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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「ガイコクジンノトモダチ」

2018-04-12 | 読んだ本
ゆずというグループが新曲を出したと言う。
曲名は「ガイコクジンノトモダチ」という曲である。
この曲が「政治的色ありすぎ」で話題になっているそうである。

さっそくどんな歌詞だろう?と思って、検索して読んでみたら、この歌詞の通り!だと思った。

今まで「ゆず」というグループは、軟弱な恋愛ソングとスポーツ青春ソングを歌っているグループだろうとばかり思っていたが、この歌に国を思う熱きハートが感じられる。そして国を思う気持には左も右も本来なら無いのではなかろうか。


最近は朝のニュースはテレ朝、昼のニュースはシェアニュースジャパンを見ている。
分かりやすく言うと、朝は左翼のニュースを見て、昼は右翼のニュースを見ているのである。

そして二つを比べてみると、こういうニュース記事は映像の切り取り方で、見ている人に方向付けをすることが可能だなという事が分かった。
それで見ているとTVは野党議員の質問はズバズバしているような場面が多くて、安倍さんの答え方はのらりくらりしているような場面やテロップ、コメンテーターの感想がついていたりする。

保守系のニュース記事を見ると、野党のこういう言い方に総理はこう返しました、みたいな記事になっていたりする。
同じものでも立場を変えればいくらでも見方は変わるようである。

そしてテレビは中立ではない。
本当に中立だったら、安倍さんが成功している所も少しは報道するだろう。それはまずと言っていいほど、報道はされない。見たこともない。
(テレビ局側に言わせると、政権にこびへつらってはいけないという方針があるらしい。)

そして何か悪い事が起きたら、何日も何日も悪態をつかれ・・・。毎日テレビを見ていると、安倍さんがいじめられているように見えてしまう。自分は子供の頃いじめられて悲しい思いをしてきたので、マスコミに悪口ばかり言われている安倍さんが気の毒になってくる。

私は人相的に、安倍さんが悪い人には思えない。
立憲民主党のあのトップの創立した人も悪い人には思っていない。

もっとみんな、ケンカばかりしてないで手を取り合って日本の将来を考えてほしい。
本当にこの国のことだけを思うなら。。。。

「もうダメだ!」と思った時に読む本/斎藤茂太さん

2018-04-09 | 読んだ本
金曜の夕方から横になっていたら、夜に眠れなくなった。
普段「眠れない」ことなどまず無い自分は焦る。

そして夜中、本を読む気にもなれないほど具合悪かったので、あることを延々と考え続けた。
それにつれて沸々と怒りがわいて、それは途方もないほど膨れ上がり、私はいつかこの怒りを本人に叩きつけなくては、と言う結論を出した。

ただそれをいつにするか?である。

今度はそれで夜中じゅう、また考えることになった。
その間にも怒りはさらなる怒りを呼び膨れ上がって行った。
あぁ長い間、私はこんなに我慢していたのか・・・と思い出した。

いったいどのタイミングでどういう風にすればいいのだろう。



そして少し元気になった私は図書館に行った。
予約本を受け取り、棚をぼんやり見ているとある本が見えた。

「もうダメだ!」と思った時に読む本/斎藤茂太さん著

この本の巻頭に書いてある。

  「もうダメだ」と思って、あきらめる前にやってみてほしいことがある。
  それは「待つ」ということである。(はじめにより原文のまま)

一言で言えばそれがこの本の全てである。
最初から最後まで、その結論ありきの本なのだ。

だがしかし、この本はそれだけでは終わらない。
その「もうダメだ」の具体的パターンを

・人生終わるほどのミスをしたら
・昼食もとれないほど忙しかったら
・理不尽な上司の下で働くことになったら
・人と話すのが怖くなってしまったら
・もしも病気で苦しんでいたら
        :

いろんなパターンを想定して(ただし恋愛がらみは無し)、あたかも主治医の先生のように「それはこうですよ」と慰め・励ましてくれる。その答えが何とも素晴らしい。本当にそっと傍で背中をさすってくれるような優しいエピソード交じりの話満載なのである。

そして私の「もうダメだ」のパターンは見つからなかったので、「もうこれ以上ストレスをためこむことができなくなったら」の箇所を読んでみた。

すると答えはこうである。

茂太先生も、旅行中に奥さんに文句が言いたいが言ってしまうと旅行が台無しになるので、こっそりメモに書いておくのだそうだ。
奥さんの小言や苦言をメモに書いて、それに対して自分がどう意見や感想を書く。そうするとどんどんあふれてくるので、それをそのまま全部書いておくのだそうだ。

