る選手だ」と対戦したトッププレーヤーがよく言っていたが、これがリップサービスでなかったことは錦織のテニスを見ればすぐわかった。
だからいずれフェデラーを倒し、いずれトップ10に入るとは思っていたが、現実に勝つ姿が見られるとはねー。

フェデラーがクレーをそんなに得意としてないにしても、それはクレーを得意とする選手との相対的なものだし、錦織だってクレーは得意じゃないはずだ。
ニュース映像を見るかぎり、フェデラーの調子が悪かったようにも見えず、なんとなく勝ったではなく、実力で勝ったゲームだろう。

トップ10、そして4大大会優勝の夢もホントに見せてくれそうだなー、楽しみ。
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山外、秩父宮妃記念盾目前で逃す!

2012年11月10日 | テニス
全日本テニス選手権女子シングルスファイナルは、高雄が6年振り2度目の優勝を遂げた。

初のファイル進出となった山外は、巨大な壁のように立ちはだかる高雄に粘り強く、攻撃的に戦ったが一歩及ばなかった。
でも日本の女子でサーブを武器に出来る選手は少ないし、ボレーのセンスもあり、気持ちの強さもある。今日のようなもったいない凡ミスを減らしていけば、世界で戦える要素は充分備えていると思う。ぜひ低迷する女子テニス界を盛り上げて行って欲しい。

高雄は怪我を克服しての優勝とのこと。長い戦いだったと思います。優勝おめでとうございます!

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これは夢か? いや、現実だ!!

2012年10月08日 | テニス
テニス、ジャパンオープン。シングルスファイナルをテレ朝の録画ダイジェスト中継で観た。

結果知ってるのに、チャンピオンシップポイントで泣きそうになった。
日本人男子がツアーで、しかも日本の大会で、チャンピオンシップポイントを握る日が来るとは!!
最後、ラオニッチのショットがネットにかかった時は、結果知ってるのに、両手上げてガッツポーズしてしまった。
錦織くん、優勝おめでとう!

いや~まさにトッププレーヤーのテニスだったなー。
ファーストセットタイブレークもいきなり自らのミスでミニブレーク許したのに、まさか挽回してセット取るなんて、すごい精神力だ。ファーストセット第12ゲームのポール回しとか、まさにトッププレーヤーのショットだったし。
ファイナルセット第4ゲームを決めた、修造さんも度肝を抜かれたリターンエース、すごかった~。ライオニッチのファーストサーブをついに攻略したね、感動的だった。

なんで現場にいなかったんだろ。二連覇を狙うなら来年は行かなきゃ。

しかしホントにトップ10、4大大会優勝が現実的になって来るなー。
こんな夢のある選手が男子テニス界に現れるなんて…生きててよかったーと思う瞬間だね。
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錦織、王者に屈す。

2011年11月07日 | テニス
男子テニスツアー、グレード500スイスインドア、バーゼル大会ファイナルは、日本の錦織がランキング4位のロジャー・フェデラーに1-6,3-6で完敗した。

セミファイナルでランキング1位、ノバク・ジョコビッチを破り、ついに王者フェデラーと初対戦した錦織。
コイントスで勝ち錦織にサーブ権を渡したフェデラーに、思惑通りいきなりブレークされる。それでもファーストサーブが決まった最初の3ポイントは連取し、フェデラーに危険という印象は与えたはずだ。
それだけにどん欲にポイントを奪いにきたフェデラーに何度もチャレンジを使わせた。

危険なプレーヤーという印象は与えられたものの、まだ狡猾なフェデラーのプレーを上回ることは出来なかった。
サーブ&ボレー、ジャックナイフボレー、ドロップボレーなど様々な攻めを試みるも、結局フェデラーに真綿で首を締められるように追いつめられていった。

2-5で迎えたセカンドセット第8ゲームの前には黒から黄色の振動止めに切り替え、ベンチを立つ際も気合いのかけ声を上げてコートに戻り、第8ゲームをキープ。第9ゲームでは30-40とブレークポイントを握ったものの、長いラリーからネットに誘い出されパスを打たれて逆にアドパンテージを握られた直後、グランドスマッシュであっさり優勝を決められてしまった。試合時間は1時間12分。

しかし、ランキング1位を破っての準優勝は充分快挙だし、ランキングもついに20位代に上がり、10位以内が現実味をおびてきた。
日本男子のトップ10プレーヤーは誕生するのか、その先に日本人男子の4大大会優勝者が現れるのか。こういう期待を持たせてくれるだけでもすごいことだし、近い将来実現してくれると信じたい。
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東レ2011クオリファイ初日

