【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★大胆になる
おはようございます。今朝の大阪は、かなり涼しいです。
薄手のブラウスにカーディガンを羽織っていますが、夜も冷えると風邪を引きそうです。今日はできるだけ、早めに帰るようにしたいと思います。(って、だれが興味あるねん!って話でしょうが(^^;))
今日の「第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること」は、「大胆になる」です。
宣伝会議賞では、
1.企業が選ぶコピー
2.審査員が選ぶコピー
この二つはちがうとよく言われます。この二つが同じになることが理想だとは思うのですが、やはり、選ぶ視点がちがいます。
「1.企業が選ぶコピー」は、協賛企業の方が決して安くはない協賛金を支払って参加されるので、実際の広告で使用できるコピーを選ばれることが多いようです。
社長の独断ではなく、社内会議で投票して選ばれている企業が多いのではないでしょうか。
一方、「2.審査員が選ぶコピー」は、実際の広告で使用できるかはわからないけれど、宣伝会議賞だからこそ、選ばれるコピーがあります。
例えば、第52回宣伝会議賞でグランプリに輝いた、ゆうちょ銀行のコピー、
「人生の半分は無職です。」
なるほど!と思いましたが、「無職」という言葉はマイナスなイメージをともなうので、実際の広告で使用されることは難しいのでは?と感じました。
けれど、宣伝会議賞は、冒険できる場です。
選ぶ側の審査員も、普段の制作の場では、自分がいいと思ったコピーが通らないもどかしさを覚えていることでしょう。だからこそ、賞では冒険してほしい。そんな想いがあるのではないでしょうか。
第57回のパナソニック、世界No.1長持ち乾電池「エボルタNEO」でグランプリに輝いたコピーは、
「元彼の目覚ましが、夫を叩き起こし続ける。」
めちゃくちゃ、インパクトがありますよね。しかも、商品の特徴をズバッと伝えている。
宣伝会議賞のノミネート作品が掲載された『SKAT』を見ると、「惜しいな〜。この作品が第一次選考通過だなんて……」という作品を数多く見かけます。
もう少し、冒険してもいいのかなぁと。
ただ、急に冒険できるものでもないので、普段から、大胆な発想ができるように訓練しておくのがいいのではないでしょうか。
「賞を獲ってしまったら、恥ずかしい!」
そう思うくらいのコピーでもありです。
「冒険する」では生やさしいので、「大胆になる」。
コピーにはその人の生き方や価値観、普段の暮らしぶりなども表れるので、ぜひ、大胆に(笑)
ちなみに、「大胆」を辞書で調べると、
「ものを恐れない度胸があること。普通とちがった思い切ったことをするさま」とあります。
今日から、1ミリずつでも大胆に。
宣伝会議賞は苦しむ場ではなく、楽しむ場なので、一緒にハッチャケましょう。
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こちらもあわせて、お読みください。
『第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること』
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