おんぶに抱っこ

昨日は久しぶりに実家に行って、妹と話をした。
妹の所も変わらずみんな元気で何よりだ。

帰ってくると、Ｇ子からラインが届いていた。
Ｇ子とは5年前にケンカ別れをしていたが、共通の友人の奥様の訃報がきっかけでまたつながるようになった。ＧＷの間も何度となく「連絡を取ってみようかな」と思っていたが、悩んでいるうちに終わってしまっていた。

話と言うのは、共通の友人の「彼」のことであり、あまりにショックが大きくて食事もノドを通らない・・・と言うので心配して２回行ったが、ノドを通らないと言うのはウソで、ただ料理ができない、用意してくれる人がいないだけ・・・と言う話。「自分はもう2度と行かない。（だからsakeちゃんも電話が来たら覚悟した方がいい）」と言う内容だった。

これまで料理も洗濯も家事をみんな奥様がやっていて、何もしていなかった・・・と言うだけならまだしも、私達はその上彼が「夫婦仲がうまく行ってない」と称して、他の女性に猛アタックしていたのを知っている。

「夫婦仲がうまく行っていない」どころが、「奥様におんぶに抱っこ」だったことが衝撃的だった。これ以上の言葉は出さなかったが、私とＧ子の思ったことはたぶん同じだと思う。

しかも収入が半分になってしまったので貧乏くさくなったそうだが、「私らのレベルじゃないでしょ」と言い、「私なんか最近服買ってない。穴が開いたら縫って着てるからね」と言うと、Ｇ子も「私も。靴下は100均で3足買ってる。しかも同じ色で（組み替えて履けるように。」と言った。

「あの時代に就職してそのまま働いているんだから、いい給料取ってるはずだよ。」

「私らみたいに節約すれば何でもないよ。」と言い、「今度一緒にご飯を食べよう」と二人で言った。「サイゼリヤに行こう」とＧ子が言う。