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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

三浦半島の散歩

2010-01-05 22:29:45 | Weblog
今日は天気が良く それ程寒く無いようだ。 思い立って三浦半島水仙ロードまで水仙を見に出かけた。 海辺は風が強くて まともに歩けないほどだった。 久し振りに京浜急行で三崎口まで行き、その先バスで移動した。 三崎港で昼飯にマグロのずけどんを食べた。 そこから城ヶ島まで行って、島内を歩いて見た。 まだ正月明けでも有るし、風は強いし 殆ど観光客は居なかった。 それだけ人が少なくてよいが、少し寂しい。 お店も閉まっている所が多い。 写真はうみう展望台から白波の立つ海岸線を撮影した。 ウミウかどうか判らないが 鳥も風に乗って殆ど羽ばたかず飛んでいた。 久し振りに海を見た。 潮風にあたり 少し長めの散歩をすると気分は良くなる。

0156 一枚刃長台際鉋 左勝手 銘 山正

2010-01-05 18:20:41 | Weblog
刃幅68ミリの長台際鉋だ。 台はもう20ミリ程度の薄さで 手でつかみ難い。それにも増して刃は使い込まれて 台にもぐり込んで頭も叩けない程だ。 まあ使い切ったと言う事だろうか。 際鉋らしいが 台を見ると右脇も左脇も面を取って有った。 最初は 私もうっかりして刃の端を斜めに削り落としてしまったが、考えたら 際鉋なので 右端は落としては駄目だった。 これを正規に直すには刃を相当削り落とす必要が有るから そのままにしている。 銘 山正は時々目にするので 結構使われていた鉋なのかも知れない。 台は樫では無く 桜の様に見える。

0141 円印籠面取鉋  銘 奈良丸

2010-01-05 18:07:53 | Weblog
刃幅21ミリ の小鉋だ。 台を見ると古そうに見えるが、それ程使われた形跡は無い。 これも台に西 の焼印がある。 刃の中央右よりに円い凹みがある。台下端を見ると 刃の凹みに合せて 台にも丸溝がある。 恐らくこれに対応する相方の鉋が有ったのだろうと思うが。 見た時には売ってなかった。 多分対で使う物だと思うが。 裏刃も付くが 無くなっていた。 無いかに使われてしまった可能性が高い。 刃の凹みを削り落として 台もならして、平小鉋にして使えば良いとは思ったが、 勿体無いのでそのまま 保存しておいた。 このままでは使えないので 多分今後も保存するだけとなろう。 

0140 瓢箪面鉋 銘 善信

2010-01-05 17:57:19 | Weblog
刃幅14ミリ 小型の瓢箪面鉋で多分 高幡不動の骨董市で手に入れた物と思う。刃は非常に薄い。 裏刃も付くが 無くなっていた。 台は枯れて刃は緩くがたつきが有る。 台の脇に自作の棒切れを台に打ち付けたガイドが付いている。 台の樫の木では無い様だし、職人が自作した物かも知れない。台には 西 と焼印が押して有る。 西さんが使っていた物だろうか。 勝手から一度も使う事も無く保管してあった。 多分今後も使わないと思う。