銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地場外 虎杖裏店にて「海鮮ひつまぶし」をいただきます

2008-06-18 13:27:44 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

私のような腹のふくらみ具合を
ネタとしているような日記書きにとって
1番辛い瞬間は旨いもんの写真が
何らかの理由で取れない瞬間だ。

最近は週に2日ほど
銀座や築地界隈に行く機会に恵まれている。

12時~13時のかき入れ時を上手く外せたこの日は、
築地界隈で数店舗、今年は軽井沢にも出店した虎杖の
訪れたことの無いお店に行ってみようと
裏店とよばれる築地場外のアンダーグラウンドに
足を踏み入れたのだ。



この裏店。

観光で初めて来られた方ならば
ちょっとやそっとでは見つけることが難しいだろう。

何せ、写真のように路地から見える景色は
魚屋さんに虎杖裏店の文字のみが見える始末。

普通の人が虎に杖と書いていたどりと
読むことさえも難しい中で、
まさか魚屋の奥に飯屋があるとは思うまい。

好奇心旺盛な一部の輩と
事前に知識を仕入れた輩を相手に商売をして
繁盛しているのだからこれは大したものだと思うのだ。



店に入りメニューに目を通すと・・・

海鮮ひつまぶし 1,900円
濃厚うに丼 2,500円
うに丼ハーフ 900円
まぐろ鉄火丼 900円
まぐろ漬け丼 900円
本まぐろ大とろ炙り丼 2,500円などなど

松と梅が用意されていた。

私は前々からテレビで見たことのあった
海鮮ひつまぶしが気にはなっていたのだが、
値段の面とここの海鮮ひつまぶしを食べてしまうと
必然的に双璧の「魚河岸千両」のひつまぶしを
食べなければならない使命感に駆られるだろうと
どうにも躊躇をしてきたのだ。



でも・・・

頼んじゃったのだ。

こちらが虎杖の海鮮ひつまぶしだ。

お店の方が運んでくる際に

最初は山葵醤油をつくり海鮮丼として半分程食し、
その際にできるだけウニには手を付けず、
二膳目にウニをしっかりと混ぜてバラちらしで、
最後に出汁を用意するので海鮮茶漬けとして
食すように諭してくれる。



私はというと・・・まずはそのままパクリと。

旨い。

このネタならばさすがは場外と言っても申し分ない
それぞれのネタの冷気もしっかりと消えた
食べ頃な状態で提供してくれていた。

ここでちょっと処ではないアクシデントが・・・

NO BATTERY・・・

ぐ、ぐうぉ~っ!

海鮮ちらしの雄姿や
ウニをねっとりと混ぜ込んだ
バラちらしの煌びやかな様相、
饂飩屋の出汁に海鮮が染み出る
お茶漬けの様相はどうしてくれるんじゃ~っ!



何度も何度も電池を手の平で暖めたりして
最後に唯一撮れたのが最後の最後の出汁茶漬け。

蕎麦屋の天麩羅などと
よく使われる言葉を用いると
饂飩屋の海鮮茶漬け。

不味い訳がない。

ひつまぶし自体の作り方が
この最後の茶漬けの出汁から逆算されているのが
大きなポイントなのだろう。

消化不良の日記になってしまったので
隣人の手を今日は借りたいと思う。

つきじろうさんが見た虎杖の海鮮ひつまぶし
習志野習志さんが見た虎杖の海鮮ひつまぶし

ちなみにこのお店。

ランチタイムは食事のお供に
ヅケ丼のハーフサイズを¥250で
提供してくれるのだがこれがなかなか侮れない。

このハーフサイズ8杯とこのひつまぶし。

どっちを食べる?と聞かれれば、
迷わずヅケ丼ハーフを8杯と
叫びたくなるような秀逸さだったのだ。

卵の黄身がマグロにとろける様子を
お伝えしたかった・・・

ご馳走様でした。

虎杖 裏店
TEL 03-5565-4001
中央区築地4-9-6ダイヤモンドレジデンス築地1階
月~金 11:00~14:30 17:00~23:30
土 11:00~15:00 17:00~23:30
日・祝 11:00~15:00 17:00~22:00

海鮮ひつまぶし ¥1,900
ヅケ丼ハーフ ¥250

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう