【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★メッセージを持つ
こんにちは。1週間前はまだ陽射しが強いなぁ……と思っていたのに、今日は朝から爽やかな秋風を感じることができました。
今日の「第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること」は、「メッセージを持つ」です。
広告は小説や詩などとはちがい、自分の想いを表現するのではなく、企業が伝えたいことを代弁することが目的です。
ただ、企業が気づいていない魅力を見つけ出したり、普段、考えていることが企業が伝えたいことと重なったとき、なにげないつぶやきのような言葉より、メッセージのあるコピーは強いなと思います。
例えば、
・「バカは強いですよ。お利口さんよりも、ずっと。」（2014年、ソフトバンクモバイル）
・「この惑星には、愛されるという勝ち方もある。」（2014年、サントリーBOSS）
・「お前の夢は、金で買えるのか？」（2014年、LOTO7）
・「映画は、本当のことを言う嘘だ。」(2014年、ドコモdビデオ）
・「常識に尻を向けろ。」(2013年、トヨタ自動車）
・「自分の中にいる自分だけが、自分ではないよ。」（2013年、クロスカンパニー）
・「でも、きっと、失敗するたび、未来に近づく。だからおそれず、試す人になろう。」（2013年、本田技研工業）
・「暑さが人災になっている。昨日まで世界になかったものを。旭化成です。」（2013年、旭化成）
など……。メッセージ性の強いコピーは、まだまだ、あります。
こうしたコピーは、パッと浮かぶのではなく、日々、考えていることがコピーに現れるのだと思います。
街を歩きながら、ニュースを見ながら、SNSを見ながら……、自分なりの視点でものごとを見て、人に流されずに自分なりの意見を持つ。それをじっくり温めていると……、コピーを書くとき、強いメッセージが備わります。
メッセージは人の心に残り、人を動かす力になります。
宣伝会議賞の場合には、多くのコピーの中でも、メッセージ性の強いコピーは最後まで残っていく強さになると思います。
ぜひ、自分のなかに、世の中に「これを伝えたい」「こんなことを表現したい」というメッセージを持ってください。
それが企業が伝えたいことと重なったとき、きっと、力強いコピーが生まれるのではないでしょうか。
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こちらもあわせて、お読みください。
『第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること』
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