今日一日「急がない!」をモットーにしてみました。(^_^;)なるべくその時その時をかみしめ、じっくり味わって過ごそうとしたのです。
炊きたてのご飯を少しよそって、残ったおでんをかけて食べてみたり・・・化粧水もゆっくり塗り塗りしてみたり・・・・。
あ~~~!!もうあと10分しかない!!(+_+)
慌ててkeke弁当をつめ、マヨネーズが底の方が出ないので、マヨネーズをかけるのをやめ、(ソースがあればいいか)とお弁当用ソースを小箱ごと入れてしまいました。
あ~~~!!ペットボトルにお風呂のお湯を詰めてない~!!(フロントガラスの霜を溶かすため)
慌てて入れて、駐車場まで駆け出し・・・・・
いつもより急いでいたりして・・・(^_^;)
今日最後に紹介するのは、立原えりかさんの文庫本「はかない心」(立原えりかの世界Ⅰ)。
この中の「大人になりたくなかった少女の物語」。このお話はあまり童話っぽくなく、立原さんの少女時代を彷彿させる物語になっているのです。
こちらの最後のエンディングがとても素敵だったので、それを引用します。
これはある一人の少女が、「作家になりたい」という夢を一歩一歩かなえていくお話です。
ある静かな情熱を持った「大人になりたくない」少女が、自作本を作るために昼も夜も働きます。いろいろ嫌な思いもしながら、本を作るためだけに一生懸命働きます。やがて本は完成して、とても喜ぶのですが、まもなくその夢から覚めてしまいます。作家になるなんて、とても大それたことでなれるようには思えません。
でもやはり少女はどうしても諦めきれず、また童話を書き続けます。
そして、その作品が新人賞に選ばれたという知らせがきました。
そこからが最後のクライマックスになります。
(以下本より引用)
少女はまた、本ができあがった日とそっくりの、幸福のきわみにのぼって行きました。けれどももう、わかっていたのです。その幸福も、永遠につづきはしないと。
かつては、ひとつのおはなしを書きあげるだけで、満足しました。雑誌の投稿して、おはなしが活字になったときには、天国への入り口が見つかったようにうれしく、本をつくりあげたときにはこの世に、これ以上幸福はないと感じたものです。でも、幸福はしばらくつづいて、少しづつ消え去りました。
「それからは、一生しあわせにくらしました」という、おとぎばなしの終りをしめくくる言葉が、この世に生きている人には通じないのです。
(中略)
少女は、大人になりたくないと思っている自分を、愛しはじめていました。目につくかぎりの、あるがままのものを、いとおしむことを、おぼえていました。大人というものが、みにくく汚れはてているのなら、そのみにくさや汚れを愛してしまえばよかったのです。ゆるしてしまえばいいのです。
(原文のまま 引用ここまで)
私はこの最後のエンディングに向けた文章がとても好きだったので、写し取っておくことにしました。
「それからは一生しあわせにくらしました」というおとぎばなしの終りを締めくくる言葉は、この世に生きている人には通じない・・・いったい私は何回その終りを夢見ていたのでしょう。
手に入っては次を求め、またその繰り返し・・・・
いつまで経っても望みは尽きることが無い。。。
今、目に見えるものの全てを、受け入れ許してしまえば良かったのですね。(^_^;)
そのことをまた1年後も思い出せるようにこうして今日は書いておくことにします。
炊きたてのご飯を少しよそって、残ったおでんをかけて食べてみたり・・・化粧水もゆっくり塗り塗りしてみたり・・・・。
あ~~~!!もうあと10分しかない!!(+_+)
慌ててkeke弁当をつめ、マヨネーズが底の方が出ないので、マヨネーズをかけるのをやめ、(ソースがあればいいか)とお弁当用ソースを小箱ごと入れてしまいました。
あ~~~!!ペットボトルにお風呂のお湯を詰めてない~!!(フロントガラスの霜を溶かすため)
慌てて入れて、駐車場まで駆け出し・・・・・
いつもより急いでいたりして・・・(^_^;)
今日最後に紹介するのは、立原えりかさんの文庫本「はかない心」(立原えりかの世界Ⅰ)。
この中の「大人になりたくなかった少女の物語」。このお話はあまり童話っぽくなく、立原さんの少女時代を彷彿させる物語になっているのです。
こちらの最後のエンディングがとても素敵だったので、それを引用します。