これを応用して、イヤな奴に手紙を書くといい。感情をそのままぶつけよう、ポイントは思いっきり過激な言葉を使う事だそうである。(原文通りではないがそんな感じ)

私はものは試しで早速やってみることにした。
そこらのチラシの裏でもいいが、もう根っこから恨み辛みでいっぱいだったので、日ごろ持ち歩く手帳に殴り書きすることにした。

「思いっきり過激な言葉を使うのがポイント」と書いてあるので、その通りブログにも書かないような過激な言葉で書き殴ることにした。自分としてはこの先何ページも何ページも綴る覚悟でいたが、拍子抜けなことに1ページ書いただけで・・・・スッキリ!!!

そして読み返すと・・・もう一度スッキリ!!!

え?なんでなんでなんで?
あんなに夜中何時間も考えていたことが、たったこれだけで?!
ビックリしてしまった。
(これ以上ストレスをため込むことができない人、ぜひお試しください。)


※ちなみにこの手紙は決して投函はしないでくださいと書いてある。
しばらくそのままで放っておき、頃合いを見計らって読むと「出さなくて良かった」と思うそうである。

というのは、どんなに感情的になっていても「書く」と言う行為はある程度冷静になったり客観的になったりしないとできないので、その時点で峠は越えているから、だそうである。

あまり年中やっていると手帳がひどい状態になってしまうが、これはちょいちょいいいかもしれない方法だと分かった。
今まで何かちょっとしたことが起こるたびに「相手(物事)の良い所に目を向けましょう」と思って対応してきたが、それではどうにもならない相手もこの世にはいる。
それにはこれがいい。

最後に「もうダメだ」がスッキリする毎日のヒントがあるが、それをこれから読んで今日は眠りにつきたい。

今日は「北の桜守」を観る。

2018-03-21 | 読んだ本
今日は平日通りに朝早く起きてみたものの、ウダウダしてた。
映画を観に行くつもりが、この天気の悪さである。
うだうだコタツで借りていた本を読んでいるとたまたま、こういう文章が出てきた。

「ぜひ、行動を起こす人になってください。人間には、行動を起こす人、起こるのを眺める人、「何が起こったか」を問う人の3種類しかいないといわれています。」(運命を変える心とからだの磨き方/久住眞理さん著)

私はこの文章を前にして、自分は起こるのを眺める人でも、何が起こったかを問う人でもいい、その中に100%正解も100%間違いも無いよ、と思ったが、今日はせっかくこのような文章を見たので行動を起こしてみることにした。
こういうひょいと目にした文章や、偶然の出来事を私は面白半分で最近重視しているのである。
それがご先祖さんのお告げかもしれない・・・なぁ~んて考えると、楽しいからだ。

そして雪が大雪になると心配なので、バスと電車で向かうことにした。

こんな雪交じりの日なのに、映画館は割と混んでいて、特に子連れファミリーが多かったのは、ここで子供向けのアニメ系の上映が多いようである。ドラえもん、プリキュア、コナンはこれからなのかもしれないが、大きくポスターが貼られ。。。リメンバーミーも人気があるようだったが、予定通り吉永小百合さん主演の「北の桜守」を観ることにした。


またまたネタバレになってしまうと申し訳ないので、あまり多くを語らないようにするが、この映画はハンカチが必要である。
老いた母と息子がテーマになっているので、ついつい泣けてしまった。
戦争が絡んだ映画なので、辛い悲しいはちょっとやだなぁ~と悩んだが、これも観て良かったと思う。「火垂るの墓」のような「観なければよかった」という後味の悪さ(辛さ悲しさ)は無かった。

先月観た「今夜、ロマンス劇場で」は、最初から綾瀬はるかさんに主演をお願いするつもりで作っていたとどこかで読んだ気がするが、この映画もまさに吉永さゆりさんが主演するために書かれたような映画ではなかろうか、と思うほど、イメージピッタリ。今まで映画を観たことがほとんどないので、吉永さゆりさんもCMとかトーク番組でしか見た事がなかったが、ほんとにイメージぴったりの気高く強い良妻賢母という感じ。。。

