唐突に電話が鳴った。そりゃ、そうだわな。
息せき切った声で、いきなり
「すいません、すいません」
「なにハナから謝ってんだよ」
「えっ、はっ、実は今度本を出す事になって」
「うん、そりゃ良かった、で、なに」
「実は、その、左談次師匠の事を色々書かせていただいて、
悪気じゃないんで、その、編集者には、そう言ったんですが、
あの、その、事後承諾で、すみません、あの、いや、本当に・・・」
「はい、そんなに謝ってどうする、気にするな」
「あ、有難うございます、すいません、すいません」
「は~い、わかった、じゃあな」
で、会話終了。
しかし、俺は何が分かったのだろう。
本のタイトルも聞いてない。
ましてや内容も・・・。
決して褒めちゃいねえな、
ってのは如何に薄ボンヤリの俺でも分かる。
彼なりにヤバイと思うからこその電話。
何だか、オラ、わくわくして来たぞ。
楽しみで仕方が無い、読書日記のネタが一本増えた。
会でキウイと出番が近かったら、思いっきり読んでやろう。
息せき切った声で、いきなり
「すいません、すいません」
「なにハナから謝ってんだよ」
「えっ、はっ、実は今度本を出す事になって」
「うん、そりゃ良かった、で、なに」
「実は、その、左談次師匠の事を色々書かせていただいて、
悪気じゃないんで、その、編集者には、そう言ったんですが、
あの、その、事後承諾で、すみません、あの、いや、本当に・・・」
「はい、そんなに謝ってどうする、気にするな」
「あ、有難うございます、すいません、すいません」
「は~い、わかった、じゃあな」
で、会話終了。
しかし、俺は何が分かったのだろう。
本のタイトルも聞いてない。
ましてや内容も・・・。
決して褒めちゃいねえな、
ってのは如何に薄ボンヤリの俺でも分かる。
彼なりにヤバイと思うからこその電話。
何だか、オラ、わくわくして来たぞ。
楽しみで仕方が無い、読書日記のネタが一本増えた。
会でキウイと出番が近かったら、思いっきり読んでやろう。