きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

携帯は面倒くさい(と想像する)

2006-08-10 | 私の倹約術
昨日「トリビアの泉」を見ていたら、「彼女の携帯を彼氏がこっそりチェックするか?」の実験をやっていて、それによると、10人のうち7人の男が、彼女が居ない時に携帯が鳴るとこっそり見てしまったようであった。(ちなみにこれは同棲一ヶ月のカップルでの実験であった、疑惑メールは番組スタッフがヒロ君という名前で送信)

私はこのコーナーを、彼氏が携帯を見るかどうかよりもその後のリアクションに興味シンシンで見ていたのだが・・・。(ショックを隠し切れない彼あり、ダイレクトに「ヒロくんって誰?」と彼女に訊いてしまう彼ありで、それこそ「へぇ~」って感じだった。)

そして、つくづく携帯と言うのは面倒なものだと思った。
どうやら携帯と言うものは、他人が(それが家族恋人でも)勝手に開けて読んではいけないものらしい。アドレス帳兼手帳、日記帳と言った所なのだろうか。

それが机の引出しにしまわれているのならともかく、目の前で鳴れば気になるよね。見たのがバレて愛情関係がギクシャクするなんて、何て面倒くさいんだろう。

でも、私もパソコンのアドレス帳やブログだのを開かれて、「この人はどう言う関係なの?」って旦那みたいな人に問いただされたらイヤだよな。隠すような事は無いけど、暴かれると面倒だし息苦しくなる。

何て人間って便利になったり近づいたりすると面倒くさくなるんだろう。それでも「とんで火に入る夏の虫」気になるものは気になってしまうし。

そのうち「お金に余裕ができたら、携帯持とうか」と考えていたけれど、面倒くさくなってきた。例えば『携帯に出れない』って行動さえ、何でだろう?どこに居るんだろう?って思われたり、そう思われているのを想像しちゃったりするのが、ややこしい。
それなら、どこまで携帯要らずで日本社会の中で生きていけるかやってみようかな?とも思ってる。

しかーし、一番不便だなと思うのが、人との待ち合わせ。
私が持ってないから、相手は遅れても連絡が取れず、こちらは公衆電話から電話しても、大抵相手が移動中でこれも連絡が取れないと言う事態に陥る。
昭和時代だったら、「来なければ帰る」とか会う事を諦めて次のリアクションができるのだが、なまじ連絡が取れるので何度も電話してみたり、「今、どこそこだから待ってて」とか言われるとそれまで待たねばならなくなったり、結構面倒くさい。(ついでに言うと、遅れてゴメンって言う感覚さえ昔に比べると薄くなったような気がする。)

さらに愚痴ると、今どきは「約束の時間に遅れる」よりも、「何で携帯持ってないの?」の方がおかしいみたいで、こっちの方が肩身が狭いような。

こうして文章にしてみると、「昭和ばばあ」かしら。
そう言えば、中森明菜も普段携帯を持ち歩かないから、マネージャーが連絡取るのが大変だったり(自宅の留守電が窓口)、約束の時間も自分はちゃんと行くから相手が1分でも遅れると怒っちゃったりするんだって。(と、いつかの「HEY!HEY!HEY!」でトークしてたそうだ。私は実際に見てなかったけど)

この話を聞いて、「私とそっくりじゃん!」と思っちゃった。私から見ればノーマルなこの感覚も、今では世間では「昭和感覚のワガママ」とみなされるらしい。(悲)

ちなみに私は、好きな人の携帯が鳴っても決して開けたりしません!(何故なら、携帯の使い方が分からないから!)あんなカメみたいなちっこい機器に毎日振り回されてたまるか、って言うの。

なぁ~んて、この私めに「やっぱ携帯持たなきゃ!」と言わしめるような事件が起こるのを、ちょっぴりこの先楽しみにしています。

明日から夏休みですが、てな訳で私と連絡が取れるのは、家の留守電のみとなります。