映画とはまったく関係ない所で、私はこんな風に良き母でいたのだろうかとはちと考えてしまった。
映画館はあんなに混んでいた割に、この映画の部屋はそれほど混んでなかった・・・映画って封切りされても2週間近くになると、こんな感じなのだろうか。前に見た「ロマンス劇場」ももうやってもいないし。。。

私は息子がいるし二人で歩んできた思いがあるので、結構泣けてしまった。
お笑いを観てもゲラゲラ笑う事はまずないし、お葬式でもあまり泣けないし、泣かせる映画を観てもそんなに泣かないつもりだったが、年取って素直に泣けるようになったのかもしれない。「泣ける」引き出しが経験で増えたのかもしれない。
いずれにしても、悪いことではないのだろう。

日頃、辛い悲しい事があった時、映画っていいなと思った。
映画で涙しているうちに、現実のイヤな事も一緒に流せてしまえるような気がする。

今日は帰ってから、kekeの好きなハンバーグを作った。
私も吉永さんを見習って、賢母に近づかなくては・・と。。。

「サザエさんと日本を旅しよう! (アニメ「サザエさん」放送45周年記念ブック) 」

2018-02-20 | 読んだ本
「サザエさんと日本を旅しよう! (アニメ「サザエさん」放送45周年記念ブック) 」


ふと図書館で手に取った一冊。

日曜日の国民的アニメ「サザエさん」のオープニングで、♪お魚加えたドラ猫おいかけて~♪の音楽と共にサザエさんが全国の観光地を旅するアニメーションがうつっているが、それをまとめた本である。

子供向け(小学生ぐらいが対象?)の本だが、私には充分に楽しめた。

まだ比較的新しい本なので、紹介されている名所も今でも旬な観光地であるのがうれしい。
東京ではスカイツリーも載ってるし、去年旅した愛媛県では「しまなみ海道」、「亀老山展望公園」、「坊ちゃん列車」も載っていて、「あ!見た見た(^o^)丿」と喜んでしまった。

全ページに渡って、サザエさんのカットが書いてあり、サザエさんがその県に似合った服装をして紹介してくれる。またカツオやマスオさんら家族は、最後にミニクイズを出してくれるのだ。

私が小学生の頃、こんな本があったらなぁ~~・・・地理が好きになっていたかも?!


私は小さい頃から地理に関心がなく、嫌いな科目の一つだった。
出かけるのも好きでなかったし、本当に興味がまったく無かったのだ。

それが車に乗り出してから・・あれよあれよとお出かけ大好き人間に。。。だから人間っていつどう変わるか分からない。



この本をそこらに置いておくと、kekeが「へぇ~」と手に取っていた。

「仙台行った時どこに行ったの?」と尋ねると、「えーと」と言い、本を開いて「ここだ、宮島」と言う、

「へぇ~きれいだった?」と言うと「曇ってて・・・」と言い、その日は感動はできなかった様子。


この本では、全国47都道府県それぞれ見開き2ページで紹介している。
景色がきれいなポイントはきれいなアニメの挿絵があったりして・・・堅い地図の本より親近感が沸いてしまう。
四国まではあっという間に読破(?)して、あとは九州を残すのみ。。。

小さい子がいたら間違いなく買うんだけど・・・(^_^;)

子供向けの本を初めて借りてみたが、なかなか面白いものだと思った。

余韻にひたるワタシ

2018-02-16 | 読んだ本
ハァ~・・・



昨日に引き続きまだ映画の余韻に浸るワタシ。。。


見終わった時は「もうこんな時間かぁ~・・><平日の仕事帰りにこれはムリかも・・・」と思いながら帰宅したのですが。。。日が経つにつれ、ホワンホワン(観てよかったなぁ~)なんて思ったりするのでした。

昨日は「今夜、ロマンス劇場で」を検索して、あちこちの方の感想や、映画サイト、綾瀬はるかさんのインタビューなんかも拾い読みして、「うんうんそうそう」とか、「へぇ~~そんな見方もあったのかぁ~~」とか、1人でウンウンうなづいてました。
(映画ってそういう楽しみ方があるんですねっ!)


