引き続きボルドー赤ワインのご紹介です。
こちらは、熟成の進んだ1996年ヴィンテージ、ボルドー、ブルゴーニュともに非常に良好な年といえるヴィンテージものの赤ワインのご紹介です
＜ボルドー＞シャトー・クレマン・ピション 1996 750ml ￥3,710（税別）
このシャトーは、左岸のオー・メドック地区に位置し、地区名ワインのブルジョワ級、いわゆるプティシャトーの格付けですが、赤ワインの醸造家として世界的に有名なミッシェル・ロラン氏を顧問に迎え、このところメキメキと頭角を現しており、今後が大いに期待される銘柄でもあります。
甘酸っぱいドライアンズ、赤いベリー、タバコ、スパイスの香、熟成により甘・酸・渋のバランスが整いなめらかな口当り、奥に樽由来のロースト香が感じられます。エレガントさの中にもしっかりとした骨格のある味わいがお楽しみ頂けます。
使用品種：メルロー62%、カベルネ・ソーヴィニヨン33％、カベルネ・フラン5%
今日は、台風の影響で朝からどしゃ降り雨
残念
こういう日は、お店も暇なので逆にお客様とゆっくりお話できるチャンスでもありますから、もしおついでがございましたら、お立ち寄り頂ければ嬉しいです
ワイン、日本酒などの新着アイテムやこれから入荷するオススメ商品のご紹介をさせて頂きます。
さて、試着赤ワインの中から濃厚ボルドーのご紹介です
＜ボルドー＞シャトー・テール・ブランク・ノミエ 2010 750ml ￥2,600（税別）
このシャトーはメルロー種主体のボルドー右岸地域、コートー・ドーブライに位置しますが、カベルネ・ソーヴィニヨン種の栽培に力を入れており、凝縮感のあるメルロー種主体でありながらカベルネＳの持つしっかりとした酸味とタンニン（渋味）が骨格を形成し、非常に肉厚でしっかりとした味わいに仕上がっています。
この「ノミエ」は、パリの三ツ星レストラン「アラン・デュカス」でサービスされる評価の高いワインです。
完熟プラム、黒系ベリー、ヴァニラ、コーヒーなどの香、凝縮した果実味の中に豊かで細やかなタンニンが溶け込み、果実を噛み砕くようなパワフルで飲み応えのある味わいです。
使用品種：メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、12～18ヶ月間樽熟成、新樽、１年樽、2年樽で各1/3使用。
＜ボルドー＞シャトー・ヴィユ・ヴェルド・エピゴーヌ 2010 750ml ￥2,970（税別）
やはり上記と同じボルドー右岸、こちらはサンテ・ミリオンの生産者です。インポーターさんが試飲して即輸入を決めたアイテムだそうですが、私も試飲してフムフムと納得のいく味わいでした
完熟プラムや黒系ベリー主体の凝縮した果実風味に、樽由来のヴァニラ、コーヒーなどの香がアクセント！抜栓したては元気のよいタンニンも時間の経過とともに果実味の中に溶け込み、非常になめらかな口当りになります。メルロー種の比率が高いのですが、まったり感はなくミネラルや適度な酸がメリハリを造り、力強さとエレガントさを兼ね備えた優れアイテム！
使用品種：メルロー90%、カベルネ・フラン10%
