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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「裸の総理たち32人の正体」/渡部昇一さん著(2)

2019-06-30 | 読んだ本

「裸の総理たち32人の正体」/渡部昇一さん著

昨日紹介したこの本だが、読んでみると面白くてもう半分以上読んでしまった。
その中で幾つかメモとして内容を綴ってみようと思う。

この話は戦後から始まり、当時マッカーサーさん率いるアメリカGHQがやってきた。GHQは日本を二度と戦争のできない国にしようと思い思想から解体することにした。(というのも何故ここまで戦争が続いたの?と思うほど日本は武器等も大したものがなく、そこにあるのはこの国を護らねば!という思想や理念の一致団結があったと判明する)

そしてGHQは当時政府や大学やマスコミとかの上部に居た人達を追い出して、政権と逆側の人(分かりやすく言うと左側陣営)の人をそういう要所に入れ、日本という国の理念や思想を崩すことにしたらしい。

だが間もなく朝鮮戦争というものが始まる。ここでマッカーサーはふと気がつく。アジアの向こう側はみんな社会主義に染まりつつあるのではないか。。。。(そうか!日本はこの小さな体で中国やソ連のような社会主義国家の波から必死に自衛に戦っていたのだな)←マッカーサーの気づき。

ここでアメリカ(マッカーサー)も「第二次世界大戦は日本が悪いわけではない。自衛のための戦争だった」とようやく認めることになる。そしてサンフランシスコ条約が結ばれる。ここでは日本が戦争に負けたことは認めるものの、戦争の善し悪しについては書かれていないそうである。このことから東京裁判の被告達の刑期も短縮することが世界で認められたそうである。当時の首相吉田茂さんは「日本を辱めることのない条約を結んだ!」と満足の様子だった。

渡部さんはこの本で「この時にアメリカから要請があったのだから、自衛隊ではなく軍を作ってしまえばよかった」と言っている。吉田茂首相は当時だから、70年後に中国や北朝鮮が日本を狙うなんて夢にも思っていなかったのかもしれない。

この後の佐藤栄作さん、田中角栄さん、太平さん辺りまでは中国に何を言われてもペコペコしなかった。サンフランシスコ条約で「日本は戦争には負けたけれど、戦争を始めたのには理由があるから」という認識になっていたからである。
だがこの後から外務省からだんだん中国にお伺いをしてペコペコ謝り始めるのがじわじわと浸透していくそうである。。。(田中さんのあと、三木さん、福田さん、太平さん辺りから、自民党内の派閥争いも始まる様子も書かれている)

ちなみに韓国だが、韓国は朝鮮戦争のあと、国が疲労してしまい世界の最貧国に入っていたそうだ。何としてでも発展させたいと考えた大統領(パククネさんの父)は、日本から援助をもらいたい、その時一言謝罪してくれないか?と佐藤栄作さんに相談しているが、佐藤さんは「資金は援助するが謝る必要はない!」と謝罪は断っているそうである。

今は、中曽根さんの章を読んでいる。
あのロンヤスの蜜月の中曽根さんであるから、さぞかし褒めておられるであろうと思ったら、大間違いである。

国鉄やNTTの民営化は褒めているものの、これは許せない!と怒っておられるのが、昭和60年11月8日の衆議院外務委員会なる場所で、土井たか子さんと外務省Oさんという人の答弁の中で「日本は東京裁判を受託して国際社会に復帰した」という文章が入ってしまった・・というのである。

渡部さんは怒り心頭である。
「日本は東京裁判の判決は受託したが、東京裁判自体は誤りだったとサンフランシスコ条約で世界中で認められているんだぞ!!」というのである。東京裁判は勝者によって勝手に裁かれたものだったと既にちゃんと認められていたのに、この答弁によって、全てがひっくり返ってしまった!というのである。

「これ以降わが国は国際社会に向かってペコペコすることになってしまいました。中国や韓国に頭を下げをえなくなり、まったくおかしな国になってしまいました。」(原文のまま)

「思い出してみてください。少なくとも佐藤首相までは、日本は全然中国や韓国にペコペコしませんでした。吉田首相がサンフランシスコで諸外国と講和条約を結んだ以上、完全に話はついているからです。その間の事情は民間の係争における「示談」と同じで、いったん示談(条約)が成立すれば前のことは蒸し返さないのが(国際)常識です。」(原文のまま)

だがこれ以降、これが政府見解になってしまったそうである。
渡部さん曰く、当時外務省Oさんとタッグを組んでいた自民党の要人Gさんが極めて中国と親しく、その人が中曽根政権の中枢で舵取りをしていたのだから、政府見解がどんどんそちらそちらへ逸れて行った・・・と悔しがり、中曽根首相には「大勲位」を返上してほしい!とまで書いている。(へぇ~そうだったのかぁ~)

今はここで読み止りだが、この先の竹下さん、宮沢さんについては昨日も書いたとおりで、頁を開くのもちょっと心配になってくる。時はバブル。私も20代の初々しい乙女だった。
まさかそれからたったの30年余りで、今のような周辺諸国の台頭になるとは想像できなかったのであろうが。。。