まだ封切されて間もない映画なので、あまりあれこれ書くのはどうかと思うのですが・・・。

  「見た人と語り合いたい!!!」

という気持でいっぱいです。(^o^)丿

この映画がヒットするといいなぁ~~♪と素直に思います。
きっと監督さんとか作っている人も、心優しい人なのではないでしょうかねぇ~


しかしこれは好みの問題で、もっと回転が速いアクションやストーリーの上下左右大変身とか、そういう刺激的なのを求める方には物足りなさがあるのかもしれません。

昨日の朝も今日の朝もたまたまCM広告を観ましたが、CMのイメージを先行してしまうと(期待する割には拍子抜け~)って感じで終わるかも。私好みの映画だったのかもしれません。


それはさておき、来月もいっちょ観ようかと思い、3月封切の映画も調べてみましたが~(^_^;)今迷っているのは、吉永小百合さん主演の「北の桜守」か、ディズニー系のアニメ「リメンバー・ミー」で、迷い中です。吉永小百合さんのも面白そうだけど、戦争とか辛いとか悲しいのは(お金を払ってそういう思いはしたくない)と思ったりもするのです。

リメンバー・ミーってどうなんでしょう。
ジブリアニメ並みにヒットするのであれば、ここで観ちゃおうかな~と思ったりもします。( ^)o(^ )

今日朝、nanuさんに「今夜、ロマンス劇場で」観たんですよ、と言ったら「何それ」と言って「新しいやつ~?!」と言って驚いてましたね。

エッヘン!!


ドラマとか映画を見ない人だと思ってビックリしたみたいですけどね、今まで観なかったんだけど、これからは映画の話でも理解できるように勉強してるんですよ。アハハ(^o^)
それにはやはり新しい封切のものにチャレンジしたい私です。

見てきましたよ。

2018-02-15 | 読んだ本
「今夜、ロマンス劇場で」

最初は「こんな設定の映画で泣けるのかなぁ~」と思いながら観ましたが、ウルウル涙しました。

私は小説も読まず、映画も観ない人なので・・と言うのは、非現実なことに関わっている心のゆとりが無いんですね。
伝記や歴史(史上の事実)は読むのは、そのような事実があったから。そのような人が実際にいたから。
そういうものに心を動かすことはあるのですが、フィクションは所詮フィクションでしょという気持があるのです。

そう言う意味では映画の中の人が現れると言う設定、その後もちょっと非現実的な設定が「え?」という戸惑いもありながら、感動しました。

時間も迷わないように前日の試乗コースのまま映画館に行ったので、渋滞に遭うたびに気になりましたが、昨日より早く到着。案の定駐車場から映画館に入るのに迷ってしまい、そこらの荷物を運んでるニイちゃんに尋ねて映画館に行く行き方を教えてもらったり、チケットも買い方が分からず、「初めてですが券はどうやって買うんですか?」と尋ねたり、自販機が無いのに驚いたりしましたが、10分前にはトイレも済ませて座席に着けました。(^_^;)

買うと高いからと思って、おつまみナッツを持って行ったのですが、映画の前のCMで「持ち込み禁止」というのを見て慌ててしまいました。自販機がないので仕方なく290円でお茶を買いましたがほとんど飲まないままでした。290円でSサイズだったのですが、結構量があって私には飲みきれないような量でした。

映画のあらすじは書けないので、他の事を書きますと、この映画がそうなのか映画はどれもそうなのか分かりませんが、色がとてもきれいでした。
お地蔵さんがある草っぱら。最初に目に飛びこんだ時の初々しい黄緑のきれいだったこと。綾瀬はるかが藤の下で飛び回る(?)シーンがあるのですが、そこの藤もすごくきれいだったし、お祭りで売られている風車、映画館の構内のステンドグラス(?)のような内装のはめこんだガラスの色・・・当然ですが、綾瀬はるかのドレス(これがまたいろいろシーンの度にドレスが変わり、その色がどれも私好みで楽しみになる)

映画の中で絵の具をぶっかけられる、というシーンが2度はあったのですが、あれも色が鮮やかで、何の色でもいいって作り方じゃないなと思いました。あらすじだけでなく結構「色」を追いかけてしまいました。(^_^;)
それから雨のシーン、雪が舞う、桜が舞う・・・それも主人公の気持に効果的に流れてて、映画ってきっとどれもそうなのでしょうけど、うまく作られているなぁ~と思いました。雨だからこそ余計情感が現れると言うか。

昭和35年が舞台(私が生まれる前だ)なので、街も服もレトロなのがまたいい感じ。
綾瀬はるかのドレスもどれもレトロ風ながら、「時代遅れ」という感じではないのが、またオシャレ。

