そして今日、クオリファイ三日目。本戦出場決定試合は自分が観戦を始めてからはずっと非公開だったので、伊達ちゃんが仮に来なくても絶対観に行くつもりだった。祝日だから公開するとか言ってたかな? 祝日じゃなきゃ非公開なのか? ともあれ三日目を観戦。初日の予想通りスレボトニクと伊達ちゃんの試合を観ることが出来た。一応、初日より10分ほど早く家を出たが、それでも初日の約2倍の人がすでに並んでいた。伊達ちゃん人気恐るべし。ま、コロシアムはでかいのでそれでも開場後余裕でいつもの二階席に座ることが出来た。
第一試合は予選第1シードWTA25位・スレボトニク対、初日に高雄を敗ったキオザボング。杉山のダブルスパートナーでもあるスレボトニクは長身からのネットプレーなどで圧倒。キオザボングはセンターへのエースやダウンザラインのウイナーなどを何度か見せてくれたが、3-6,3-6で予選敗退となった。

第二試合はWTA41位・アレクサンドラ・ウォズニアク対伊達ちゃん。ファーストセット第1ゲームは伊達ちゃんがウイナーでデュースに追いつき、いきなりブレークするのではないかと思ったけど、最初のアドバンテージをモノにしたウォズニアクがキープ。けど、他の選手に比べパワフルさは一切感じないんだけど、たんたんと、けれど相手を圧迫する感じが伊達ちゃんにはあって、これは圧勝するんじゃないかという雰囲気はあった。とにかくすごいオーラだった。
しかし終わってみれば1-6,1-6で伊達ちゃんが敗れた。とにかくここ一番でことごとくネットにつかまった。ネットにアジャスト出来ないまま終わった印象。よくわからないけど、これがライジングの難しさなんだろうか。結局一度もブレーク出来なかったけど、試合中に様々な試みをしていることは伝わってきたし、今日のコンディションの中での力は出し切ったんじゃないだろうか。中でもセカンドセット第2ゲーム、ウォズニアク40-0からのポイントは左手打ちなどを交えた粘りのラリーからウイナーを決めて会場を沸かせた。

あと一歩でティアⅠ本戦に出場叶わなかった伊達ちゃん。しかし今後がさらに楽しみだ。

予選にも関わらず多くの観客が詰めかけた有明コロシアム。伊達ちゃんは負けたものの、そのプレーは多くの観客を魅了したはずだ。
#個人的には2002年のトヨプリで伊達ちゃんの負傷退場を見ているので、今回何事もなく試合が終わってホっとした。