この渡部さん、どうしてここまではっきり書けるのかと言うと、英文科卒だからだそうだ。
政治や歴史の学者さんは、(最初に書いたGHQの意向から)教授がみんな左翼思想(左翼と言う言葉は申し訳ない気がして好きでないのですが)なので、教授の考えと違うことを書くと認められないので、学者の地位を得るためにはそういう論文にしなければならなかったそうなのだ。

自分は英文科だから、忖度する必要がないから書けるのだ、と言う。

この後続きを読むが、この本の話が本当なら、だんだんこうして日本という国は崩れていったのだなぁということがよく分かった。

そう言えばこの前、地元のフリーペーパー紙をめくったら、隅っこに「自衛官募集」の広告があった。それが食べ物やさんのクーポンや、美容院のクーポン券と一緒のフリーペーパー紙の片隅に広告として載っているのである。信じられず思わず二度見してしまった。

こんな所まで宣伝をしないと人も集まらないのかと言う気持、そして日本のことをどう考えているか分からない人も応募できるのかなぁという思い・・・だがしかし、命は大切、自分の息子は軍隊なんてもってのほか!という母親の考えだものなぁ(私も正直そう思ってしまう)・・・。

本当は国がなくなるってどういうことなのだろう。

いったいこの国はこれからどうなってしまうのだろう。もはやどうにもならない所にまで来ているのではないか・・・とまた例のごとく暗澹たる気持になるのである。。。


「裸の総理たち32人の正体」/渡部昇一さん著

2019-06-29 | 読んだ本

最近再び気になるのが渡部昇一さんという今は亡きお方。
保守陣営の本や記事を見ると、誰もが口にする尊敬すべきお人のようである。この方が政治だけではなく、人生論や幸福についても本を書かれているのだ。そこで何冊か読んでみようと思う。

もっとも、渡部さんの本は前に読んでいて、去年ブログでも紹介した。
それはこちら。「世界に誇れる日本人」

この日の↑ブログにはあえて書かなかったが、この方は岸信介元総理を「世界の誇れる日本人」として推していて、安倍総理のことも「あの人の孫ならきっと日本を守ってくれるはずだ」と期待してこの本は終えている。

この岸信介元総理だが、この人はなかなか巧妙な人のようである。
保守系の渡部さんがベタ褒めなのはともかく、反対陣営(分かりやすくいうと左翼系?)の孫崎享さんからも褒められていた。
(その本の感想を書いたのはこちら。 孫崎さんはアメリカが嫌いな人のようである。)
岸さんはアメリカに擦り寄りながらも、日本の国益や立ち位置を模索し、最後にアメリカに睨まれて総理の座を降ろされてしまったと書かれているのだ。

その辺りも渡部さんの記述をもう一度確認したいと思って借りてみたが・・・現物が分厚い!!戦後32人の総理大臣の正体が書かれているのだから分厚くはなるだろうが・・・土日で読みきれたものではない。。。

最初の1人2人を読みつつ、「一億総懺悔」という言葉を生んだ東久邇宮元総理に、「反省するのは政治指導者で国民ではない!」と反対して辞めてしまった重光元外務大臣。(重光さんとはマッカーサーからの無理難題から日本を守った気風のいい人)・・そんな所を読みながら、(いやいや、これじゃいつまで経っても知ってる人にたどりつかないぞ)と思い、パラパラ先をめくることにした。

●橋本さんがハニートラップ(中国人ガール)に遭って中国に26億円のODAをむしり取られた話。今の時代だったら、それこそ自民党総懺悔になるのではなかろうか。。。。(こういう下世話な話題に一番先に目が行く私・・)

●竹下さんは2002年の日韓共催サッカーを発案したり、指紋押捺制度を廃止したり、竹下さんの地盤の島根県の土地を買う韓国人が増えたという話もあったりで、竹下首相はコリアン人脈と深い関係があったのではないか?と渡部さんは推測している。

●宮沢喜一さんについてはボロクソである。理由は
1.近隣諸国条項を打ち出した。(日本の歴史教科書は近隣諸国に配慮すること。この逆はナシ)
2.天安門事件で中国が外交で孤立したところに助け舟を出す。(天皇皇后両陛下に訪中を勧める)

●小泉さんの最大の功績は、日米関係が一番いい時代を作ったこと。これによって初めて朝鮮総連に警察の手が入るようになったのだとか。ただし女性天皇どころか女系天皇をまで容認するという皇室典範改正の草案は大問題なのだとのこと。
        :

こうしてピックアップしてみると、なかなか面白そうな本でしょう。(^_^;)
この本の「まえがき」には、「私が何となく自民党が好きなのは、自民党の人達は普通の日本人で、戦前の日本人と本質的に変わっていないからだったが、最近の自民党の首相や大臣も野党と区別がつかないような人達が現れだした」と書いてある。(鳩山内閣は始まったばかりなのでこの本では何も記述されていない)

