【創作びより】

【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★コピーに数字を入れる

【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★コピーに数字を入れる

 

おはようございます。もうすっかり秋めいてきましたね。

今朝の大阪は、半袖だと「寒っ!」と思うほどでした。

 

さて、今日の「第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること」は、「コピーに数字を入れる」です。

今、すでに何本かコピーを書かれていたり、これからコピーを書かれる場合、コピーに数字を入れることをオススメします。

 

コピーに限らず、企画書を書くときや人前でお話をするときなど、数字を入れると、例えば、打ち合わせのときだと、クライアントが企画書を見て、深くうなづかれたり、スピーチの際には、ピクッと反応されることがよくあります。

 

また、だれかに聞いた数字の話は、ほかの人に伝えたくなることも。

数字には説得力があるなぁとつくづく思います。

例えば、数字が入ったコピーだと、

 

「2年前からおいしくなってた。」(2013年、サントリー なっちゃん)

 

「このソースは、料理だ。

 具が50%。

 キューピー 具のソース」(2013年、キューピー 具のソース)

 

「二の尻あげて、―5歳肌へ。

 新しい、―5歳の着やせパンツ。

 ラブ、エイジング。ワコール」(2013年、ワコール、―5歳の着やせパンツ)

 

「36歳の私が夕方40.4歳になっていたなんて」(2013年、資生堂デーケアレボリューション)

 

「女は7、男は8。体の声に耳を貸す。」(2013年、養命酒製造)

 

「3000万人に会える空」(2013年、スカイツリー)

 

「140 TH つぎの世界を建築中」(2013年、大成建設)

 

「秋の夜長にばらの夢

 140年目の香り維新

夏の肌に打ち水を」(2013年、資生堂)

 

「虫に嫌われつづけて126年」(2011年、大日本除虫菊)

 

「1食1本 

 食べるたびに、脂肪吸収を抑える。」(2011年、サントリーホールディングス)

 

「父の日は、年に1回。

 乳の日は、まいにち!」(2011年、日本ミルクコミュニティ)

 

「具体的に、感謝します

(1年ぶんを、7日間で)」(2011年、東武百貨店)

 

「83年続いた常識、底からくつがえしました」(2011年、パナソニックアイロン)

 

「100年に1度の、元気の見せどこです。」(2010年、大塚製薬オロナミンC)

 

「10万歯力だ。歯のためのガム」(2010年、江崎グリコ)

 

「ことし来なかったら、千三百年、後悔。」(2010年、近畿日本鉄道)

 

「トンネルを23個ぬけてたどりつく蒸溜所から。」(2008年、高橋酒造)

 

「最初に自動車が、100年後にパソコンが、ヒトを動かない生物にした。」(2007年、キューピーマヨネーズ)

 

「地上50mのパノラマは、学歴不問の別世界です。」(2007年、ヘムシー)

 

「今、酸素を買うなんて!と言うあなたは、10年前、水を買うなんて!と言ってたあなた」(2003年、松下電器産業 酸素エアコンkirei)

 

「そよ風、0円。」(2003年、YKKAP)

 

「あなたの一秒は、あなたの人生だ。」(2003年、セイコー)

 

「24時間ドラマ。北海道」(2003年、JRグループ)

 

「安全が商品になる時代が終わりますように。

 0歳の人がいる。80歳の人がいる。

 人生は続く。キューピー」(2002年、キューピー)

 

「牛肉、0パーセント。天丼は、肉をイッサイ使いません。天丼てんや」(2002年、テンコーポレーション)

 

「ユニクロはなぜジーンズを2900円で売ることができるのか」(2000年、ファーストリテイリング)

 

「プレゼントでは、10代に負けられない。西武のバレンタイン」(2000年、西武)

 

「月給50万円だなんてウソついちゃった。ホントは100万円なのに」(2000年、キャッツ)

 

「3分間だけ、白内障になってください。」(2000年、松下電器産業)

 

「ふと、結婚できないと思うことがある。

 女、66.0%。男43.5%」(2000年、オーエムエムジー)

 

コピー年鑑(別冊含む)とADC年鑑に掲載されている一部ですが、数字が入ったコピー、名作が多いですね。

 

今、書いているコピーがあり、なんだかぼんやりしているな……と思ったら、具体的な数字に置き換えてみることをオススメします。

 

または、「○○白書」など、データが掲載されている書籍を見て、使えそうなデータがないか、調べてみるのもオススメです。

 

一般的に知られていないデータで、「へえ〜、そうなんだ」と思えるものだと、広告に興味を持っていただくことができます。

 

ぜひ、「コピーに数字を入れる」。試してみてはいかがでしょうか。

 

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こちらもあわせて、お読みください。

『第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること』

1.  街を歩きながら、コピーを考える

2.  コピーを書く時間を確保する

3.  コピーに使える言葉を集める

4.  「化粧品」のコピーを書く

5.  フレーズを集める

6.  入賞コピーのいい点を書き出す

7.  SKATを読み込む

8.  コピー年鑑を写経する

9.  オノマトペを集める

10.  登場人物を集める

11.  言葉のルールを知る

12.  気づきのあるコピーをためる

13.  哲学する

14.  業界ごとのコピーを集める

15.  業界のキーワードを集める

16.  商品やサービスを徹底的に調べる

17.  予行練習をする

18.  第57回の課題にチャレンジ

19.  協賛企業のコメントを読み込む

20.  文章の決まりごとを学ぶ

21.  「企画意図」の書き方を練習する

22.  中高生部門を参考にする

23.  言葉を置き換える

24.  体調を整える

25.  お気に入りの場所を見つける

26.  タイトルを集める

27.  コピーに数字を入れる

28.  新しい習慣を作る

29.  別の人物になる

30.  辞書を活用する

31.  良質のコピーに触れる

32.  コピーってなんぞや?を考える

33.  メッセージを持つ

34.  大胆になる

35.  PDCAサイクルを回す

36.  Evernoteを活用する

37.  目標を明確にする

38.  スケジュールを立てる

39.  コピーを書く仲間をつくる

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こちらは、コピーライター&絵本作家

大野さとみ(おおのさとみ)の

公式ブログ『創作びより』です。

 

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