昨年暮れに 調布布田天神骨董市で角面取り鉋を入手した。 その件は既に載せたと思う。 結局この角面取りは 台が駄目だったので 刃を抜き取って 本刃は 小鉋に仕立てた。 その鉋についても既に載せて居る。 この時に 裏金が 残った。 この裏金は その辺りに転がって居て 時々 スクレーパ替わりに使っていた。 裏金は刃物として使える物なのか試した事は無いので 今回 この裏金を使い小鉋に仕立てて見た。 台は古い鉋台を切って使った。 全長150ミリ 幅33ミリ 厚み21ミリ 程度とした。 裏刃の寸法は 幅26ミリ 全長45ミリ 程度有る。 小鉋の台を掘るのは良いとして、脇の溝を刻むのは難しい。 私は幅25ミリ程度有った 細長い鋸を 幅を15ミリ程度に切りこれを使っている。 余り上手く切れないが 他の方法より若干増しだ。 これで小鉋は出来た。 まだ使って無い。 刃は鋼が有るのか無いのか良く判らない。 番号は 以前の角面取り鉋の時に 一緒に使われて居た物なので Aを付けて置いた。 どの程度切れる物かいずれ使って確認するが 研いだ感触は余り期待は持てない。 まあ糸面でも取る時に使えればそれで良い。 小鉋の数も段々増えて来た。 これから反り台や四方反りに改造する事も考えているので 使い道は有るだろう。