さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

2006年10月23日 13時13分08秒 | ほろ酔い日記
雨の寄席は何故か雰囲気が良い。
楽屋も客席もシットリしている。
浮つかず落ち着いて噺が出来るのだ。

「お足元の悪い中ようこそ御出で下さいました」
このフレーズ大好きです。
お愛想で言ってるんじゃない。
心底、有りがたくてこの言葉です。
意外と真面目ですぜ噺家は。
って、本当か?

正月の華やかな気分も素敵ですがね。


ばってん荒川さん死去。69歳。
若かったんだなぁ。
むかし、30年以上も前。
「お米寄席」の席亭でありました。
荒川さんにはお世話になった。
飲みに行ったり、色っぽい場所にご一緒したり。
オシャレでキップがよくて明るくて。
座長、看板ってのはこう来なくちゃイケナイの
見本みたいな生き方。

あのころ三十そこそこだったんだ。
それにしちゃ貫禄、存在感がすごかった。
走り続けた一生。
言っても詮無いことだけど若すぎます。合掌。

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