きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

世界にひとつだけ

2014-08-26 | 息子keke
すっかり仕事をためこんでしまった。
今月はだいぶ仕事が遅れていて、6時を過ぎてしまって「1人で残るのイヤだから今日は帰ろうかな」と思っていたら、秀クンが戻ってきた。

しばらく黙りあってお互い仕事をしていたが、秀クンは「もう6時半だよ、sakeさん。」と私が時間を知らずに帰らないのかと思っているようである。
「いやー仕事がたまってて」と私は言い、「そろそろ帰ろうかと思いますが、まだ仕事するんですか?」と言うと、「終わらないからだよ!」と秀クンは言う。

自分は仕事があるから現場から戻ってきた、それも遠いのsakeさんだって知ってるでしょ?なのに社長から見積を頼まれて、これだってねぇ、もう3回目だよ、その度にプランが変わって・・・もういい加減にしてほしいよ・・・・

というようなことを言う。

何となく申し訳なくしばらく仕事を続けるが、とことん付き合えるわけでもなく帰る。


(もう8時だよ、今日は簡単なものにしよう)と思いながら、スーパーに行くと超久しぶりにT君(少年野球で一緒だったkekeの同級生)のお母さんに出会う。

「あらーsakeさんの久しぶり。元気?仕事はどう?」と言いつつ、kekeはどうしているか何気に訊くので「あぁバイトをたまにしながらブラブラしてますよ」と軽めに言った。(T君どうしてるのかなぁ)とちらっと思ったけど、こっちからは訊かなかった。羨ましくなると卑屈になりそうだから。
T君のお母さんもこれ以上触れずに別れた。


これでいいのだ。
訊かれたことだけを答え、人の人生に感想を持たない。

今まで「どうすればいいのでしょう」「どうすればうちの息子はちゃんとするのでしょう」
そんなことを言ってしまった自分に反省をした。

仕事はこれから見つければいいし、見つからなかったとしても泥棒しているわけじゃないから悪い事なんて何もしていない。
もしかしたら、泥棒だって死ぬよりマシかもしれない。

でも死ぬことが間違いだとも言いたくない。

みんな、その人の生きた道だから。


そんな風に思えるようになった私は、ちょっと大人になった気分でした。
言う人は言うかもしれません。
それに対して思うことはあるでしょう。

でもこの気持をこれからずっと、大切に守っていこうと思ったのです。

SMAPの「世界でひとつだけの花」を思い出す。
まだ一度もカラオケでは歌ったことがない歌えるかどうか分からない歌だけれども。