きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

卵焼き

2016-06-25 | ぶきっちょさんの家事一般
先週末に作って冷凍しておいた卵焼き。おいしかった!!
こんなにおいしくできるようになるなんて。

・・というのは私は卵焼きの作り方を知らなかった。

卵がキライだったのだ。
母の話によると2歳ぐらいまでは卵かけご飯も食べていたのに、アトピーが出て小児科に連れて行ったところ、卵をはじめ食事制限をされたのだと言う。それから卵もキライになり、野菜もほとんど食べなくなったのだそうだ。

気がついた時には、私は肉と魚とパンとご飯しか食べなくなっていた。
野菜で食べられるのは、ほうれん草とじゃがいもだけ。調味料はソースと醤油だけ。

そう言うわけで卵も、ゆで卵がどうにか食べられるぐらいで、卵焼きもキライだった。
だから私の弁当箱にはご飯と焼いた肉しか入っていなかった。中学のある日、ある男子から「こいつの弁当肉ばっか!」と言われて(思春期だったこともあり)すごく恥かしかった記憶がある。

そのことを親に話したとは思えないけれど、ある日から卵焼きが弁当箱に入るようになった。
母は「もしかして塩を入れた卵焼きなら食べるのでは」と浅はかな考えを持ったようで、塩味の卵焼きが入っていた。その頃はたぶん高校生ぐらいいなっていて我慢すれば少しは食べられるようになったようで、仕方なく食べた。それ以来ずっと塩味の卵焼きが入っていた。

だから、卵焼きがキライだったのだ。
今から思えば、もっと親子で会話をして卵焼きの方向性も相談すればよかったのだが、余計な口をきくほど母親を信頼していなかった。(まるで今の我が家の親子関係のよう)

そうして私は甘い卵焼きを知らぬまま50代になろうとしていた。
もう母親は居ない。

でもこのたび、弁当を作るようになって、「やっぱり卵焼きがなくては」と思った。
卵があるかないかで弁当の映え方が違うのである。やはり卵焼きは弁当メニューの王道なのだ。

最初は砂糖を多めに入れて寿司屋風の卵焼きにしてみたが、やっぱり出汁入りにしてみたいと思って出しを入れてみたり・・・なぜかその日によって味が全然違う。(そう言えば、いつか父が卵焼きを作る時に最後に醤油を落としてたなぁ)と思い出してやってみたり。。。。

上手く行ってからも何か変なにおいがするなぁ~と思って、凍らせるのをアルミトレイ直置きではなくお皿にしてみたり。。。。

そしてついに、自分でも満足できる卵焼きとなったのです!(^o^)丿←長々お伝えしましたが、卵焼きがうまく焼けた!というだけでした。

この卵焼きだったら、たぶん「おいしい」と言われるはず・・・・・?


また今週も作って冷凍しておこうと思います。(^_^;)
(まだ生卵(特に白身)はまだ食べられません。。。。)


木曜のお弁当。
唐揚げ、卵焼き、ポテトサラダ、甘酢きゅうり。
ポテトサラダ・・・実はマヨネーズが苦手なのであまり好きではありません。
でもお弁当に入れると映えるので・・・これも卵焼きのように近い将来好きになるかもしれません?
今回は玉ねぎが辛かった。もっと水につけておけばよかった。