ありふれた日常

今年初めて作った自作カレンダー。
3月は弘前公園の桜。





朝の通勤途中に、もう満開の桜が1本ある。
同じ桜でも早く咲く種類なのだろうか。日当たりなのだろうか。
毎年一番先に咲く。

この桜が終わると、いよいよソメイヨシノが咲く。
そうすると私は通勤コースを変える。そして桜を毎日チラリと見ながら通勤する。


さて、今年は桜はどうしようか。

うちの会社はコロナのコの字も無く、仕事をしている。
来月新人さんが入ることになり、さっそく歓迎会をするそうだ。
おそらく「繁華街のコロナは大丈夫だろうか」と気に病んでいるのは私だけだと思われる。

いったい、この温度差は何なのか。


武漢からやってきたコロナは、私の人生観まで変えてしまった。
桜は見るけれど、有名観光地には行かないような気がする。

桜が散っても、コロナが去っても、私は変わらないような気がする。
コロナのお陰で、今、目の前にある世界がいつ崩れるかわからないと思うようになったから。

元気な体はもとより、果たしてこの先経済はどうなるのだろう。
株もそうだけど、現金も果たして今の価値が続くのだろうか。

もしかしたら、そのうちわずかな貯金も紙切れになってしまったりして。
（そう言うこと、よくわからないんです。素人だから。）


無くなったら無くなったで、周りを見ながらどうにかするしかない。
食べ物を調達して、とりあえず食べて、仕事が無くなったら役所に相談してみよう。
もともとそんなに贅沢はしてないから、最低限の暮らしでも生きては行ける。

健康さえあれば。

kekeが居てくれたら。


そこでやはり、結局は健康と家族だとわかったのである。（大げさだろうか）


今の私は、有名観光地に出かけるよりも、家でこうしてありふれた日常がうれしい。
同じ部屋で、kekeがゲームをしてる。

私はその横で料理を作ったり、ブログを書いたりしている。

たまに一緒にアニメを見たり、ＴＶを買うことがあったら、スポーツも見ようか。
そんなありふれた日常が、何よりありがたいと知ってしまった。

健康のためにはちょっと歩かなきゃだけど。
もう一人で出かけなくてもいいのかなぁ～・・と思う。

寝っ転がって政治の勉強もいい。
ちょっと腹立つけど、それは本当のことだと思っているから。


さぁ、今日はこれから帰って夕食だ。
お互い別々でも、同じ一つ屋根の下にいる今を大切にしたいんだ。(^o^)