さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

仕掛人梅安シリーズ  池波正太郎

2009年01月12日 11時51分52秒 | おすすめの本
風邪薬で頭がボンヤリしている。
身体中がだるい。
うつらうつらしている。

目が覚めると、何か読みたい。
ノー天気なものは体力が持たない。
陰気な私小説は尚更滅入る。

ぴったりなのが、池波先生なのである。
大袈裟に言えば暗記出来そうな位読み込んでいる。
(なのに、噺に活かせないのがヘタレな俺の頭であるが)
間の良さに読んでいても疲れないのだ。
小説の空気に浸っているだけで風邪の煩わしさを忘れる。
ありがたいシリーズではあります。