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「利己的ジーン」と「利他的ミーム」との比率とバランス。

2020-03-15 | 学問
 3月15日 日曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン国王です。


人間の脳は進化によって出来た器官である。

それは突然変異によって進化した遺伝子進化論だ。

そんな二重らせんである遺伝子には、

異なる二つの性質が備わっている。

適応という名の 「利己」と「利他」 だ。

好むと好まざるとに関らずに、

我々はある意味 「二重人格」 であるのだ。

問題なのは、その異なる二つの比率である。

極端な偏りは、又は、どちらか一方だけでは、

どちらも自然淘汰の対象となるのだ。

生存闘争に勝ち抜くためには、

どちらも必要で必然というわけである。

だからといって、

バランスが整った平均状態は死を意味する。

なぜならラプラスの言うように、

「平均値は差がものを言う、差のない平均値に意味がない。」

熱力学によると、平均とはでたらめであり、適当は平均を意味している。

50:50の比率では何らかのトラブルが生まれて上手くは行かないだろう。

遺伝子進化論とは、

相対的な二重らせんであって、対立ではなく、協調でもない。

繰り返すが重要なのは、比率である。

「利己的ジーンと利他的ミーム」この二つを交互に前進させてゆくことが重要だ。

ジーンだけでも、ミームだけでも空回りして前進は見込めない。

最適者とは、

「自由、平等、平和、幸福の追求」とい人類のビジョンに向かって、

一歩一歩進化する者のことを 「適応者」 と呼ぶ。

なぜなら、

正しい理念その方向性に向かわせる能力こそが「適応度」だからだ。

逆に、自然淘汰の対象に選ばれるのは、

「80:20」では、危険人物と承認され、

「90:10」では、死に至る。

どちらにせよ、過度の競争、闘争、報復、

そして共生、団結、友愛には、

バランスを失った適応度、それはどれも自然淘汰の対象なのだ。

多かれ少なかれ、私たちはみな

二重らせんの遺伝子を備えた二重人格者といえるのである。

これが遺伝子進化論の結論となる。

人類の目的はどこにある?

最適者なのか。適応者か。その適応度とは・・?

一体私たちはどう、振舞えば良いと言えるのか?

一度、考えてみようと思います。


パターンA.

挑戦するのは利己的ジーン。挑戦を楽しく変えるのが利他的ミーム。

自分の賢さを得意げに話すのが利己的ジーン。その話を謙虚に聴くのが利他的ミーム。

他人に命令されると反抗する利己的ジーン。ひと息ついてホッとさせる利他的ミーム。

怠け者を見つけると虐めたくなる利己的ジーン。そんな怠け者を甘やかす利他的ミーム。

人を押し退け打倒しようとする利己的ジーン。共存共栄を理念に掲げる利他的ミーム。

恐れを知らない一匹オオカミが利己的ジーン。仲間と一緒にいたいと思う利他的ミーム。


パターンB.

過去の失敗を後悔する利他的ミーム。障害を突破するまで諦めない利己的ジーン。

失意の底で傷を舐め合う利他的ミーム。困難の前で怒りをぶつける利己的ジーン。

無抵抗なまま人に譲る利他的ミーム。自分が一番だと競争心を掻き立てる利己的ジーン。

頼まれると断れないのが利他的ミーム。難なく「NO」を言う器量の大きな利己的ジーン。

偽って自分を犠牲にする利他的ミーム。他人を追い抜く喜びを感じる利己的ジーン。

協調を信じて自分の方針を捨て去る利他的ミーム。最後まで我が道を行く利己的ジーン。


考えられる限り書きたいのですが、時間がきました。


   つづく。



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