銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地 BEVIAMOにて「小柱とキャベツのパスタ」をいただきます

2007-04-11 15:20:35 | 銀座・築地 イタリアン

随分とご無沙汰になってしまった
パスタが無性に食べたくなり、
ここ最近肩透かしを喰らっていた
ジャポネにリベンジに行こうかどうか迷った。

決断した結果は新規開拓。

連続肩透かしに胃袋が
耐えられそうになかったので
確実に入れそうな新規店を
探すことにしたのだ。



辿りついたのが築地の1丁目。

表通りから1本入った路地に
今までは気付かなかった
イタリア料理屋を見つけた。

BEVIAMO。

お昼はパスタとリゾットを
¥1,000程度で出してくれるお店だ。



おそらくは日替わりのパスタの中から
小柱とキャベツのクリームパスタ¥945なるものを
大盛り¥210増しで注文させていただいた。

テーブルについて感心したのは
お店の雰囲気の良さ。

タイル張りの床に木製のテーブルセット、
テーブルクロスが不織布ながら落ち着いたワインレッドで
好感を持つことができた。

イタリアのトラットリアの多くが
お客ごとにクリーニング済みの
布製テーブルクロスに交換をするのだが、
クリーニング費用もばかにならない日本のお店において、
食事を目の当たりにするテーブルクロスの
良し悪しはとても重要だな要素なのだ。

今まで安っぽいビニール製のテーブルクロスで
料理を台無しにしているお店をたくさん目にしてきたが
こちらのお店はそのへんのツボをしっかりと押さえていた。



サニーレタスのサラダはとても美味しい。

自宅のサラダをしばらくはサニーレタスに
代えようかと思うほど久しぶりに美味しい
サニーレタスを食べた。

パスタの茹で時間程で今日の獲物がやってきた。

イタリア語で沢山や大盛りを意味する言葉は「タント」。
日本語の「たんとお食べ。」という言葉との関連性が
あるのかないのかは解らないのだが、
出てきた瞬間頭に浮かんだ単語がタント!タント!という
心の叫びだった。



スープを一舐めしてみると・・・

うん。まずまずだ。

とろみの少ないクリームソースは
あまりビチャビチャとしないような分量で
パスタに絡めるのに丁度良い量だった。

ソースの塩気は好みの分かれ目。

私はやや薄く感じたので
パルメザンチーズで味を足させていただいた。



多くもなく、少なくもない分量の小柱が
コロコロと盛り付けられていた。

ソースもややあっさりとしたクリームソースなので
もう1品具材は欲しいところだ。



ソースを絡めてパスタをぱくり・・・

茹で加減はぎりぎりセーフ。

アルデンテではないのだが
かろうじて伸びる一歩手前で上げられたようだ。



全体的にはお店の雰囲気も良く
お料理も悪くないお店だと思う。

夜のメニューも高くないので
一度、夜の部にもお邪魔してみたいと思う。



食後にはコーヒーまたは紅茶が付いてくる。

余談だが私の中で一番好きなイタリア後は
どうぞを意味するヴレーゴ。
どういたしましてな際にも使う言葉なのだが
料理を出される際にヴレーゴと言われると
料理の暖かさが増すように感じてしまうのだ。

このお店ではイタリア語は飛び交わないが
チャオグラッツェで全てを乗り切ってしまう
私とは表裏一体の言葉だろう。

ご馳走様でした。

BEVIAMO(べヴィアーモ)
中央区築地1-3-6 
℡03-3541-2944
11:00~14:00
17:30~22:00
日曜定休

小柱とキャベツのパスタ ¥1,155
(大盛り¥210を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆

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