斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ高校への新年度出願者数について

2018-04-25 17:53:49 | 議員活動
Q斉藤議員
3問目に行きます。[ニセコ高校への新年度出願者数]について伺います。
去る2月15日の北海道新聞によりますと、ニセコ高校の募集人員40人
に対して出願者数が45人とありました。少子化の中でニセコ高校への
出願者数が募集人員を超えたということは、大変喜ばしいニュースだと
思っております。しかしながら、一方で次のような課題も心配されるの
ではないかと思っております。そこで、以下について教育長に伺います。
まだ3月で入学が決定されていない段階ですので、お答えできる範囲で
結構ですが、これは大変大事なことだと思っておりますので、質問させ
ていただきます。
1問目、出願者数がかつてこれまでにない募集人員を超えたその要因は
どこにあると考えられますか。
2問目、定員数を超えた出願者の取り扱いについてどうされるのか。
3問目、通学圏外からの入学希望者の割合というのはどれだけあるのか。
4問目、町外からの通えない生徒たちの寄宿先、寮には入れない生徒が
ある場合の対応策はどうされるのか。
5問目、今までにない生徒数を抱えて、新入学生の受け入れ態勢は十分か。
6問目、今後継続的に募集人員を確保するための対策について伺いたい
と思います。

A菊長教育長
それでは、ただいまの斉藤議員のご質問に順次お答えをいたします。
1点目の出願者数がふえた理由ということでありますが、教育行政報告
でもたびたび報告をしていますとおり、町外を含めた生徒募集活動を
一層活発化したことが考えられます。学校の魅力をより広くお伝えする
ことができたというふうに受けとめてございます。
2点目の出願者への対応、すなわち入学者選抜につきましては、学校の
入学者募集要項に基づき、3月6日に実施された面接による検査、その他
の資料により学校において適切かつ公正に判断されることになっております。
3点目から5点目の入学者の受け入れ等に関しましては、議員もご承知の
とおり、検査事務が現在進行中ということでありますので、具体的な
お答えができない部分でもあります。学校におきまして教育委員会と
連携しながら、適切に対応、準備を進めていることをご理解いただきたい
というふうに思います。
6点目の生徒募集活動の方針や具体策につきましては、昨年の12月の
議会定例会におきましても斉藤議員から同様の趣旨のご質問がありました
とおり、その際にある程度詳細をお答えしておりますので、これからも
それに従って学校の魅力発信に努めてまいりたいと考えております。
よろしくお願いいたします。

Q斉藤議員
お伺いいたしますが、かつて出願者数が定員数を超えたということは、
近年ではあったのでしょうか。そのときに寮の対策とかいろいろと
どうされたのか、その辺のところを過去を振り返ってお聞かせいただけ
たらと思います。私の記憶では、定員数が下回る出願者数というのが
続いてきたように思うのですが、寮の問題とかいろんなことがあって、
そのために私が知る限りではなかなか町外からの生徒募集に踏み切れ
なかったという経緯があるように聞いておりますが、その辺のところは
いかがでしょうか。
私は40人の定数に対して45が出願した、この割合というのは大体1割強
ですけれども、現在の段階でこういうことを申し上げていいのかどうか
わかりませんけれども、よほどのことのない限りはニセコ高校に応募して
きた生徒は、皆さん一人の落ちこぼれもないように入学していただきたい
というのが私の希望というか、気持ちです。
それから、今進行中なので、答えられないとおっしゃったのですが、
聞くところによりますとニセコ中学からは4名ということですが、
町外からの入学生が非常に多いのではないかなと思います。
それは入学が決まってから宿舎とかいろいろと検討されるのでしょうか。
その辺のところをもう一度お聞きしたいと思っています。

A菊地教育長
定員を超えたことが過去あったかどうかということでありますけれども、
私の記憶では10年ぶりに超えたというふうに記憶してございますが、
はっきりした数字は今手持ちで持っておりませんので、また調べたい
というふうに思っているところです。
なお、寮につきましては、寮の定員を超えたということは過去にはござい
ませんでした。その際も全員寮に入寮したというふうに考えてございます。
それから、あとは議員の思いもありましたけれども、高校につきましては
定員というのがありますので、それにつきまして判断するのはあくまでも
先ほど言いましたように学校における適切な検査事務の中で決めていくこと
でありますので、その辺はご理解をお願いしたいというふうに思います。
なお、町外からの出願者につきましては、出願の段階であらかじめ
入寮希望かどうかという調査をしておりますので、それを踏まえて今準備を
進めているところということもご理解いただければありがたいかなと思います。

Q斉藤議員
教育長は定員がありますのでということなのですが、確かに現段階では
5名ほどが定員オーバーしていますが、きっちり定員ということで切って
しまうのでしょうか、それとも校長がその辺のところは裁量で考えられる
のでしょうか。入学してから退学するとか学校を離れる生徒もいて、減る
傾向があるようなのですけれども、その辺のところも見越して、定員は
あるけれども、それを少しオーバーして受け入れるとか、そういう柔軟な
対応というのはこれまでに、10年ぶりとおっしゃいましたね。10ぶりなので、
過去には何かあったようには聞いておりますが、そういうことは検討されて
いるのかどうか、お答えされなくても結構なのですが、それから町外から
入寮希望かどうかということなのですけれども、全生徒が入寮している
とは限らないわけです。どこかほかのところに下宿しているとか、どこか
そういう宿舎に入っていらっしゃる生徒さんもいらっしゃるわけですね、
これまでに。今…… いや、寮にはいっぱいになったことはないけれども、
生徒さんが寮に入らずに下宿とかどこか宿舎にいらっしゃるという方は
たまたま生徒本人から聞いたのですが、札幌からの生徒さんが倶知安に住んで、
そこから通っているという、そういうケースもあるのかなというふうに
思ったのですが、寮には入らない、また入りたくないという生徒は下宿なり、
またアパートなりを自分で確保して住むということも今まであるのでしょうか。

A菊地教育長

寮に入らずに下宿等をしているというケースにおきまして、過去の生徒には
そういうケースはないというふうに考えて、私のほうでは把握してございます
けれども、現在家庭との連絡の中でそのような生徒がいるということは
事実でございます。
それから、定員オーバーしたことにつきまして、もう一度繰り返しになりますが、
高校での公正な判定会議がございますので、あくまでも判断するのは学校であり、
責任者である校長ということでありますので、ご理解をお願いします。


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