本田翼さんって、今まで芸能ニュースでしか見たことが無くて、ボイッシュな若い人というイメージだけだったけれど、きれいな人ですね。「この人きれいだけど誰かしら?」って思いながら観てました。
あと、あの偉そうな一流スター役の人も誰なんだろう(名前が分からないのだから調べようがない)、面白い味を出してました。最初は上から目線の変な奴と思いましたが、あの人も結局誰もこらしめない悪い人では無かったようです。(確かにみんないい人達)

(レディースデイなのにこんなに少ないの?)と思うほどガラガラでしたが、最後の俳優さんの名前が出終わるまで誰ひとり立つこともなく、誰も何も言わないまま黙々とそれぞれ帰ります。(それも初心者には不思議な光景)

映画をあまり観ないので比較・検討ができませんが、うん面白かった。綾瀬はるか好きだし。
あのおじいさん役の人も初めて見た人だけど、検索したら紫綬褒章もらっている人だったんですね。そんな偉大な人だったとは。

一人でTVすらあまり観たくない人なので、お金払って(飲み物も持ち込めずに)映画?と思うのですが、こういう機会をこうしてでも作らないと話題が広がらない人なので、月イチぐらいでこれもいいかもと思いました。(コミニケーションツールとして)

たしかに出てくる人がみんないい人で、ほんとだったら、もっとあの立場だったら嫉妬したり、ああいう人だったらもっとオレ様だったりするのでは?と心が荒んでいる自分は思うのだけど、それがまたうまくまとまって、うまく映画になっているんですね。
これを言ってはどうかと思いますが、心の中の純愛って、こういう風に現実離れした設定にしなくては表現できないのかもしれないような気がしました。

「さくら日和」/さくらももこさん

2018-01-20 | 読んだ本
昨日も朝起きた時にノドが痛かったが、日中はそれも無くなってしまった。
ありがちな「朝だけノドが痛い」という風邪なのかもしれない。

秀クンは目下インフルエンザで療養中だが、nanuさんは暮れから正月にかけてノドが痛くて声が出なかったそうで、そういう系統の風邪だったのかもしれない。そして今日になり、今日はタンがからみ、咳が少々出ている。しかしこれはたぶん悪いことではない。ノド風邪の治りかけにタンがからむことはよくあることだ。ここが正念場だと思い、どうにか風邪を治したい。

そこでたまたま読んでいる本が、さくらももこさんの「さくら日和」である。
これは時期的にはさくらさんが離婚した後に書かれたようで、離婚の内情こそ書かれていないが、「息子と二人で家を脱出」、苦手な納豆を克服した時には「離婚成立に近い喜び」とサラリと書く辺りが、私的には「あぁ~あるある・・あるある大事典」と言いたくなるような本である。
はっきりそう書いてある訳ではないが、「いろいろあって離婚しましたが、そのことは隠すことでも恥ずかしいことでもない、かと言って大げさに語ることでもない。」と言う辺りでサラリと書く辺りがめっちゃ共感なのである。

ちなみに、さくらももこさんと私はほぼ同じ年で、息子はkekeの方が少し年上かもしれないが、たぶん離婚もほとんど同じ時期だったのではないかと思う。ただ一つ経済事情が違うので、旅の話や買い物の話になると「うっ!」という感じにはなるが、それでも勝手に私は双子の姉のような感覚で読ませていただいているのである。

前置きはさておき、この「さくら日和」には、なんとあのインフルエンザをさくらさんが3時間で治したという話が書いてあった。
息子のインフルエンザがうつり、悪寒や節々の痛みが始まり、「これはインフルエンザが移ったに違いない」と思ったさくらさんは、会社のスタッフに「これから集中して治すので一切電話はしないでほしい」と宣言して、プロポリスを飲み、ニンニクはちみつを食べ、しょうが湯を飲んで寝たそうである。
そして布団で目をつむると汗が出て体内でインフルエンザ菌がどんどんやっつけられているイメージが浮かび・・3時間後にはインフルエンザはやっつけられたそうである。

あのインフルエンザさえやっつけられるのだから、ノド風邪も集中すればやっつけられるかもしれない。

デスクトップパソコンでブログを書いているうちにまた体が冷えてきたので、もう一度風呂に入ることにした。

kekeは昨日から帰ってこない。
いったいどこに行ったのか。

私は今年は離婚20周年と言う節目の年である。
さくらさんは再婚をされていたような気がしたので、もはや離婚は関係ないだろうと思うが、息子さんももう社会人になっているのだろう。こうして連絡もなく家に帰らない日もあるのだろうか。それとももう一人暮らしをされているのだろうか。
また最近のさくらさんは何を考え、どんな健康法を試しているのだろうか。

