エジプト星図Ⅱ

　エジプト星図のアクセスが多かったので、元の星図を読んで、エジプトの建国を考えて見ましょう。

　水瓶座が上昇宮で、太陽は双子座、ルーラーの天王星は、5室で蟹座。

　国民の性格は、知的で保守的。生産を望んでいます。

　2室のカスプは魚座でルーラーの海王星は8室で天秤座。

　国家財政は、観光の遺跡ですが、牡羊座を完全に飲み込んでます。

　財政の要は軍事が隠れています。

　3室は牡牛座で交通はよく、金星があって、アフリカ全土の交通の要所になる可能性が高いです。

　4室は木星が有って、国土が要所にあり、交易によいと考えます。

　5室に太陽・火星・天王星があり、生産・建設・軍事・農業開発などに向かいやすいと考えます。

　教育面でも、水準以上と考えます。

　6室の雇用・サービスは水星が有りますから、情報が良く入ったり、マスコミが凄かったりしそうです。
　でも、蟹座にあるために、考えが保守的・家庭的です。

　7室は冥王星と月があります。

　これは時代の問題でも有るのですが、付き合う国や、世界が変化している難しさが出ています。

　8室は、遺跡とか文化遺産ですが、土星と海王星が有って、素晴らしい財産では有っても生かすのがむずかしいと考えます。

　水星と90゜の角度に有ります。

　9室は外国ですが、宗教でもあります。

　カスプが、蠍座で星が有りませんから、ルーラーの冥王星が鍵です。

　王家の宗教が無いなら、イスラムの宗教でしょう。

　すると、宗派の問題で問題が起きます。

　10室はカスプが射手座で星が有りませんので4室の木星が鍵です。

　木星はインターセプト、対中で力が弱くなっています。

　政治的指導者の弱体の傾向が有ります。

　続く11室の議会ですが星はなく、5室に多くの星が有ります。

　これもルーラーが木星なので、真の民主化は難しいですね。

　問題は12室。星は無くルーラーの土星は天秤で8室、海王星とほぼ合。

　昔からの遺跡や歴史が重荷になって元気な力、改革も思い切っては出来ないという形になって、生産より、流通、観光に流れている恨みが有ります。