        :

この橋本さんのハニートラップ事件ではないが、野党はもとより自民党の議員でも国益よりも、私欲にかられていわゆる国を売る(?)方向へ行ってしまう人もいるのだろうか。本人にそういうつもりは無くても、だんだんとそう言う方向へ巻き込まれていくこともあるだろう。かく言う自分もその反対バージョンで、だんだんと保守モノの本を読む傾向にただ今あるわけで、やはりそれが正しいか間違っているかは厳密には分からない。

そう言えばあの北朝鮮の拉致被害者、その家族会でも中心的に活動していた方が、近年なぜか逆方向の考えになってしまい、家族会の中でも孤立してしまって(?)、家族会から離れ、今度野党系の真反対の政党から出馬すると読んだが、そういうこともあるのだろうか。(離婚もされていることから、ウソかもしれないがハニートラップ説もある)

安倍さんは本当に日本をこよなく愛する政治家でありますように。。。(-人-;)

ちなみにこの本では第一次安倍内閣は書かれていて、第一次安倍内閣での最大の過ちは米議会で慰安婦問題が引っ張り出され、外務省からは「軽く流せばいい」と言われていた安倍さんが、予想より重厚なアメリカ議会で、建前上「申し訳ないという気持でいっぱいだ」と発言せざるを得なくなってしまったことだと書かれている。ブッシュ大統領が「ほら安倍首相も謝っているでしょ」とそれを後押ししてしまったのだ。


最近こうして少しだけ、歴史や政治の本を読むようになった。
今までは、多くの人が支持するのだから多数決は正しいし、政治家は国の利益だけをストレートに考えているはずだから、必然的に歴史や政治はなるべくして動いているもので、その大きな流れには逆らえないしそれでいいのだと思っていた。

だけどこうして歴史や政治の本を読むにつれ、些細なことで案外コロッと政治は方向が変わってしまうことがあるし、どこの味方だかよく分からない政治家、マスコミも当てにならなければ、誰が正しいのかもよくわからず、いったいこれでこの国は大丈夫なのだろうか・・・

と思っても、どうにもならないんですけどね。。。(-_-;)結局は愚痴かぁ。。。


「淋しい人はボケる」/高島明彦さん著

2019-06-23 | 読んだ本

「淋しい人はボケる」/高島明彦さん著

他人事のように思えぬタイトルに思わず手が伸びてしまった。副タイトルは~認知症になる心理と習慣~とある。
「認知症で子供に迷惑を掛けたくない(できることならば)」これからの私のテーマである。

そのためにはどうすればいいか・・・。
・有酸素運動がお勧め
・青魚、野菜やくだもの、カレーは脳にいい。
・音楽・カラオケ・手作業(編み物等)・ガーデニング(土をいじること)・日記やブログを書く(手書きだとなお良し)囲碁やマージャンなど頭を使って楽しむこともいい。
・人とコミュニケーションを取ること。
       :
この辺りは、他の本でもよく出てくることで割りとありきたりである。

この本で「え!」と思ったのは、高齢になるとうつ病と認知症はつながっていて、ストレスは脳の海馬を萎縮させるそうだ。ボケる前にうつ病になるケースも少なくないと書いてある。

このくだりを読んで、そう言えば父も母が亡くなってしばらくして認知症が始まったなぁ・・と思い出す。明るく振舞っているように見えたが父も淋しかったのだろうか。。。

でもこの本に朗報が。。
アメリカの研究で、ある修道院のシスターが亡くなったそうなのだが、その方は脳がものすごく萎縮しているにも関わらず、生前まったく認知症を発症することなく生活していたそうである。その方はもともとが数学の教師で前頭前野が発達していて、そこの部分で脳の萎縮をカバーしていたそうである。
(脳はある部分がダメになっても、他で補うこともできるらしい)

kekeが来たので「ほら、この本」と言い、「淋しい人はボケるんだって、コミュニケーションが大切らしい。」と言っても、「知ってた」と言って終わってしまった。

淋しい人はボケる・・・私やばいかも。。。

・・と思ったところでどうにもならないので、せめて数独で脳の循環を良くしよう。。。
息子にとって、元気で長く生きていることが良いのか、そこそこで(認知症になる前に)ぽっくり逝くのが良いのか、分からない。
年金問題も踏まえて、本当に長く生きていることがいいことなのだろうか。(考えたところで自分ではどうにもならないのですが)


「この世界の片隅に」(上・中・下)/こうの史代さん

2019-05-23 | 読んだ本

「この世界の片隅に」(上・中・下)/こうの史代さん

偶然みつけ「これ、アニメ映画ですごいヒットした原作?」と思って手に取った。ペラペラ見ながら(戦時中の日常生活の漫画なのかな~)地味っぽい感じだなぁ~と思いながら持って帰った。

