【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★タイトルを集める
おはようございます。
朝、自宅のトビラを一歩開けた瞬間、「わっ、秋!」と驚きました。
家の中は夏でしたが、トビラ1枚で、一気にちがう世界に飛び込んだような。
秋が来て、ホッとしたような。
さて、今日の「第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること」は、「タイトルを集める」です。
タイトルとは、
・映画のタイトル
・マンガのタイトル
・曲のタイトル
など。
例えば、映画のタイトルだと、昨日、レンタルDVDの棚を見ながら集めたタイトルは、
『恋はつづくよどこまでも』
『シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。』
『記憶にございません!』
『AI崩壊』
『引っ越し大名』
『ちはやふる』
『桐島、部活やめるってよ』
『青空エール』
『アオハライド』
『失楽園』
『聖おにいさん』
『男はつらいよ』
『チア男子!!』
『ヲタクに恋は難しい』
『パラサイト』
『タイムリミット』
『アベンジャーズ』
など。映画のタイトルは、会議にかけられて決まることが多いそうなので、短くてわかりやすく、インパクトのある言葉が多いように思います。
言葉の強さ、言葉の組み合わせを学ぶにもピッタリですが、こうしたタイトルの一部を少し変えて、コピーを作ることもできます。
ほかにも、ことわざや名言、有名なセリフなどをもじったコピーもあります。
例えば、
「いい国つくろう、何度でも」(2012年、宝島社)
「この先、心揺れますのでご注意下さい」(2011年、河出文庫)
「買い物は、世界を救う。」(2011年、JCB)
「不況中の中の、幸い。」(2011年、青山商事)
「お客様は神様です。バーゲンは神様の戦いです。」(2011年、ソラリアプラザ)
「ここに、生ビールあり。」(2008年、サッポロビール)
「明日に架ける橋、つくってます。」(2000年、石川島播磨重工業)
など。「どこかで聞いたことがある」「だれでもが知っているフレーズ」は、スッと入ってきて、しかも記憶に残りやすいのではないでしょうか。
課題を見て、自分が言いたいことが浮かんだ。
それを何かちがう言葉で表現できないだろうか……と思ったとき、タイトルを集めたノートを見ると、意外な言葉の組み合わせが生まれることがあります。
実際の広告の現場では、みんなが知っているフレーズだと、
「通りやすい!」
なるほど!となるので、受け入れられやすいように思います。
自分のなかにフレーズやリズム、言葉のチョイスを増やすためにも、ぜひ、今のうちにタイトルを集めておくことをオススメします。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
こちらもあわせて、お読みください。
『第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
********
こちらは、コピーライター&絵本作家
大野さとみ(おおのさとみ)の
公式ブログ『創作びより』です。
トップページに戻る
https://blog.goo.ne.jp/sammy_sousaku
********