2011年09月23日 | テニス

あれ、気がつけば2008年以来の東レ? クオリファイが有料になってから初めて来た。
HPのアナウンスだとチケットには申し込みが必要みたいな…仕方ないのでネットでチケット申し込んでセブンで購入したんだけど、ドローもOOPも前日だから、前日に申し込んで当日朝、豊洲で発券するというアクロバティックなチケット入手となった。豊洲のセブン、事前に地図では確認したけど、駅テキトーにいつもと違う出口で出たら目の前に現れて、自分も持ってるなと思った。なお、チケットは会場で普通に当日売ってたね。申し込みうんぬんは前売りの話か。無料時代事前申し込みが必要だったから惑わされたわ。

センターコート、第一試合を観戦。不田涼子が登場するからだ。第三試合の中村藍子の現状も見ておきたかったけど、気力も体力も衰えているので、一試合に絞って昼も用意しなかった。たった1000円で丸一日テニス楽しめるんだけどねー。

昔は年に数回観戦していた不田涼子の試合もタイミングが合わず数年振り。故障復帰してから初かな。再会まで長かったな~。相手は予選15シードが付いている波形純理。


3年前見に来た時はスタンド上方に設置されていたスコアモニターはコートレベルに、サイズもコンパクトになっていた。このモニターでセンターコートはチャレンジ出来るらしいが、見た試合では使われなかった。
チェアアンパイアのラインレフェリーへの絶大な信頼と毅然としたジャッジがもたらしたようにも思えた。
試合はファーストセット、不田が5ゲームを連取。

3ゲーム目を取りガッツポーズの不田。もはや膝のテーピングなしではプレー出来ないのだろうか。

ファーストセット第1ゲーム2ポイント目、ネットに出たところを波形の中ロブで頭を越された。追うかなと思ったけど、見送った。フットワークに自信がないのかな、と思ったけどその後、そんな不安は感じさせなかった。まぁ序盤だったしね。

力強いストロークは健在。

5ゲーム連取も、第7、9ゲームはファーストサーブが決まらず、ブレークゲームで追いつかれる。
ファイブゲームスオールを覚悟したが、第10ゲーム、波形のダブルフォルトを足がかりに攻め、最後はリターンエースでブレークバック。ファーストセットを6-4で先取した。


波形はキレのあるファーストサーブが決まるといい展開になったが、度重なるフットフォルトでリズムに乗り切れなかったか。

セカンドセットも不田が第5ゲームで先にブレーク。しかし、ほとんどファーストサーブが決まらなかった第7ゲーム、3度のデュースのお互い一歩も譲らない展開の中落としてしまう。さらに4-4で迎えた第9ゲームも自らのダブルフォルトなどで2ポイント先取される苦しい展開。しかし強い気持ちの伝わって来るストロークで、最後は2本のウイナーを連続で決めキープ。続く第10ゲーム、強い気持ちがネットにかかったボールをコードインさせ、マッチポイントを握る。が、波形も粘り4度デュースの激闘。最後は不田が強いバックハンドストロークを決め、6-4、6-4。セットカウント2-0で勝利した。

勝利を決めたバックハンドストローク


勝利の瞬間、歓喜の不田


試合終了後、笑顔でサインボールを会場に打ち込む不田。久々に涼子スマイルが見られてよかった。

久々に見た不田涼子の試合。気持ちのこもった力強いストロークは健在で、やっぱり見ていて力が入るし、面白い。魅力のあるテニスだ。まだまだ若いし、再び日本のエースに名乗りをあげて欲しいと思う。ただ、今回2セットだったし、時間も1時間半程度のゲームだった。フルセット、2時間越えのゲームになった時、膝が対応しきれるのかは今日のゲームからはわからなかった。万全の状態になっていることを祈るばかりだ。


ベンチの後ろにあるこのティッシュ。横着して後ろをむかず手を後ろに回して取ろうとしたが、ティッシュを掴めず、仕方なく後ろを向いて取ったシーンがあった。だいぶ大人になったがおちゃめな部分も残ってて嬉しかった。あと、最後勝利の祝福の声援を送ったらこっちの方向を向いて微笑んでくれたのも嬉しかった。

明日は第2コート、第2試合か。どうしようかな…。
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日本、WG復帰は最終日へ持ち越し。

2011年09月18日 | テニス

いつもは大阪で開催される印象のデ杯。今回は有明での開催ということで観戦に出かけた。フェド杯は見慣れた光景だけど、デ杯は初。しかも27年振りワールドグループ復帰のかかった試合。デビスカップワールドグループプレーオフ、日本対インド。
自分は数年前からジュニア育成のためにわずかだが投資をしているので、100名までの無料招待枠があった。開場間際に行ったが、まだ20人くらいしか並んでなく、無事無料観戦出来た。蓋を開けてみれば、観客全体としても、寒い時期の平日の全日本選手権レベルの客数しか入ってなかった。テニス好きな人は東レやジャパンオープンみないにトッププロが出る試合は見に来るが、それ以外の土日は自分の草テニスを優先するためか。それとも決戦は最終日と見越したか。


