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さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

駄句駄句・皐月。

2012年05月19日 06時53分42秒 | 5.7.5
例によって定例会。
お題は
「天変地異一切」暴風・大雨・稲妻・霰・雹などなど。
「五月・皐月」

◎ 年内に無理とわかるの五月ごろ

   ぎゃ~、早っ、潔いのか諦め早いのか


◎ 暴雨風雨意味なく燥ぐアジアの子

   目に浮かぶんですわこの光景


◎ 雹あたり物干し竿のドレミファソ

   どこか可愛い、ミュージカルっぽいわ


◎ 大阪じゃヒョウのおばんが歩いてる

   また、御戯れを・・・ははは。


で、オラの句を。

◎ 暴風に仁王立ちする気も少し
◎ 何もなく口半開きもう五月

相変わらずの駄句ではありました。

駄句駄句例会。

2012年03月17日 10時45分59秒 | 5.7.5
於・神楽坂「志満金」
例のごとく、わいわい、
大笑いしながら辛辣な、
あまり人様には聴かせられない?
言葉が乱れ飛ぶ。
実に楽しい時を過ごす。

少し匿名でご紹介。
お題は「山笑う」「春雨」

◎ 山笑ううそが嫌いで故郷(くに)を出る
    う、うまい。まいった。

◎ 春雨やレコード45回転
    意表を・・・。

◎ 山笑うそんな気がしたお侍
    ぎゃ、お侍と来たか。

◎ 廃業の店に謝辞あり牛二頭
    わー、ニュース、シュール。

◎ 春の雨どこが初めで終わりやら
    呑気で好きだわ。

で、オラの、
◎ まばたきをする街灯や山笑う
    ・・・・ツマンネ。

談志句。

2012年01月13日 23時14分40秒 | 5.7.5
駄句駄句会、
新年会もあわせて、
であります。

お題は「試験」「談志一切」

で、今日のご紹介は家元の句を。

◎ 寒そうに肩をすぼめて談志の出

   メクリを見た客の歓声

◎ 心地よき初春を待つ革財布

   芝浜は今おだやかに

◎ 冬枯れの街は節電談志逝く

   あはは、節電か

◎ 初空にふと浮かんでる談志雲

   そんな雲・・・ありそうだ


それぞれの想い、
改めてその存在の大きさを、でありました。

九月・駄句駄句例会

2011年10月03日 10時58分57秒 | 5.7.5
お題は
[花野][夜なべ]
う~ん、難しいのだ。
想像すら、なのだ。
皆さん相当苦しんで酒量が、
てな会でありました。
では、いつも通り俳号は伏せてご紹介。

◎ 夜なべして作った手袋右二つ

    ・・・・かわいい・・・か。

◎ 子の寝息夜なべの凝りを緩めけり

    いとおしい・・・か。

◎ 忘れ物植木の?谷のハナのです

    あほらしい・・・のだ。

◎ 新興地ラブホテル建ち花野消え

    たちまくっていた・・・?

で、オイラの句。

◎ 見え隠れ花野さまようはぐれ犬

    病んでいる・・・・か。


以上報告終わり、であります。

だくだく会・八月。

2011年08月27日 10時30分03秒 | 5.7.5
いやはや、凄い雷雨でしたわ。
ずぶぬれになりながら神楽坂へ。
寄席だったら逡巡する所だが
遊びだと猪突猛進、なのだ。