寝床で何気に触りだけでも読んでみようかな~と思ってから、加速してついつい昨夜全部読んでしまった!!なんだろう? 本当に戦時中の日常生活のありふれた生活が、そこに「いきいき」と動いているのである。そしてそれが何故か切なさも不安定さも、現代の今の暮らしにつながっていくという不思議な世界観(?)のようなものがあって、夢中になってしまった。

「子供がみるアニメ映画で何だか大ヒットしたらしいヤツ」という認識だった私は、かなり激!カルチャーショックだった。 日本人って、こんなに大人びていたのか?! いや、日本のアニメって何?!いったいこれは何なんだ~~~と思いたくなる。

たちまちこの世界に引き込まれた私は、これを原作にした映画のこともwikiで調べてみた。なんと、あちこちの国で上映されて素晴らしい評価をされているということだった。ということは、アメリカや韓国でもこの映画はヒットしたのだろうか・・・。

「これは戦争を体験したおばあさんが描いたのかなぁ」と思うほど細かくリアルでありながら、ありきたりの押し付けメッセージが無い。無いから余計胸がキュンとなる。人はどんな環境におかれても、その場所で明るく生きていくことができるのだ。 傷つくことはあっても、それを誰かのせいにすることもなく、それを胸に秘めながら笑って生きていく・・・。まさにこの国で生まれたこの国でなければ描けない原作であろう。(と私は思いたい!)

一度駆け足でタタタと読んでしまったが、もう2~3度読み返すと、「ここがこうつながるのねぇ~」的な鍵の扉がまた幾つも見えてきそうである。これを原作とした映画がヒットする訳である。カァ~~~!(←納得した時のうめき)

映画もこの原作をかなり忠実に表現されたとか。。。。それでも時間配分でカットせざるを得なかった場面があり、この映画のロングバージョンが今年の終わりごろ公開される予定なのだとか。(それは絶対みたいな)

私はあまり戦争モノが好きでないので、この後また読み返すかどうかは分からない。。他にも読みたいものがあるし。。。 でもこれを読んで「やっぱり戦争はあかんわ」と思った。私の祖母も逆算すると終戦時に38歳だった。夫を亡くし、両親を亡くし、戦争の話なんて聞きたくないという感じだったように思う。
それでも祖母はこの国がどう戦争になっていったのか時代背景は分かっていたのではなかろうか。元気なうちに話をもっと聞いてみたかった。その時代を知らない私がいくら想像したところで、結局はもう何を信じるかでしかないのだから。

武力戦争はあかんけれど、情報戦争はかいくぐっていかねばならない。 それにしても、これだけ世界中でこういう映画がヒットするなら、もっと世界は平和になっても良さそうに思うのだが、どうしてならないのだろう。

世界中の人が、すずさんのように、ここに出てくる人たちの様に、私欲に走らずどんな環境にも人を怨んだり憎んだり羨んだりせず、きれいな心を持ちながら、明るくけなげに生きていくことを考えたら、世界は今すぐにでもいっせーのせ!で平和になるのではなかろうか。

あちこちのわがままな国の政治家や経営者はこの映画を見て、この世界を変えるべく考えてほしい!


「一切なりゆき~樹木希林のことば~」/樹木希林さん

2019-05-21 | 読んだ本

「一切なりゆき~樹木希林のことば~」/樹木希林さん

この本は面白そうだったので、「後でじっくり読もう」と思って温めていたところ、だんだん返却日が近づいてきてしまった。そこで慌てて読み出したのだ。 今まであちこちの希林さんの言葉などを集めた本だが、まるで目の前に希林さんがいて話し掛けられているような感じがする。そして読んでいるうちに、だんだん自分までもが希林さんのようになっていく不思議な本である。

今日はこのような大雨の天気で、朝から謄本を取りに行く用事があり、いつもより30分早く家を出た。
通勤時間の大雨・・・車は信号待ちと渋滞でなかなか進まない。 希林さんはこういうアクシデントがあるとそれを楽しむ方のようである。なるほど、この渋滞の間を楽しもう、新しい歌も覚えられる、と思うことにした。

私はこの運転席から眺める景色が昔から好きだったんだっけ、あと何年かしか味わえないだろうこの景色を眺めると、この渋滞もやはり愛しい。(車を手放したらもう体験できないことだ。)

希林さんはガンですら拒否もせず、受け入れている。そこでもがくことは無い、ああだったら良かったのに!と地団駄を踏むことも無い、淡々と受け入れるのである。(それはあのやなせたかしさんや、宇野千代さんにも共通するような気がする。) 本を読んでいるうちに、私もだんだんそういう気持になってきた。

あのロックンローラーの旦那さんまでも、人生の終わりでは仲直りしたりして月に1度食事をしたりしているのだそうだ。そして「こんな境地になれるなら、やはり夫婦でよかったわ」なんていうのである。(もっとも希林さんだったら、離婚していてもそこで何かを見つめて修得していくのだろうと思う。)