これはある一人の少女が、「作家になりたい」という夢を一歩一歩かなえていくお話です。
ある静かな情熱を持った「大人になりたくない」少女が、自作本を作るために昼も夜も働きます。いろいろ嫌な思いもしながら、本を作るためだけに一生懸命働きます。やがて本は完成して、とても喜ぶのですが、まもなくその夢から覚めてしまいます。作家になるなんて、とても大それたことでなれるようには思えません。
でもやはり少女はどうしても諦めきれず、また童話を書き続けます。
そして、その作品が新人賞に選ばれたという知らせがきました。
そこからが最後のクライマックスになります。
(以下本より引用)
少女はまた、本ができあがった日とそっくりの、幸福のきわみにのぼって行きました。けれどももう、わかっていたのです。その幸福も、永遠につづきはしないと。
かつては、ひとつのおはなしを書きあげるだけで、満足しました。雑誌の投稿して、おはなしが活字になったときには、天国への入り口が見つかったようにうれしく、本をつくりあげたときにはこの世に、これ以上幸福はないと感じたものです。でも、幸福はしばらくつづいて、少しづつ消え去りました。
「それからは、一生しあわせにくらしました」という、おとぎばなしの終りをしめくくる言葉が、この世に生きている人には通じないのです。
(中略)
少女は、大人になりたくないと思っている自分を、愛しはじめていました。目につくかぎりの、あるがままのものを、いとおしむことを、おぼえていました。大人というものが、みにくく汚れはてているのなら、そのみにくさや汚れを愛してしまえばよかったのです。ゆるしてしまえばいいのです。
(原文のまま 引用ここまで)
私はこの最後のエンディングに向けた文章がとても好きだったので、写し取っておくことにしました。
「それからは一生しあわせにくらしました」というおとぎばなしの終りを締めくくる言葉は、この世に生きている人には通じない・・・いったい私は何回その終りを夢見ていたのでしょう。
手に入っては次を求め、またその繰り返し・・・・
いつまで経っても望みは尽きることが無い。。。
今、目に見えるものの全てを、受け入れ許してしまえば良かったのですね。(^_^;)
そのことをまた1年後も思い出せるようにこうして今日は書いておくことにします。
立原えりかさんという方を知りませんが、子供の考える事ですから人生経験と心の幅が狭かったんだろうと思います。
子供は、大人にならないと大人の気持ちが理解出ない部分が多いんだろうと思います。しかし、子供であっても大人が解れば超越した事に成るんでしょうね?
何事を自分で経験すると本質が見えて来るんだろうと思います。
多分ですが......
『清濁併せ吞む』という言葉を知らなかったんだと思います。
(誤)何事を自分で経験すると
(正)何事も~~~
あははは、笑って誤魔化してすみません。
確かにそうだと思います!
最後の本(レビュー感想)にスキップしました。
これを見て、これからは読みたい本を厳選したいと思います。(目が悪くなってからは、なかなか読書が出来なくなって。。。)
誤字脱字、気にしないでください。私も本文の誤字脱字は毎日必ずやってますから。(^_^;)
そんなにゆっくり見てられないんです。今しがた、スマホからこの自分の書いた本文を見て、引用箇所の文字段落が見難いのがやっとわかり、修正しました。
清濁併せ吞む・・私も初めてこの言葉を知りました。
大人になるのが怖かった少女は、大人の汚い部分を受け入れるのがとても怖かったのでしょう。「あ、そうか、全て愛する、許せばいいんだ」と分かって、やっと歩み始めることにしたのです。
今はとくに、人が人を叩きやすくなっていて、みんな気が短くなったような印象があります。清濁併せ吞む、その意味をもっと心したいですね。
本当に年を取るとはそういう意味なのかもしれませんね。(^_^;)頑張ってもそうできないこともありますから。。。
考えてみると洋服もそうですよね。
買う前はこの服が一番ほしい!これがあれば・・と思うけれど、買って着れるようになると、また新しい服がほしくなるんです。
整形する芸能人の方もいらっしゃいますけど、「もうしなくてもいいのに」と思うような方がなさったりしてますよね。
同じだと思います。
あまり思いつめない、頑張らないって大切だなって思うんです。特に今の世の中では。。。キリがないから。
目が悪いと本も読めなくなる・・・!!