50代だからこそ語れる話もあるだろう。
また最近のエッセーを読んでみたい。

よく読むメルマガ

2018-01-12 | 読んだ本
昨日は慰安婦問題で怒ってしまったが、そんな時、あるメルマガが届いた。

私が今唯一読んでいるメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」というメルマガである。
それはロシアに住んでいる北野幸伯さんと言う方が書いているメルマガなのだ。

北野さんの本を最初に知ったのもやはり図書館である。
たしかプーチン大統領の本を手に取ったのがきっかけだったと思う。

それでメルマガを読んでいるのだが、今回はこの記事である。

「韓国は操られている。「慰安婦合意見直し」の背後に中国の影」

たしかに慰安婦問題は腹が立つ話だ、だがしかしここで日本人が皆怒って感情的になると中国の思う壺になってしまいますよ、という警告の記事が書いてあるのだ。

これを読んで、たしかにそうだな、感情的になっていいことは何一つないと思った。(-_-;)


世の中にはこういう腹が立つことが降りかかってくるのが常である。
私は日中、あまりストレスが無い場所で生活をしているので(逆に言えば人間関係が希薄で済んでいるのだ)、面白くない事を言われたりするとすぐにカチンと来るが、そこをグッとこられて、理性的に対処するのが大人なのかもしれないということである。

韓流ドラマが好きなOMさんによると、「韓流ドラマは面白いけれど、あの国民性と日本との違いが良くわかる」のだとか。
韓流ドラマでは、女性だけでなく男の人も喜怒哀楽が激しいそうだ。よく泣くのだそうだ。そして今まで仲が良かった肉親同士が、ある日突然裏切り殺しあったりすることがよくあるということである。

だからこちらからすれば、「そんなの無いんじゃない~?」と思うことでも、こちらが思うほど他の国ではそうは思わないのかもしれない。それを全て「間違い!!」と決め付けては同じ穴のムジナと見られてしまうだろう。

もちろん、譲れないことや、こちらが間違っていない時は一歩も譲らずだが、あくまで世界の目を意識して感情的にはならずにサラリと行きたい所である。


そんな折、中国の潜水艦だかが尖閣諸島の近くに来ているという話もある。
生まれてきて50年が過ぎ、今まで戦争のセの字も考えたことがなかった。

でもどこの国の誰だって大半の人は戦争なんてしない方がいいと思っているのではなかろうか。それでもそれが無くならないのは何故なのだろう。今まで自分達は平和を愛する国民だから戦争が無いんだって思っていたけれど、世界中のどこの人だって平和を愛して止まないのに、そういうことが起こっているのだろうと思う。

願うことは、こんな時期にくだらない足の引っ張り合いにあけてくれていないで、本当に国のことを思って政治を進めてほしいということだ。

「心が折れそうなときキミを救う言葉」/柴田エリーさん、ひすいこたろうさん

2017-11-28 | 読んだ本
今、読んでいるのは「心が折れそうなときキミを救う言葉」というタイトルの本である。
柴田エリーさんとひすいこたろうさんの共著のようである。

中身は、歴史に名を残す偉人達の「人生復活劇」。
ジョン・レノン、マドンナ、坂本竜馬、孫正義(敬称略)・・という偉人達も最初は挫折の連続だった。そこからどう立ち上がったかというエピソードが書かれている。

今日はその中で「ガンジー」のエピソードを書いておこう。

ガンジーさんはインド独立の父と呼ばれる偉人である。

当時インドは塩を作ることが禁止されていた。支配されていたイギリスから高価で塩を買わなくてはならなかったそうである。
その不合理にガンジーさんは抗議を示す。海までの道のり320キロを(東京-名古屋間の距離)24日間かけて歩き、それに共感した民衆がそれに加わり、やがて数千人もの大行進になったそうである。

もちろんイギリスの警察も黙ってはいない。逮捕したりボコボコにされたりするのだが、ガンジーさんは暴力を使わず「無抵抗」で意思だけを貫くのである。ガンジーさんの28年間は逮捕と投獄の繰り返し・・・中には4日間の間に3回逮捕されたこともあると言う。