希林さんの本を読んでいたら、だんだん何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってきた。本にも書いてあるように、何事にも表があり裏がある。「いいこと」だと思っていたことがそうでもなかったり、「不幸だった」と思ったことで人は鍛えられ、深く洞察することができるようになったりするのだ。(本を読むと、希林さんはお金や名誉やらよりも、そういう人としてよくあることを目指していたようである。)

「ま、来るもの拒まず・・・何が来ようが縁があってきてるのだからいいじゃない」とでも言うようなこの本だが、だからと言って希林さんは何でもなあなあなのではない。「私は人間を見るのが好きなの。その人の裏を見てみようとしたりしてね。」なんていう側面もあるのである。(価値観は決して妥協はしない感じ)

法務局に来た。 早すぎてまだ始まっておらず、「丁度良かった」と思いながら希林さんの本を読みながら待つ。

時間になり始まった。私は1番に来ていたのだが、その次に来ていた女性はとても急いでいるようだった。そしてお互いに手続を終え謄本を受け取ると、その女性は慌てて駐車場に向かう。エレベーターを降りる時にその女性は自分は急いでいるであろうに、私を先に降ろしてくれたので、駐車場の精算所で「急いでいるのでしたら、お先にどうぞ」と先に清算してもらった。(そんな所も希林さんが乗り移った私(^_^;))

希林さんの本の続きは、昼休みに弁当を食べながらも読んだ。もうほとんど読んでしまった。 希林さんは占い師に「あなたは亡くなってから、襟首捕まえて旦那さんも連れて行く」と言われたそうである。ほんとうにそうなったんだなぁ。。。。


悲しき現実

2019-03-14 | 読んだ本
日本国紀も週末に読み終えてしまった。
「こんな500ページもあるものを2週間で読める訳ない」と思ったが、あれよあれよと言う間に読み終えた。読んだ時間は昼ごはんを食べながらと、晩ご飯を食べながらであった。それでも読んでしまった。
挿絵もなくお堅い本と思っていたが、読んでしまったのだから読みやすかったのだろうか。

その前後に読んだのはマイケル・ヨンさんの「歴史戦の真実」

こちらはアメリカのジャーナリスト、マイケル・ヨンさんが慰安婦問題を現地に行って取材している本である。

何年だか前にアメリカでは慰安婦問題を徹底的に調べたそうである。(日本が何かした訳ではなく韓国側が働きかけただか何だかだと思う)、そしたら日本軍が強制的に慰安婦を連行した証拠が何も出てこなかった。
「証拠が何も出てこなかった」というショッキングな結果になったというニュースである。

そしてマイケル・ヨンさん(その前はイラク戦争の取材をしていてその本はベストセラーになったらしい)は、慰安婦問題を調べるために、ビルマやタイやらあちこちの国に取材する。それを本にまとめたのである。

結論から言うと、慰安婦はそれを職業にしている人だったというのである。その中の8割は日本人だった。中には親から売られたり、騙されたりしてなっている人もいるかもしれないが、それは日本軍とは関係がないというのである。
日本軍の中にも性的暴行案件はあったが、数的には少なく軍の中で処罰もされているという内容だった。(そういうことを現地で調べてくださった方なのだ)

日本人は自分の祖先を悪く思っているが、近隣の特定のある国々以外の国では日本は今でも感謝されている、欧米諸国は現地民を奴隷のようにしたが、日本人は(アジアは一つという気持があったので)植民地のようなことはせず、現地民に優しかったという内容である。そして今は日本が慰安婦問題や南京大虐殺であーだこーだ言われているがそれには黒幕がいて、その次は我が国アメリカがターゲットになりますよ、とアメリカ国民に注意している本である。


この2冊を読み、何だか疲れてしまった。

いまや外国人に土地まであちこち買われていると言うし、今日も朝のニュースでは「徴用工」。どう考えても韓国側の考えがまっとうではないと思うのだが、韓国はそれを守らなければ国連に訴えると今度は言っているらしい。

国際連合では日本はまだ敵国扱いになっていると、前に読んだ本に書いてあった。またきっと日本に不都合が起きるようにやらかしてくれるだろう。
この世界には、正義とかそういうのはないのだろうか、と空を見上げてしまう。

ちなみに日本は相手の気持を察してごめんなさいと言うが、中国・韓国・アメリカでも「ごめんなさい」と言われると「自分が勝った」「相手を悪かった」という感覚になるそうである。(謝れば謝るほど自分が正しいと思ってしまう)


「日本国紀」でもマイケル・ヨンさんも、「日本が正しい」とは言わない。
ちゃんと弁明しないことが日本の欠点だと言う。マイケル・ヨンさんの本も「日本人は英語ができないのが難点です」とある。英語でちゃんと世界に言わないから、わかってもらえないのだと言う。

でもそもそも国の中が揚げ足取りでグジャグジャだしね。
対外国の前に国の中が一つになってないんだから。


そう言えば、日本が韓国にあげているお金の一覧でも、まぁ驚いたものだ。(ブロ友さんのブログより)
こんなお金を無駄にあげずに済んだら、消費税をアップする必要もとっくになかったのではないか。

