きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「信じることのまほうのちから」/上原愛加さん

2014-04-26 | 読んだ本
昨日のことをブータラブータラAさんに言うと、「それは難しいなァ」と言い、「だって社長が1度折衝して金額を決めた箇所はそれ以上みないからね。nanu達は他の所を拾っていたんだよ。」と言う。

「気がつかないものですか。」と言うと、「そうだね」と言う。

まぁいいか、お客さんに出す前に気がついたのだから。。。
と言う事で、私の中ではクローズすることにした。


今日読んでいるのは「信じることのまほうのちから」上原愛加さんの本である。
私の年の人間が読む本でないのは百も承知なのであるが、私はこの人の本が好きなので、古本屋で105円(今は108円)で見つけると買うようにしている。(もうちょっと高くても買う時がある。)

今日もその中の一節を紹介すると、

  A「がんばってもできなかった。」
  B「そもそもがんばってなんていなくて、できなかった。」

  わたしたちは、つい”できなかった”という結果ばかりに目をうばわれてしまいがちですが、
  AとBとではその背景や過程に大きなちがいがあります。
  あなたのすきな人、あなたのことをすきな人は、いつもAであり、一生けんめいだけど、
  それでもできなかったのだーそのように理解を示すこと。
  (一部中略したがほぼ原文どおり)


この文章を読んで、私はこれができていないと反省する。
それはkekeへの態度である。

私はBだと信じて疑わないので、こういう態度になるのである。
さらに遡れば、元夫に対してもこういう態度だったと言える。(今なら言える。)

何故こうなるかと言うと、自分が頑張りすぎているからである。自分はこんなに頑張ってるのにあなたはそうでもない怠けている、とみなしているからである。それには「頑張らなければ成功しない」「頑張らなければいけない」と言う神話を信じ込んでいるからである。

こうして周りの人間をよく言えば叱咤激励、悪く言えば見下し、せきたてながら生きてきたのが今までの私の人生だ。そしてその半分は自分も責めて、さらに○○しなくては、と思って生きてきた。

もうこういう考えはなるべく捨てよう。
今すぐ全てを捨てる事は難しいけれど、自分が頑張るのはまだいいとして、人に頑張る事を求めることはやめたい。それを続けていると、エネルギーばかりが消耗して堂々巡りになる。

「頑張らなくてはいけない」と思うと、もっと頑張らない自分で無いと愛せないのである。だからずっと頑張り続けないとならなくなってしまう。その価値を保つために、頑張らない人をケイベツせずにはいられなくなるのだ。

そんなことはないんだよ。
ありのままの自分でいいんだよ。

これ以上を求めるよりも、今あるものを大切にしよう。
また今日もそんなことを思ってみる。


ちなみに本には

「すべては、ほうっておけば"よりよいほう"へと向かう」と書いてある。
そのようにして、人は成長をとげていくものなのだそうである。