今は読めるだけでも感謝せねばと気がつきました。
また新しい発見です。私も今のうちに読めるものは読んでおこうと思いました。
音楽もよく聴こえるうちに・・ですね。(^_^;)
記事、興味深く拝見しました。
良いラストですね。
潔癖だったころの青さ、若さも理解できて、それはそれで必要な輝いた時間ですもんね・・。
これとは少し違うかもしれませんが、私は昔は「いつかはここではないどこかへ」「もっと変わらなければ」などと逃避めいたことを思っていましたが、今は日常この場所であるがままの自分を受け入れて生きていくという境地に至りつつあります。
時間が経つとわかってくることってあるものですね。
そうなんです。このお話のラストはハッピーなのだけど、それだけにとどまらない、これから先何が起こってもそのものを受け止めるでしょう、で終わっている所がいいですね。
ありきたりなドラマだったら、最後に小説が新人賞をもらい大喜びする場面で「努力が実ったね」でラストにするでしょう。でも生きている限り、それがどちらに転ぶか分からない。人生塞翁が馬だから、また味があるのかもしれません。
私もずっと物心付いた頃から、「もっと頑張らなくては」と思い続けてきました。何もしないことが怠けている・ダメなことだと思っていたんです。
それがまだ未熟なうちに息子を持ってしまったので、その目が息子に向いてしまったのだと思います。
「私のようにならないように成功させなくては!」という思いがあったのでしょう。結婚の失敗がさらにそれに拍車をかけてように思います。
そこが上手く行っていたら、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」と自分にも息子にも思えたように思います。
先日息子と、知り合いの親子(母と娘)の話から、我が家の話になりました。
息子は「自分が変わって働き出したのではない。親が変わったから自分が変わった」と言っていました。
えっ!!@@
ビックリしましたが、本人が言うのだからそうだと思います。
確かに、モスバーガーさんを始めいろんな方からアドバイス・励ましを受け、少しづつ息子に対する態度を変えようとしましたが、自分では大して変わっていないと思っていました。
でも確かに皆さんのアドバイスで、これだけは変わったことがありました。
自分のことをだんだん好きになれるようになったんです。今までダメダメ、「もっとどうにか」と思っていたのが「これでいいよ」「頑張ってるじゃん私」みたいに思えるようになったんですよね。(^_^;)
これが何となく息子に伝染していったのかなぁ~?なんて思っています。
そんなことが、だんだん積み重なって、今はとても仲良く暮らせるようになりました。
お弁当も「これはどうかなぁ」というお惣菜も時々あるんですが、毎日全部食べてくれるんです。それもすごくうれしいんです。
モスバーガーさんも皆さんにもとても感謝しています。
恋愛関係もきっと同じなんだろうな。当時付き合っていた彼とはうまくいきませんでしたが、こういう「頑張ったな私」みたいな気持は大切にしていきたいです。
(腹だたしくそう思えない日もありますが。。)
自己肯定って、何よりも大切なことがよく分かりました。
こちらこそ、ブログを読ませてコメントさせて頂くことで自分の過去や気持ちを整理することにつながって感謝しています。
sakeさんのブログは正直で、それが素敵だなと、お会いしたことはないですが、素敵な方だろうな、kekeくんもきっと素敵な男の子なんだろうな、と思っています。
これからも記事、読ませてください。
モスバーガーさんの経験談や、気持をうかがっていなかったら、私はずっと「まだ働かないのか!」と言い続けていたと思います。
家で料理を作ってくれている頃は実際に「まだ仕事を探さないのか」とよく言っていました。
これで完結ではなく、まだこの先もトラブルもあるかもしれません。でも、だんだん息子を信頼できるようになったので、どうにかなりそうな気がします。
最近は、親子関係だけでなくみんなそうなんだなって。何が正しくて何が間違っているなんて、誰も言えないんですよね。
今から思えば、あの日々があって今があるのだから。。。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね!