さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

ナンシー関。

2009年07月10日 10時50分42秒 | ほろ酔い日記
ナンシー関というと、
ゼンジー北京とつい頭に浮かぶ・
それを私は抑える事が出来ない。
だから、なんだけど。

彼女の肝は、捨て台詞にある。
最後にポーンと言ってちょいと突き放す。
歯切れのよさ、サゲが決まる、客は溜飲を。
そのあたりの加減が滅茶苦茶上手い、
って、なに言ってるんだ今更だけど。

「ちゃんとして、やれよと」
「普通におめでたい、でいいのに」
「私は手を引くことにする。別に何もしてないっすけどね」
「やめろ、死んじゃうぞ」
これじゃ、何の事やらですが、
ぐぅ~と引っ張ってきてストンと落とす。
悔しいかな、これで勉強をしているのです、
って、遅すぎないか俺。