お題は、
「新蕎麦」「月」

今回は「天」を六つも集めた句があった。

◎ 路地を出てまた路地に入る月明かり

   選者の心をぐっと掴みましたわ。

◎ 七色のネイルで新蕎麦たぐる嫁

   ま、そうだわ、いるわ。

◎ 新蕎麦の切り口そろって真っ四角

   よ、江戸っ子だね、キリッとしてるね。

◎ この男にこんな一面月めでる

   深いのか・・・。おんなの心は・・・。

◎ 月の夜遠回りして帰ろうか

   ♪月がとっても青いから~、って古いわ。


で、オラの句も

◎ 秋の月全裸で下着を盗む人

   どーです、バカでしょ俺。

◎ 新蕎麦をもっともらしく食べる通

   いや、お恥ずかしい。


てなてなもんで、また来月。
   

六月例会・駄句駄句。

2011年06月25日 11時16分06秒 | 5.7.5
今回のお題、
「虹」「扇」

ではでは、同人の句をご紹介、
例によって、名前はご勘弁。

◎ 虹、虹と呼びかけられて虹を見る

 ぎゃ、あるあるある、ってヤツ。
 上手いじゃあ~りませんか。

◎ 虹を背に片手のばして来たる孫

 可愛いんですよね、孫、虹などなくても。

◎ 三棒は泥棒つん棒レインボー

 ひゃ~、くっだらねえ、だから好き。
 ま、噺を知らない人にはチンプンカンプン。

◎ ひとときの喧騒さめて虹消ゆる

 ある意味、物悲しいてな・・・。


ではオラの句を。

◎ 恋文を渡す駅舎や山に虹

  どうだ!こっ恥ずかしいだろ。

◎ やわらかに手首しなうや京扇

  色っぽい?トウセンキョウか、どちらでもよろし。


ではでは、またの機会に・・・。 

定例、駄句駄句。

2011年04月22日 20時47分09秒 | 5.7.5
今月のお題は、
【竹の子・筍】
【柳】

◎ 土塊に青い陽射しと筍と

◎ 被災地に銀の芽を吹く猫柳

◎ 筍を掘る名人の細い腰

も~、出来が良すぎ、
って、自画自賛ですかしら。

で、オラの句。

◎ 吉原の柳一人でぽつねんと

◎ 頭出す竹の子の空風強し


・・・・ま、今日はこの辺で勘弁してやろう。

一茶。

2011年04月08日 17時52分49秒 | 5.7.5
王子の紀州神社の通り、
桜と柳のコントラストが見事でありました。
緑が目に沁みましたわ。
桜もいいけど柳もね、
であります。

で、一茶の句、って、どんな連想だ。

◎ 雪とけて 村いっぱいの 子どもかな
 
  笑い声、躍動感、素直になりたいものですわい。

◎ 振り向けば はや美女過ぎる 柳かな

  なんだか、にやりとしてしまいます。

◎ 悠然として 山を見る 蛙かな

  おお、この視点だわね。


さ、日曜日は谷中で花見じゃ。


桜の季節です。

2011年03月30日 22時00分13秒 | 5.7.5
ネットで桜の句。
忘れないように、
メモ帳であります。

◎ 行く人に とどまる人に 花吹雪  富安風生

◎ はればれと わたしをころす 桜かな  四ツ谷龍

◎ 川に沿う 花の一里を 上りけり  小島麦人

◎ 桜花 何が不足で 散りいそぐ  小林一茶

本当にいいなぁ、
でもね、
◎ 散る桜 残る桜も 散る桜  良寛 

  辛いなこの句、何だか涙が出てきちゃう。

駄句駄句。

2011年02月05日 11時28分49秒 | 5.7.5
今月のお題は
「立春」
「ぶらんこ」ふらここ、とも言うのだ、ちっとも知らなかった。
いつも通り、皆さんの句を。

◎ 立ちこぎのブランコ空を突き抜ける
   突き抜けたいオラも。

◎ 立つ春に座して笑って飯を待ち
   鷹揚だな、ほんわいして・・・るか?

◎ 春立ちて開店扉の内と外
   なんだか上手そうな・・。

◎ ブランコや膝に乗せたる子の匂い
   バレと取った俺って。

◎ 立つ春に星借りません勝つまでは
   ぎゃー、時事句だ、駄洒落句だ・。

で、私のは
◎ ぶらんこの鎖外れている分校
◎ 丁寧に歯磨きをして春立ちぬ
   って、意味不明だろ、こりゃ。

クリスマス。

2010年12月24日 15時58分41秒 | 5.7.5
ネットで検索、
クリスマス俳句。
オラの感性だけで・・・ご紹介。

◎ リムジンの胴間延びしてクリスマス 篠田純子

◎ クリスマス丘をへだてた村で鐘 塩路吉丁

◎ へろへろとワンタンすするクリスマス 秋本不死男

◎ クリスマス街に小さな靴屋なし 竹内弘子

◎ クリスマス身籠っているウェイトレス 山田六甲

◎ 聖夜来るペンキやペンキだらけなり 中島某

◎ 罪はみなイエスにお預けクリスマス 蔵本博美


皆さん、上手いなぁ、視点がよいなぁ、
来年は、駄句駄句、頑張っ・・・・らないんだよな、きっと。 

駄句駄句会 十月例会

2010年10月29日 23時18分43秒 | 5.7.5
三ヶ月振りの句会。
集合した途端、
みなさん良くこの猛暑を乗り切りまして
おめでとう御座います。
って、ジジイの集まりか・・集まりだけど。

【木枯らし】【きのこ】

例によって作者名はご勘弁を。

◎ ぬけぬけと 木枯らしの中 ホームラン

  うん、微妙に上手いか?

◎ マイタケの 味を打ち消す 巨泉かな

  テレビ好きならたまりません

◎ 知らぬ間に 年よりだけの きのこ鍋

  身につまされますわ、実感であります

◎ 整体師 まるでしめじを ほぐすよに

  筋肉がやわらかくなって行くのでありまする


オラの句

◎ きのこ鍋 ばばのおたまも 誇らしげ

  なにコレ 己で己がわかりませんわ

◎ 木枯らしや チンと鳴りたる トースター

  完全にスランプ・・・・実力か・・・悲しい。


和気藹々の句会でありました。
 

さるすべり。

2010年07月30日 15時06分23秒 | 5.7.5
百日紅の花を見た。

で、メモですわ。
花の美しさを忘れぬうちに・・・。


◎ 百日紅 ごくごく水を 呑むばかり   石田波郷

◎ 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅  加賀千代女

◎ 坂道を 下れば白い 百日紅      黒田さつき

◎ 雨乞の しるしも見えず 百日紅    正岡子規

◎ 炎天の 地上花あり 百日紅      高浜虚子


いや~、上手いなぁ~、
って、愚者の感想。