実際、2戦先勝した日本はダブルスで無理をせず、錦織、添田を温存。伊藤・杉田組に変更してきた。逆にインドは英雄ブパシとボパンナの最強ダブルス、一矢報いる采配だ。

錦織は温存。

試合は5-7,6-3,3-6,6-7(タイブレーク4-7)とセットカウント1-3で日本が敗れたが、激戦となった。

ボパンナ・ブパシ組

ファーストセット第3ゲームを先にブレークされ3-4で迎えた第8ゲーム。ブパシのダブルフォルトでもらったチャンスを生かし、直後に勝負のリターンエース。そのまま勢いで次のポイントをもぎ取り、ブレークバックに成功した。

ポイントを取り気合いを入れる伊藤。

しかし第11ゲームは杉田のファーストが決まらず、最後はダブルフォルとで再びブレークを許し、そのままセットを落とした。

初日に続き奮闘する杉田。

第4セット第4ゲーム。ブパシのセカンドを攻め、先にブレーク。勝負はファイナルセットに待ち込まれるかと思ったが、第9ゲーム。二度のアドバンテージを握られながら粘りに粘ったが、最後セカンドサーブからのラリーでボレーをミスってしまいついにブレークを許す。タイブレークでも最後はボパンナのサーブに押し切られた。

日本は、ファーストサーブが決まるとポイントが取れるのだが、ラリーに持ち込まれるとインドが一枚上手だった。急造ペアとはいえ技が巧みで、決まったと思ったコースの打球も返されたりする。これでは精神的にも追い込まれる。リターンを相手前衛のボディーに返す技もすごかったし、ネットにかかったと思ったボールが、コードボールとなり相手コートギリギリにポトリと落ちるラッキーも二度あった。そんな中でホームということもあるが、伊藤・杉田組は大善戦したと言っていいゲームだったと思う。

最終日のシングルス。一戦目の錦織がワールドグループ復帰を決めるしかなくなった。いや、決めてくれるはずた。やっぱり持ってるんだね、スター選手は。
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トップ10クラスとの差。

2011年06月26日 | テニス
ウインブルドン女子シングルス3回戦は、土居ちゃんがトップ10クラスの実力者レシツキーに敗退。
けど、現段階で出来ることはほぼ出来たんじゃないだろうか。
まぁ、決定的なエース機に決めてればもっとポイントやゲームは取れたかもしれないけど。

多分狙い通り、相手のセカンドサーブからのポイントが取れたみたいだし、ファーストセット、強烈なカウンターショットをあびながらも、セカンドセット序盤にはネットプレーも試みていたし。
大会ナンバーワンサーブに対しても、読めてもブロックしきれない事が体験出来たし、ストローク戦では得意のフォアが通用することもわかった。
サウスポー特有のワイドサーブとセンターの使い分けで、日本人には珍しく、アドサイドではサーブで相手にプレッシャーがかけられる。が、デュースサイドではセンター以外の武器が見当たらなかったので、その辺もまだ伸びしろがあるといえるね。
フットワークも追いつく、あきらめるが中途半端な部分が多かったような気がするので、際どいときに「追いつく」を確実に選択出来るように磨いてほしい。
とにかく収穫の多い対戦だったと思うので是非、今後に生かして欲しいね。

世界でパワー負けしない両手ダブルハンドの森田より、フォアシングルハンドの土居の方がフットワーク的には有利な訳で、日本のエース候補として期待したい。ただ、近年次々エース候補がケガで脱落していってるので、ケガには要注意で。

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カモンが出ました。

2011年06月24日 | テニス
ウインブルドン女子シングルス2回戦、土居対鄭潔。

序盤、ストローク戦の末、結局ポイント取られる展開で、やっぱり格が違うのかなーと思った。
けど、第4ゲームネットプレーでプレッシャーをかけてブレークバックするや、流れを持って行ったね。
土居の取られたポイントは完全に逆突かれたみたいなエースが多かった印象なので、上手さ的にはやはり鄭潔が上なのかなと思うけど、鄭潔は足首を痛めていたみたいだし、コンディションの持っていき方は土居ちゃんの方が上だったってことで、実力で勝ったと言っていいんじゃないかな。
あと、土居ちゃん、相手サーブ、芝のイレギュラーで空振りに近い形でポイント取られたけど、トッププロになるとそのイレギュラーにすらアジャスト出来るみたいな解説が…すごいな、やっぱりトップは。