もしかしたら、そういうお金もキックバックとかあったのだろうか。そうとでも思ってしまう。(私の想像です)
なんて愚かな役人め。幾ら自分のポケットにお金が少々入るために、国に不利益なことをするのか。

伊藤博文、原敬、高橋是清(敬称略)・・が泣くよ。
命を張って、暗殺されても日本の事を考えた名相は、今の外国人に土地もたくさん買われて、変な銅像を世界中に建てられている日本を見て泣いているだろう。

中国のOD何とかも、止めたのがついこの前だったとは知らなかった。
いったい幾ら払っていたのだろう。それで武力を補強されているとかアホじゃなかろうか。


だんだん知るにつれて、腹が立つやら悲しいやら、そして心配やら。

こんなことだったら、何も知らなかった方が心穏やかに幸せに暮らせたのではないかと思う。
そう言えば食品添加物も、知らなかった方が何でもおいしく穏やかに食べられていたのではないかな。

まったくろくなことにならん。

知った所で、こうしてブログで文句をつけるぐらいのことしかできない。
いったいどうしてこんなことを知ろうとしてしまったのか。

悲しきかな、○○○○○○○ ○○○○○(季語)
皮肉な俳句でも作りたくなってしまう。(だが作れず)

「日本国紀」/百田尚樹さん(3)

2019-03-08 | 読んだ本
とうとう昭和時代まで来た。

民のかまどの煙が上がらないのを見て「民からは税金は取るわけにはいけない」と言って、服も買わず家も屋根の修理もしなかった仁徳天皇のお話、聖徳太子の十七条憲法のすごさも紹介したいが、昭和時代までやってきた。

今まで日本が一方的に中国に進出して兵を出していたのかと思いきや、この本によるとそうではないようである。
中国では国民党政権と共産党により、反日宣伝工作が進められていて、日本人への脅迫やいじめが日常的にあったと書かれている。

なかでも代表的な事件は「南京事件」と呼ばれるもので、この場所で中国人が日本人やヨーロッパ人を暴行・暗殺などメチャクチャなことをしたのだそうだ。これにイギリスやアメリカは怒って砲撃するが、当時の日本は報復をしないばかりか、逆にイギリスやアメリカをなだめていたらしく、それを見た中国に足元を見られ、日本人をターゲットにしたテロみたいな事件があちこち起きていたという。(代表的なものは通州事件)
それに怒った軍部が「中国を懲らしめよう」としてダラダラ続いたのがシナ事変なのだとか。

通州事件はいろんな証拠が残っていて、あまりに残忍で正視できない写真もたくさん残っているそうです。


ちなみにこの本では「南京大虐殺はなかった」となっている。
何故なら何も証拠がないから。(写真など)

・東京裁判では「たった一人の捕虜」を殺しただけでも死刑になったBC級戦犯が何人もいるのに、南京大虐殺で死刑になったのが一人しかいないのはおかしい。
・南京には当時たくさんジャーナリストもいたのだから、そんなことがあったら大ニュースになっているはず。(でもなっていない)
・半世紀たった後に突如日本で出た南京記事からこの話が再び持ち上がり、中国の外交カードになってしまった。

・・・もうこんな話は腹が立ってきて読みたくないが、国民の一人として最後まで読んでみようか。


最近ふと思うことは、どうして中国や韓国が、日本の歴史の教科書に文句を言えるのだろうか・・ということだ。

例えば三ヶ国でちゃんと「こういう教科書にしましょう」という取決めをして、それを日本が破って違うことを教えているなら分かる。どこかの国は反日教育をしているという話もある。そんな勝手なことをしながら、よく人の教科書にケチがつけられるものだ。

よその国がどう教えようがその国の自由なのではなかろうか。
(どうしてそう思えない?)

そう言えば、日本人が中国や韓国で「この国のコレはおかしい」とデモを起こすことは考えられない。
なんであちらの人は、勝手気ままに日本でデモを起こすのだろう。

根っから自分達が正しくてアイツラはやりこめて当たり前、という感覚が根付いているのではなかろうか。

「日本国紀」/百田尚樹さん(2)

2019-03-07 | 読んだ本
とりあえず読み始めた(ベストセラー本?)「日本国紀」。

ベリー来航の後の不平等条約のゴタゴタ、攘夷だの尊王だのが飛び回る中、佐賀県、鹿児島県、宇和島藩(愛媛県?)等はお殿様の命令で、苦労に苦労を重ね、外国と同じ蒸気船を作りあげる。(外国人が親切に教えてくれる訳ではなく、自分達での試行錯誤)

日本人って粘り強くて、手先も器用だったんだなぁ~~と思ったところで、明治時代へ。

明治時代以降は後でとっておくことにして、意外に面白いのでもっと昔から遡って読むことにした。

私はこれでも小学生の頃に日本史が大好きで、家にある図鑑の中で「日本の歴史」だけは何度も何度も読んでいたのである。しかしこの本には「今まで知らなかった!」という話が結構あって、面白い。当時から40年の間に、新しい定説や発見があったのだろうか。


