酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

ノスタルジア

2014-12-31 | 日記
ノスタルジア

人生のどん底で温かく抱きしめてくれる、あのノスタルジア。

自らの出来の悪さの為に好きな人を傷つけてしまい苦しんだ先に見えた、あのノスタルジア。

命を賭けて本気でやり抜いた人にしか到達出来ない、あのノスタルジア。

そして人生の最後に与えられる走馬灯の輝きのような、あのノスタルジア。

ノスタルジア
悲しくて、でも、なつかしい。
苦しくて、でも、心地いい。
切なくて、でも、美しい。
ノスタルジアはアドレナリンか。快楽か。

ノスタルジアの解らない奴らに用はない。
ノスタルジアは成果であり、本物の輝き。決して怠け者には理解出来ない勇者の証。

きっとノスタルジアは神からの贈り物。天国に続くパスポートだ。

光の先に見えるもの。なんと素晴らしきノスタルジア。



人は世紀末概念が大好きだから世紀末病に憑りつかれている。

2014-12-31 | 日記
ユダヤ教は創世記ですが、キリスト教はオリゲネス的滅亡説である。

人は終わりを意識することによって人間になるそうだが、そんな終わりと言う病気を伝染したのが宗教だ。

この病気は神話作用と言ってもいいし、想像力と言ってもいい。文明社会の体系それ自体が終末論的に調整されているとも言えよう。

全ての神秘主義や疑似宗教はみな終末論が姿を変えた恐怖を煽るだけの臆病者だ。

今年も無事に一年を終えるが、神秘論者たちは何と言うのだろうか。

デカルトは言います。
「一生に一度は、全てを根こそぎくつがえし、最初の土台から新たに始めなければならない」と。

創造された世界における人間の位置を定義し、人間と神との関係に物質的意味を与える働きを見出すものこそが「酒好きと呼ばれる者たち」なのである。