【宣伝会議賞ブログ】第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること★「企画意図」の書き方を練習する
おはようございます。
今年は蝉が鳴いている期間が驚くほど少なかったですね。
大阪はすっかり秋の気配。桜の葉も黄色く色づいてきました。
さて、今日の「第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること」は、「企画意図の書き方を練習する」です。
コピーを書き始めて間もない方から、
「企画意図って、どう書けばいいんですか?」
「企画意図って、何ですか?」
「企画意図の書き方がわからないんです」
ということをよくお聞きします。
企画意図は、自分がどのような考えでコピーを書いたか、ストレートに表現するのが一番いいと思います。
・その商品やサービスに、どのような価値を感じたのか。
・誰に向けて、書いたのか。
・どのような発想で、そのコピーに至ったのか。
・ほかの商品やサービスとの違い(差別化)をどのような点に感じるか。
・この商品やサービスがどのように使われるとハッピーと思うか。
などなど……。
広告はコピーとビジュアルだけで表現しないといけないので、実際の広告では「企画意図」は表には出ませんが、宣伝会議賞は作者の意図をクライアントに伝えることができます。
これは、ラッキーだなと私自身は思います(^-^)
なかには、コピーを読んで、「ん?」と思ったけれど、企画意図を読んで、「なるほど!」と喜ばれるクライアントもおられると思います。
また、宣伝会議賞の担当者になった方は、どうしてそのコピーを選んだのか、社内の方に説明しやすくなるのではないでしょうか。
商品への愛がクライアントに勝るとも劣らずあふれていれば、クライアントはさぞ、喜ばれるでしょう……。
ただ、文章にするのは大変という方は、まずは、カンタンに
「○○は△△であることを表現しました」
「○○は△△であることをアピールしました」
「○○は△△であることを伝えたいと思いました」
「○○が△△されることを願って、コピーを書きました」
など、短い一文でもかまわないと思います。
思いつきでコピーを書いたので、何も浮かばない……という方は、浮かんだコピーをキャッチコピーにして、ボディコピーを書いてみてください。
「ボディコピーの書き方がわからない」という方は、ぜひ、コピー年鑑を参考にしてくださいね。コピー年鑑は、全国の書店でも注文できるほか(在庫がある書店は少ないと思います)、大きな図書館には、最新刊以外、すべて書庫に保管されています。
今の時点でコピーを何本か書いているという方は、ぜひ、今から企画意図を書く練習をされることをオススメします。
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こちらもあわせて、お読みください。
『第58回宣伝会議賞に向けて、今からできること』
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こちらは、コピーライター&絵本作家
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