天智天皇と天武天皇が兄弟ではないかもという説もあるとか、当時(韓国の)百済を助けるために日本からもたくさん兵力を出して助けようとするのだが、「こんなに兵力を出すなんてもしかしたら当時は植民地だったのでは?」という百田さんの「大胆な仮説」も紹介している。
(事実の証拠がないものは、あくまで仮説ですという前置きは忘れない。)

そしてカッコいいのは、「元寇」である。
当時ものすごい領土を持った強い国、蒙古のフビライが、日本も服属させようと使いを出したそうだ。
それを受けて立つは鎌倉幕府の若いエース。16歳の北条時宗。
最初は「こんな屈辱は相手にしない」と無視しているが、(これを外交に無知だったからとする学者もいるが、百田さんは無礼なヤツに返事をする必要は無いと思ったのだろう、としている。)やがて(2度目の弘安の役では)そいつが内情を調べるスパイだと分かると斬首にする。

フビライの兵が大量に攻めてくるが、日本の御家人も一致団結して守って守って守り抜く。そして上陸できないところに台風だかが来てひっくり返ってしまうのだ。ガハハ。(^o^)

それから、足利義満が自分の息子を天皇にしようと画策していたのも知らなかったなぁ~。自分も上皇と同じタタミを使ったり、息子の元服は天皇家と同じようにしたりして、あと一歩で息子が天皇になり自分も上皇になるところで、急に病に倒れて亡くなってしまったそうだ。(この絶妙なタイミングであることから暗殺説もあるらしい。百田さんも暗殺ではないかとしている。)

そういう所も日本人ぽいと言えるかもしれない。
もっと殺気立った国だったら、「こいつは独裁者だから殺してやろう」とか「殺した俺は英雄だ!」となるところを、「殿は流行り病に掛かり急に亡くなってしまいました。」とするあたりも、日本の歴史っぽい。。。。(ちなみに義満さん、それまではとても健康な方だったのだとか)

はー、アニメ一休さんに出てくる時は普通のお殿様だったのに、そんな欲張りだったとは。(言われてみると金閣寺もキンキラキン)



欲張りと言えば、今日の朝のニュースで、あのゴーンさんが、作業着を着てマスクとして、ラメラメの警備員のたすきみたいなのを着て歩いている姿はちょっとウケた。

あの変装は誰が提案したのだろうか。
ゴーンさん自らアレを希望したのなら良いのだが、あれを日本側から提案したとしたら可愛そうだよね~、変装がバレた上にあの格好の姿が全世界に流れてしまったなんて。。。。
ニュースでは矢印でゴーンさんのあちこちを指差し、「作業着」「マスク」「帽子」とか書かれてさらに強調されていた。

TV局ではその後で、あの作業着のマークを見て作業着店で値段を調べていた。4000円だったそうだ。
副タイトルが「日産車ではなくスズキの軽で・・・」というテロップ。

まだ無実かもしれないから上から布という訳にも行かずああなったのだろうか。
でもあれだったら普通の洋服で良かったのではなかろうか。。。。ナゼ??

「日本国紀」/百田尚樹さん

2019-03-06 | 読んだ本
読み始めた「日本国紀」だが、思いのほか面白くなってきた。

秀吉を過ぎ、江戸時代を過ぎ、今は開国のペリーの時期である。
徳川将軍も今まで二代目将軍秀忠以外は、大奥で女遊びをしているのかと思ったら、10代将軍の家治さんは政治は家臣に任せきりだったが愛妻家で囲碁が相当レベル(残った碁盤の記録ではプロ級)だったとか、士農工商で農民は年貢を搾り取られているのかと思いきや、それほどでも無かったとか、江戸時代は平和に暮らしていたようだ。

だがしかし、ヨーロッパではあの産業革命が起こり、みるみるうちに近代化してしまった。江戸時代当初は、日本の戦力も海外に負けないようなものだったが、江戸時代の鎖国状態で、かなり格差が開いてしまったそうである。

日本の近代化を迫ったのはペリーだ。それ以前にもロシアやイギリスから度々訪問や「国交を開いてよ」という人が訪れたが、幕府はそれを追い払ったりしていた。何十年も前からそういうやり取りがありながら、幕府はやっつけ仕事のようにその時追い払うばかりで、ヨーロッパの近代化をオランダ人や書物から知りながら大きな対策を立てて来なかった。

それを作者の百田さんはこう書く。

「それを自分は言霊主義ではないかと考えている。日本人は言葉に霊力があって、祝福を述べれば幸福が舞い降り、呪詛を述べれば不幸が襲い掛かると言う信仰がある。だからあってはならないことは口にしたり議論したりするのを無意識に避けているのではないか。」(一部要約)

