さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

天真爛漫。

2007年10月09日 11時25分39秒 | ほろ酔い日記
プレーオフ、もちろん大リーグです。
野球の質、レベル、戦法等は素人の私には
わかりませんが、決定的に違うのは客の楽しみ方。

兎に角、無邪気だ。
しかも一球、一球をよく見ている。
際どいボールには歓声と落胆、ブーイング。
一瞬息を呑む、ミットに収まる音まで聞える。
その集中力、一試合で何百球も投げるが
ピッチャーの手から離れる白い球を追いかける。

アメフト、バスケ等の楽しみ方と同じ。
心底真正面から向かい合う。
ハスッカケのポジションには決して立たない。
まるで子供になって喜ぶ。
飛び上がって大歓声、頭かかえて悔しがる。
楽しみを吸い尽くす。

このあたりの呼吸は真似をしたいもんだ。
マミエに皺寄せて相手選手を罵倒する。
こんな事はやめようじゃないか。
もっと明るいブーイング。
お手本を大リーグで見つけた気がした。