しかしガンジーさんは「究極の幸せへの道は、監獄へ行く道にある。」と言うのである。自分の国のために監獄へ行くことを幸せだと言うのである。

この本の中ではこう書いてある。

 自分のためを思っているとき、生まれるのは恐れ。
 誰かのためを思っているとき、生まれるのは勇気。
 for me ではなく for you-。
 この時、心の中で爆発するものが「愛」です。


このくだりを読んだ時、恋愛もそうかもしれないと思った。

自分のためを思っているから、相手の心変わりを恐れるのでしょう。
本当に相手のことを思っているなら、他の誰かを好きになったとしても、その人の幸せを喜べるかもしれない。
実際に自分よりも、その方が相手は幸せなのなら。。。

何かを恐れ、相手を責めそうになるのは、それが「自分のため」だからなのだろう。
自分が無くしても、相手の幸せを願える時、心の中で爆発するものが「愛」なのかもしれない。


これはちょっとガンジーさんから脱線してしまったが。。。

「100歳まで一人で暮らせる頭と体を作る」/松原栄多さん

2017-10-31 | 読んだ本
今読んでいるのはこちらの本である。

「100歳まで一人で暮らせる頭と体を作る」/松原栄多さん

なんでもこのおじいさんの家は代々医者の家系だそうで、「医者が病気になるとは何ごとか」とばかりに「医者だから病気になってはいけない」「死んでもいけない」という家だったそうである。(だから死んでも葬式はしなかった。)

そんな家系の末裔の松原さんは長寿になるべく、老化要素を徹底的に排除することにしたのだとか。歳を意識せず若いつもりでいるうちに、年齢も自覚しなくなったそうで、そのためこの本でも年齢はもう公表しないそうで、巻末にも何年生まれかが書かれていない。(でも後期高齢者と本人語る。)

だとすると恐らく70代後半は行ってると思われるが、仕事量はどっこい、30代、40代、50代の頃を同じように働き、体を動かしているそうである。(遠くの出張も泊まらず日帰りで帰ってくる)そうやっていきいきすることがどうやら老化しない秘訣の一つのようだ。

「年齢は公表しない」だの「(こうすれば)100歳だって生きられる」だの、気合充分な文章が並ぶが、本書はそういう迫力ある頑固先生の「こういうものだ!」という言い切り方で最初から終わりまで綴られ、その迫力は衰えぬままどうやらこのままエンディングまで行きそうな風である。


まだ最後まで読めていないが、ところどころピックアップすると、長寿をめざすには、「立つ・歩く・掴む・話す・噛む」を鍛えるそうである。

立つ・歩くは今更解説しないが、「立つ」というのはただ立っているだけでも全身運動になっているそうである。電車は吊革につかまって立っているだけでもいい全身運動なのだそうだ。
それから握力と長寿は関連があるのではないかとのことで、私は最近ビンのフタが開かなくなったので、ギクリである。

また「話す」。これは話をしないと口元の筋肉がだんだん老化してしまい、口がヘの字になってくるそうだ。話し相手がいないのなら「本を音読」するだけで違うそうである。これを読んで私はカラオケも効果があるのではないかな?と思った。音読がOKなら歌も良いだろう。これからカラオケで若返るとしようではないか。

最後に「噛む」だが、食事はよく噛んで食べることで唾液が充分食べ物に混じって体に入ることが免疫力にもつながるそうである。また食事は1品は硬いものを取り入れた方が良いとある。

私はこれを読んで、今日のお昼の弁当を丁寧に噛んで噛んで食べた。
これだけの弁当を50分近くかけてゆっくり食べた。


それから意外なことは、年老いても「肉は食べるべし」と書いてある。自立度の高い超高齢者は肉が好きな人が多いそうである。(この先生は魚がキライで一切食べないそうだ。)
これを読むと、気持も若く、気合を入れて仕事や趣味をバリバリこなし、食事も(よくは噛んでも)しっかりいろんなものを食べることが長寿の秘訣・・・そういう感じがする。

私は、片足立ちで立ったまま靴下が履けないので(特に左足)、さっそく片足立ちの練習を時間があればすることにした。今日は社長のコーヒーをバリスタで入れている間、片足でカカシのように立ってみた。ボンヤリとコーヒーが入るまで待っているより片足立ちの方が健康にもいいと思い、また明日もそうしてみよう。