それはあの第二次世界大戦でも「作戦が失敗するかもしれない」という配慮がなく無謀な作戦が取られたとも書かれている。

「現代においても世界の多くの国の憲法に書かれている「緊急状態条項」が日本にはない。それどころか国会で議論さえも行われていない。「最悪の事態が起こるかもしれない」という想定での議論が避けられるからである。」(原文のまま)

これを読んでなるほどなぁ~と思う。

アメリカのペリーは日本の資料を詳しく読んで「日本人は武力で脅すのが効き目がある」と知り尽くしてやってきた。アメリカはこれだけ軍備も力があるんだぞという軍艦だか蒸気だか何だかを持って脅しのようにやってきたのだ。そして「1年経ったらまた来るから返事を決めておいてくれ」と去っていくが、その1年幕府は何も対策を立てていなかったそうである。
(そして1年後慌てふためいて、どうにもならず国交を受け入れ、あとは外国がどんどんやってきて不平等条約を結んで行く・・・)

ここを読んで、パタッと本を閉じる。

今でもこの国の性質は変わっていない。

スパイ天国と言われ、情報はグーグルでも中国だかでもダダ漏れしていることだろう。
そしてこの先グローバルが進んでいったら、この国はどうなるのだろうか。
知れば知るほど大丈夫なのかなぁ~と思うのだが、それでも、中にいるとその危機感は感じられず、今日も明日も暢気な日々が続くのだった。。。
(これも一つのなんくるないさ~なのだろうか。)

前から思っていたのだが、これだけ科学技術があると言われている日本のはずなのに、グーグルとか、中国の何たらみたいな、情報網会社や独自の情報ツールが何故生まれないのだろう。この国に技術がないのだろうか。それともアメリカや他の国から妨害されて作ることができないのだろうか。
今はラインも、韓国のCIAに筒抜けだと言われているし、グーグルもアメリカから個人パソコン丸見え状態なのだろう。
日本独自でそういうツールを作れば、安心して使えるのに。。。。


この本を読んでいてだんだん楽しくなるのは、作者が日本を愛しているからだと思う。

日本人はこういう所が素晴らしかったんですよ、というのが書かれていて、読んでいてとっても楽しい。
「あぁ日本人でよかった~」って思える。それがとても嬉しくてワクワクしまう。

地図を作った伊能忠敬さんは、49歳で隠居して50歳から江戸で勉強を始め、55歳から足で歩いて測量をして日本地図を作ったそうだ。
それが誤差が1000分の1程度の正確さだったとか。今の私の年で歩いて日本全土を測量するなんて考えられない。それも当時のもっと寿命の短い時代だからひたすら驚きである。
そんな日本人もいるのか~と思うと、何だか嬉しいな♪

新しいスープジャーと日本国紀

2019-03-05 | 読んだ本

新しいスープジャー買いました。(^_^;)

keke用に使っていたスープジャーの蓋を閉める部品が欠けてしまって漏れそうなので(傾けなければ平気そう)・・・それでも騙し騙し使っていたのです。
その日、いつものようにスープを入れて蓋を閉めると、閉まりきらなくて自分のスープジャーと息子のを交換して持って行きました。

そしてお弁当を食べようとしたら・・・スープ以外の何か臭いが・・・??(-_-;)
自分のスープジャーは食べてすぐ洗うのですが、息子のは夜だったら、翌朝だったり、間口も狭くて洗剤であまり洗えなかったりで、毎日使っているうちに臭いがついていたようです。。。。

自分で使って初めて気がつきました。。。(-_-;)


ここで知る人ぞ知る「日本国紀」という本を手にすることができました。
が、分厚くて、中身が真面目すぎて(お堅い)、とても読みきれそうにありません。
たぶん読みきれないでしょう。

それでも仕方なくカレーの残りを食べながらページを開いているとkekeが「厚い本!」と言うので、「これ知ってる?」と表紙を見せると「知らない」と言い、「結構有名な本だと思っていたんだけどねぇ」と言っても、kekeは作者ともども知らないそうです。

私は「日本の歴史だよ、教科書みたいなものだよ」と言いながら

「いやぁ~これ読みきれないよ。それに中身も意外に真面目すぎて。」
「自分が読みたい場所を選んだら?」
「そんなこと考えてなかったもの。」

昨日はペラペラ織田信長辺りから読んでみましたが、想像以上にクソ真面目なお堅い本なので、なかなか進みません。ある意味教科書みたいな感じ。。。

それでも時々「コラム」なるものがあって、織田信長が宣教師からどのように見られていたのかとか、少し庶民的な話もあったりします。(そういう場所だけつまみ読み・・)

amzonレビューを読むと、これから近代になるにつれて、どんどん盛り上がっていくのだとか。。。

でも正直、そこまではたどり着けないかもしれません。。。(-_-;)

今、ここで分かったことは、信長は気が短いながらも周囲からは恐れられていて、明智光秀はもともと裏切るタイプの人間で、秀吉は指の本数が多かったこと。(日本に来た宣教師より)秀吉はキリスト教を廃止したせいか宣教師からも悪口三昧書かれたそうです。


今日のお弁当はプルコギ弁当です。