きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ZENさんの携帯

2011-01-28 | 今の会社
「ZENさんとROUの携帯代も会社で払うって話になったから伝えてほしい」とnanuさんに言われて「あら、なら私の携帯代も出してもらえるのかしら」等とイヤミをかましつつ、私はそれをそっくりそのままZENさんに伝えた。

ZENさんは「そうだよ、オレの通話料は9割が仕事だよ?」と言うので、それならぜひ精算した方がいいですよ、と私は言う。
「で、どうすればいいの?」と言うので、「前の会社の時はですね、通話料の明細を携帯会社から取り寄せると、携帯番号と通話時間と料金が掲載されているので、仕事のものにはマーカーで色をつけて、それを足して請求している人がいましたよ。」と言う。

「ちょっと面倒臭いとは思いますが・・・9割も仕事で使っているのならジバラはもったいないですからお願いします。」
「だけどさ。。その通話代の余りを息子が使っちゃってんのよ。」
「いや?それはかまわないと思います。明細から仕事で使ったものをマーカーで色づけして合計すればいいだけですから・・ただ、明細を会社に出さなきゃならないとか、確かに面倒な事はありますが・・でも9割仕事の電話だったら、もったいないですよ。それともプライベートの明細を出すのはイヤですか?それならまた相談をして・・・」
「いや、別にプライベートなんてないからなぁ。できれば携帯手当みたいに出してもらえればいいんだけど。」
「そうですよねぇ、それは社長に相談してみたらどうでしょう?」
「社長からも仕事用に1台買おうか?って言われたんだけどさ。」
「あら、それが一番いいではないですか。」
「だけど、2台持つの面倒でしょ。」
「そうですかねぇ。それが一番手間ないような気がしますが。それがイヤだったらぜひマーカーを。」
「通話料もバカにならないからな。」
「そうですよ!うちらひとり親なんですから。」

と言いつつ、「最近は子ども手当があって羨ましいです」等と話題を変えると、ZENさんは
「そんなの全部修学旅行の積み立てになっちゃってるよ。」と言う。

「え??ZENさん、修学旅行は補助が出ますよ、たぶんZENさんも大丈夫だと思いますよ。」
「そんな事ないだろ。」
「そうですよ。手続きした方がいいですよ、私修学旅行は役所だか都だかに負担してもらいましたよ。ケッコウな額じゃないですか。」
「それはsakeさんが母子家庭だからだよ、父子家庭はそう言うのはないんだから。」
「えぇ、そうかなぁ?母子家庭だからじゃなかったと思いますが。。。」

オレはイクメンだから大変なんだからとジョークを言いながらZENさんは事務所を出た。
私はさっそく役所のHPを調べると、就学補助は母子家庭に限らず世帯の収入のようである。

「あれは母子家庭ではなくて世帯の収入によるようです。HPをプリントアウトして机の引き出しに入れておきましたので宜しくお願いいたします。(私から学校や役所に問い合わせみましょうか?)」

と、私はZENさんにメールを打った。
そして、HPのプリント(就学補助の条件や手続法など3枚ほど)を人目につかないように封筒に入れて、そっと引き出しに入れた。


そして、それから何事も無く1週間か10日が過ぎた。。。。

ZENさんは携帯の明細はまだ届かない。
それからアレはどうしただろう?
私は昨日会った時に訊いてみた。

「ZENさん、アレはどうなりました?」
「あぁ、アレね、まだ読んでないよ。」
「読んでもないんですか?!◎◎」
「仕事で忙しいのよ。それじゃ。」


それじゃって。。。。。orz

どうして彼はそこまで金回りに無関心なのだろうか。


それでいて、ZENさんは料理洗濯掃除や家周りのDRYとか、ああ言うものは大得意なのである。
(ウワサによると編み物もうまいらしい。)

私が逆立ちしても敵わないそんな彼が、どうして金に無関心なのだろうか。
普通なら、仕事を放っても真っ先にすることではなかろうか。
(修学旅行や給食費でも一体幾ら変わるのか。)

かなり理解に苦しむ。