土居ちゃんはジュニア時代に試合を見てるので思い入れのある選手。
当時はメンタルが弱そう、バックが得意そう、というイメージだったが、今はメンタル強うそうだし、フォアを得意としてるらしい。予選3回戦を勝ち上がり、ついにブレークの時が来たか!?
3回戦の相手は全仏覇者・李娜と目されたがノーシードのレシツキーとの対戦。芝が得意なビッグサーバーらしい。キープでくらいつき、相手のセカンドサーブ時どれだけ仕掛けられるかか。何が起こるかわからない今の女子、土居ちゃんの勝利に期待したい。次勝って、ベスト16にはなって欲しいなー。

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森上、引退。

2009年11月15日 | テニス


森上が引退した。ホントは全日本の初日、駆けつけたい気持ちでいっぱいだった。だが、自分にも戦いはあるし、ファイナル進出を信じて断念した。しかしあっこさんはクォーターファイナルで戦いを終えた。女子シングルスファイナルの日、すでにラケットを置いたあっこさんがコートに現れた。コート上でのウエア、スタンドでのジャージ姿しか見た事ない自分にはちょっとショックな姿だった。「ホントに辞めちゃったんだ」と自覚させられるに充分だった。

自分がテニスに興味を持ち始めるちょっと前、新聞のスポーツ欄の片隅で「森上亜希子 ツアー、○回戦進出」という記事を良く見た。テニスの記事といえば森上の印象だった。名前だけ見て可憐な感じな人を勝手に想像していた。そして8年前からテニス観戦を始め、あの森上をついに生で見た。想像よりずっと力強い印象の選手だった。頼もしい感じ。実際、その後何度となく金星を上げるところを見た。有明であまりいい印象のない杉山より、ずっと頼りになる感じ。そしてすでに世界の杉山だった杉山より、身近に感じられる選手で、平日の全日本センターコートでサインを貰ったりもした。そう、当時の日本のトップ4、杉山、浅越、小畑、森上の中で一番身近な感じだった。それだけに試合を見ていても力が入った。そして勝ってくれた。かっこいい選手だった。

だから、杉山の引退よりも引退の悲しさを身近に感じる。引退セレモニーで中村藍子と抱き合った時はホントに泣きそうになった。

あっこさん、長い間ホントにお疲れさまでした。今まですばらしいテニスを見せてくれてありがとうございました。

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次期エースだ! くるみ!!

2009年11月15日 | テニス

テニス全日本選手権女子シングルスファイナルの観戦に出かけた。新女王誕生の瞬間を観るためだ。
序盤は米村知のペース。ワイド、センターにピンポイントでスライスサーブが決まる。ストローク戦も米村知のペース。奈良のポイントは米村知のミスによるものが目立ち、ファーストセット第3ゲームで先にブレークを許してしまう。ここからどう挽回するのか見物だと思ったが、勝つならフルセットになるかな、とも思った。
だが違った。第8ゲームを相手のミスでブレークすると、第12ゲーム、ウイナーで先にセットポイントを握ると次のポイントでファーストセットをものにした。
セカンドセットは米村知がブレークされた後の第3ゲーム。先にアドバンテージを握りながら奈良に盛り返され、逆アドバンテージを握られた後、線審のアウトの判定をCUが覆しノーカウントに。今日何度目かの抗議をCUにした後、気持ちを立て直して盛り返したが、結局自分のミスで奈良にキープを許す。直後の第4ゲームもブレークを許し、最後はスライス戦を試みたりもしたが、奈良のパワーに押し切られた。

米村知は全日本のタイトルへの思いが強すぎたか、序盤ペースを握りながらも、気負いからかチャンスボールをことごとくミスショット。これが結局ひびいた。ジャッジにも恵まれず、精神的に厳しいゲームとなってしまった感はある。だが、奈良が実力で上回った事も明らかだ。なんといってもここ一番での勝負強さがあった。このポイントは絶対取るという時は気持ちが伝わって来た。取りに行ったポイント、攻めたポイントと言い換えても良いが、これをミスしても納得がいく。納得がいくから次に切り替えが出来るといった好循環が見られた。世界に出て行くためにはサーブなど課題が多い。サーブはほとんどの日本人選手にとって課題となっているが、今日の米村知のようなピンポイントスライスは挑戦する価値はあるのではないだろうか。奈良はいいもの見たと思う。

日本女子のトップクラスを牽引してきた杉山、森上がコートを去った。杉山がいる間に次期エースが育たなかったのは残念だが、今こそ新エース登場が必要な時が来た。伊達ちゃんは別格として、中村藍子か、森田あゆみか、不田涼子か…そして間違いなく奈良くるみも新エースに名乗りを上げた。何度もあんちょこを見返しながら行った、初々しい優勝者スピーチ。紙なんか見なくてもすらすらスピーチ出来る日が近い将来、来るに違いない。くるみ、エースをねらえ!
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