良いお店、そうでないお店の判断基準は
人それぞれだと言うことは言うまでもないが、
料理の味という誰もが最優先しそうなこと以外では
トラブル時の対応やクレームの対応が
非の打ち所のないお店も挙げられるのだろう。
今日はそんなお店のひとつ。
インド料理屋さんのcali cariだ。
場所は先日ご紹介したさとうステーキの程近く。
京橋郵便局の裏手あたりにその店はある。
いったいどんなトラブルがあったかと言うと
私は以前このお店で店員さんに
カレーをぶっかけられてしまったのだ。
ぶっかけられるという表現は少々大げさなのだが
事件の真相は食器を下げる際のカレーまみれのスプーンを
ワイシャツに落とされてしまったというもの。
入口を入ると地下へ続く妖しい階段が・・・
その際のオーナーの対応が気持ち良く
私好みな食べ放題も手伝って
ちょくちょく伺わせていただいている。
特に感心したのが、
ものの2分でオーナーが謝りにくる
お店の行き届いた教育。
たま~にインド人の女性店員が
日本人女性スタッフを怒って
叩いたりしているのは感心しないが
やらかしてしまったらすぐに報告する。
これが簡単なことのようで
なかなか徹底できるお店は少ない。
このお店は地下1階がビュッフェ形式の食べ放題。
地下2階が普通にオーダーする仕組み。
地下1階、2階は6mの吹き抜けで
古城を思わせる豪勢なシャンデリアが
独特の存在感を放っている。
頭の中身はいつまでも子供な殿方などは
映画さながらにシャンデリアに
飛び乗りたくなるのではないだろうか?
もちろん言いだしっぺもその一人なのだが・・・
薄暗~い店内をランプがさらに妖艶にしている。
トラブルの続きなのだが、
さすがにカレーをワイシャツにこぼしてしまうと
サラリーマン的には業務もおぼつかないのだが、
飯代タダ+クリーニング代だと
封筒に入った千円札と名刺を渡され
「クリーニングで落ちなければ
弁償しますので遠慮なく言ってください。」ときた。
普通に考えてたとえ1万円を支払ったとしても
リピートしてもらったりお店の評判を落とさないことの方が
よっぽど後々のお店のためには良いのだが、
瞬時に計算づくでこういった対応はなかなかできない。
純粋に客のことを考えているオーナーが
素で謝った対応が男前だっただけなのだ。
食事の方は当然のように
喰い倒れ式のビュッフェを選択した。
こちらのお店のビュッフェは
3種類のカレーとナン、サフランライス、
サラダ、ラッシーが食べ放題というもの。
お米と野菜はオーナーのお父上が
筑後平野で作られているとのこと。
最初にサフランライスで壁を作り
キーマカレーと卵と野菜のカレーをいただいた。
キーマカレーは固定メニューではないだろうか?
今まで私が伺った際には必ず、
3種のうちの1つにあげられていた。
旨い。
辛さは控え目ながら香辛料はたっぷりと使われている。
ナンは焼きたてを狙って取りに行くのが良い。
おいおい甚平。
お前取りすぎだろうそのナンの量は・・・
と聞こえてきそうだが、
黙らっしゃい!ではなく、
これを3人で摘ませていただいたのだ。悪しからず。
ナンでカレーを食べたあとに
3種のうちのもう1種類(忘れました)で
お腹を整えさせていただいた。
お味の方はまずまずのカレーを
気持ちよく食べさせてくれるお店。
皆さんもお試しあれ。
ご馳走様でした。
cali cari
〒104-0045
中央区築地4-3-11アクアビルB1
℡03-3545-4877
11:30~15:30(L.O.15:00)
18:00~23:00(L.O.22:00)
日曜定休
カレー食べ放題 ¥1,200
(土・祝は¥1,500)
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★★
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